DELISH KITCHEN

日本三大うどんとは?特徴やおすすめレシピをご紹介

作成日: 2021/10/12

つるりと食べられるうどんは、昼食などで食べることも多い麺類のひとつです。
日本各地でいろいろなうどんが作られ、その特徴もさまざまです。そんなうどんには「日本三大うどん」と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。

この記事では、日本三大うどんとされているうどんの種類から、それぞれの違いや特徴、おすすめのうどんレシピをご紹介します。

目次

  1. 日本三大うどんとは
  2. 日本五大うどんの特徴
    1. 讃岐うどん
    2. 稲庭うどん
    3. 水沢うどん
    4. 五島うどん
    5. 氷見うどん
  3. DELISH KITCHENのうどんレシピ
    1. 【温かいうどん】
    2. かけうどん
    3. 肉汁うどん
    4. 釜玉ツナうどん
    5. しょうが肉味噌うどん
    6. 【冷たいうどん】
    7. 冷やしぶっ掛けうどん
    8. 冷やしたぬきうどん
  4. DELISH KITCHENの稲庭うどんレシピ
    1. カレー稲庭うどん
    2. 牛とろろうどん
    3. 梅の冷製稲庭うどん
    4. トマトだれの稲庭うどん
    5. 【アレンジうどん】
    6. ピリ辛海鮮焼きうどん
    7. アジアンあったか麺
    8. あさりのカルグクス
  5. 日本三大うどんはそれぞれ特徴やおいしさが違う!

日本三大うどんとは

日本全国にさまざまな種類があるうどんですが、その中でも「日本三大うどん」とされるものがあります。
うどん県と呼ばれることのある香川県の「讃岐うどん」、手延べ製法で作られる秋田県の「稲庭うどん」は、それぞれ日本三大うどんのひとつにも数えられているうどんです。

ただ、日本三大うどんの残りひとつは、どのうどんを指すのかはっきりとしておらず、群馬県の「水沢うどん」、長崎県の「五島うどん」が有力とされています。
また、富山県の「氷見うどん」を加えて、「日本五大うどん」と呼ばれることもあります。

日本五大うどんの特徴

全国には三重県の「伊勢うどん」や、山梨県の「吉田のうどん」など、さまざまな種類がありますが、ここからは日本五大うどんに数えられる5種類のうどんについてご紹介します。

讃岐うどん

讃岐うどんは、香川県の特産品です。
旧国名で讃岐地方とされる香川県に、中国の唐からうどんの製法が伝えられたといわれています。
讃岐地方は安定して米が育ちにくいことから、小麦などの麦類が育てられていたという地域の特性もあり、うどん作りが発展していきました。
昔はうどんの生地を足で踏む、足踏み製法が主流でしたが、現在では手打ちが主流となっています。

麺は少し太めで、強いコシのある食感が特徴です。
ゆでたうどんにだしをかけて食べるぶっかけや、ゆでたお湯と一緒に出されたうどんをつゆにつけていただく釜揚げなど、食べ方も豊富です。

稲庭うどん

稲庭うどんは、秋田県の稲庭地区に住んでいた佐藤市兵衛が、地元の小麦を使ってうどんを作ったのが始まりといわれています。

稲庭うどんを作る際に重要となるのが、手綯い(てない)と呼ばれる作業です。
手綯いでは、小巻した生地を2本の棒へ8の字に綾かけしていきます。
棒にかけた生地を潰し、延ばして乾燥させることで、稲庭うどんの特徴的な形状であるやや潰れた平らな麺となります。
丁寧に延ばされた稲庭うどんは、ツルツルとした食感でのどごしがよいうどんです。

水沢うどん

水沢うどんは、群馬県にある水澤寺の周辺で参拝客に作ったうどんが発祥といわれています。
小麦粉、水、塩というシンプルな材料で作られる水沢うどんは、手打ち製法が主流でしたが、現在は機械式のものも多くなっています。

生地のねり、鍛え、寝かせの作業を繰り返し行い、寝かせる時間を長く取ることが多い水沢うどんは、噛みごたえのある強い弾力とコシの強さが特徴です。
透明感のある見た目で、冷やしうどんとして食べるのが一般的です。

