1. 生クリームの種類で使い分け!お菓子におすすめなのはどれ?

生クリームの種類で使い分け!お菓子におすすめなのはどれ?

作成日: 2020/02/26

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お菓子作りに大活躍の生クリーム!いざ生クリームを買おうと思ってスーパーに行ってもいくつか種類があって迷ったことありませんか?お菓子のデコレーションに使うときにはホイップされたすぐ絞り出せるタイプのものでもいいですが、料理に使うときはどれが向いているのでしょう。今回はそんな生クリームの種類についてまとめています。

目次

  1. 1.生クリームとは?
  2. 2.動物性は生クリーム!%て何のこと?
  3. 3.植物性のホイップは材料が違う!
  4. 4.生クリームのおすすめの使い分け!
  5. 5.クリームの見分け方は?
  6. 6.他にもこんなクリームがあります
  7. 料理やお菓子で生クリームを使い分け!

1.生クリームとは?

生クリームにもしっかりと基準が定められています。牛乳や乳製品の成分規格等を定めた「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」において、「クリーム」とは、生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したものをいうとされており、乳脂肪分は18%以上のものとされています。しかし原材料が牛乳以外の生クリームもスーパー等には置かれていますね。これは植物性のもので乳脂肪由来の生クリームとは異なります。そのため、牛乳でできた生クリームを「純生クリーム」と表示していることもあります。

2.動物性は生クリーム!%て何のこと?

上記で説明の通り生クリームとは生乳や牛乳等から作られたものなのです。乳本来の風味やコクが楽しめ、くちどけの良さも特徴です。そんな生クリームの容器に「◯%」と記載されているのをご存知でしょうか?この%は生クリームの乳脂肪分を表しています。どんな風味の料理やお菓子に仕上げたいかで使い分けるのもおすすめです。

生クリームを泡立てるときは乳脂肪分の多いものが泡立ちやすいのですが、分離もしやすく、泡立てすぎるとぼそぼそとした生クリームになってしまいます。また、生クリームを泡立てると黄色っぽくなってくるのは、脂肪球膜が壊れて乳脂肪本来の黄色みがかった色が出てくるためです。

また使う前に振る等、激しく動かすと乳化状態が壊れて油が浮く原因になるので気をつけましょう。

3.植物性のホイップは材料が違う!

英語で泡立てることをホイップというので泡立てたクリームのことをホイップクリームと思っている方もいるかもしれませんが、ホイップクリームとは植物性のクリームのことでもあります。「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」では、生乳や牛乳等乳製品から作られたものを生クリームというので、植物性のものはホイップといいます。乳製品の代わりに豆乳等大豆成分からできたホイップもあり、さっぱりとして滑らかな舌触りで、乳アレルギーの方も安心して使うことができます。動物性の生クリームと違い、植物性のホイップは賞味期限が長く、安価なものが多いのも特徴です。

植物性ホイップは乳脂肪の代わりに植物性油脂を用いて作られており、パーム油、ヤシ油、なたね油、大豆油等が使用されます。しかし乳脂肪とは口当たりが変わってくるため、水素添加、エステル交換等の加工によって乳脂肪のクリームに近づけ、そこから乳化剤や風味付けに香料等を添加しています。

日本で生クリームはお菓子作りに使われることが多いので、植物性のホイップは名前の通りお菓子作りに使うことを想定して作られています。そのため、生クリームは泡立て過ぎるとぼそぼそになってきますが、植物性のホイップは泡立て過ぎてもなかなか分離しないようになっています。お菓子作り初心者の方でもぼそぼその生クリームになりにくいので、泡立てやすいですね。これは乳化剤を数種類組み合わせて分離しにくいクリームを作っているためです。泡立ててホイップとして使うお菓子作りにはむいていますが、熱が加わると分離しやすいという側面もあるので、クリームパスタなどに使用するのはおすすめできません。

4.生クリームのおすすめの使い分け!

生クリームは乳脂肪分の量によって使い分けるのがおすすめです。

・18%~30%はコーヒーなど飲み物に
脂肪分が少なく熱に強いのでコーヒーや紅茶など温かい飲み物の合わせるのがおすすめです。

・35%~50%はお菓子や料理に
【泡立てて使うとき】
お菓子作りで絞ったり塗るために使いたいときは、乳脂肪分35%以上50%以下の生クリームがおすすめです。

【泡立てずに使うとき】
さっぱりとしたお菓子に仕上げたいときは、40%未満の乳脂肪分の低いもの。
濃厚な味わいのお菓子を作りたいときは、40%以上の乳脂肪分が多いものがおすすめです。
チョコレートムースのような生クリームとチョコレートのそれぞれの味わいや風味を活かしたいときは、乳脂肪分の多い%のものを使うと生クリームの風味も楽しみやすくなります。合わせる素材によって生クリームを使い分けるのもいいですね。

お菓子以外にもクリーム煮やクリームソース等の料理に使うと、まろやかさやコクが増すのでおすすめです。その場合は加熱しても分離せず使いやすい動物性の生クリームを使うといいですよ。

動物性の生クリームの使い分けを見てきましたが、生クリームの泡立て方に失敗したくないときは植物性のホイップを使うといいですね。それ以外にも風味やコクは変わりますが、植物性のホイップを使ってお菓子や料理を作ることもできます。

5.クリームの見分け方は?

動物性の生クリームと、植物性のホイップについて見てきましたが、これらの見分けをするためにはパッケージの裏にある食品表示を見ると確認することができます。

表示の【種類別】のところに「クリーム(乳成分を含む)」と書かれていれば、生乳や牛乳以外の原材料は使用していない生クリームということになります。【名称】のところに「乳等を主要原料とする食品」と表示されているときは食品添加物や植物性脂肪等牛乳以外の原料が使用されている植物性のホイップということです。

6.他にもこんなクリームがあります

動物性の生クリームと植物性のホイップについて詳しく説明しましたが、他にも動物性の乳脂肪と植物性脂肪の両方が入った「コンパウンドクリーム」もあります。これもホイップやフレッシュとされています。他にも料理やお菓子を作るときに使える、クリームを乳酸菌によって乳酸発酵させた「発酵クリーム」もあります。酸味と風味のあるサワークリームがこの発酵クリームにあたります。

料理やお菓子で生クリームを使い分け!

全て同じ生クリームだと思っていたのに、実はホイップだったと思った方もいるのではないでしょうか?今度生クリームを使う際には、いつも使っていたものは生クリームなのかホイップなのか確認してみるといいですね。

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