五島うどん

五島うどんは、長崎県の五島列島で発展したといわれています。
五島うどんの大きな特徴は、島の特産品である椿油を生地に塗布しながら、紐状に引き伸ばして作られることです。

棒状の生地を2本の箸にかけて引き伸ばし束ねる、はたかけ作業を繰り返すことで、細くコシの強い麺ができあがります。
椿油を塗布しながら作るため、艶がありなめらかな食感が特徴です。

氷見うどん

氷見うどんは、富山県の氷見市で発展したといわれています。
もともとは石川県の輪島素麺がルーツといわれ、手延べ製法で作られています。

氷見うどんは生地をこねる際に足踏みをするものもあり、強い弾力ともちもちとした食感を生み出します。
手延べで延ばされる麺は、少し平たくなめらかな口当たりが魅力のひとつです。

DELISH KITCHENのうどんレシピ

ここからは、おすすめのうどんのレシピをご紹介します。

【温かいうどん】

かけうどん

うどんのおいしさを存分に味わう、シンプルなかけうどんです。
つゆはめんつゆで手軽に作ります。お好みのトッピングで楽しみましょう。

肉汁うどん

豚バラ肉とねぎを具材とした温かいつけ汁に、冷たいうどんをつけていただきます。
肉汁がたっぷり入ったつけ汁は具だくさんで食べごたえがあります。

釜玉ツナうどん

レンジを使って簡単に作れる釜玉うどんです。
ツナを合わせることで、食べごたえと旨味がアップします。卵をからめていただきましょう。

しょうが肉味噌うどん

豚ひき肉を使った肉味噌をかけて食べるうどんです。
みそやみりんで甘辛い味わいの肉味噌がうどんによく合います。しょうがやごま油の香りもアクセントになっています。

【冷たいうどん】

冷やしぶっ掛けうどん

シンプルな冷やしぶっかけうどんは、うどんのコシを楽しめます。
つゆにはかつお節を加えることで風味よく仕上がります、お好みで卵をトッピングするのもおすすめです。

冷やしたぬきうどん

揚げ玉がポイントの冷やしたぬきうどんです。
シンプルなうどんに揚げ玉をトッピングすることでコクがプラスされます。レンジで手軽に作れるので時間がないときにもぴったりです

DELISH KITCHENの稲庭うどんレシピ

のどごしがよく細い麺がつゆとよくからむ稲庭うどんは、さまざまな味付けと相性のよいうどんです。

カレー稲庭うどん

カレーうどんを稲庭うどんで作ってみましょう。
豚ひき肉、玉ねぎ、しめじを具材としたカレーつゆをからめていただきます。めんつゆのほかに和風顆粒だしを加えることで、だしのきいた味わいに仕上がります。

牛とろろうどん

甘辛く炒めた牛切り落とし肉と、叩いた長芋をトッピングしたうどんです。
長芋はポリ袋に入れて叩くことで手が汚れずに済みますよ。牛肉でボリューム満点の一品です。

梅の冷製稲庭うどん

梅干しの酸味がきいていて、さっぱりといただけるうどんです。
大葉のさわやかな風味がうどんによく合います。つゆを冷やすと暑い日にもぴったりな一品に仕上がります。

トマトだれの稲庭うどん

トマトを使ったつけ汁に稲庭うどんをからめていただきます。
豚こま切れ肉と玉ねぎのたっぷりとした具材で食べごたえもあります。いつもとひと味違ったうどんが楽しめますよ。

【アレンジうどん】

ピリ辛海鮮焼きうどん

タイのパッキーマオという料理をうどんでアレンジしました。
シーフードミックスやオイスターソースで魚介の旨味がたっぷりです。ピリッとした唐辛子と風味豊かなナンプラーがアクセントになっています。

アジアンあったか麺

ナンプラーを使ったスープが特徴的なエスニック風味のうどんです。
鶏もも肉、もやし、水菜と具材もたっぷりです。お好みでレモンをしぼるのもおすすめです。

あさりのカルグクス

韓国の麺料理をご家庭でも作りやすくアレンジしたレシピです。
煮干しと昆布からとっただし汁に、あさりや野菜の旨味が溶け出しています。あっさりとした味わいなので、お好みでキムチをプラスするのもよいでしょう。

日本三大うどんはそれぞれ特徴やおいしさが違う!

日本三大うどんは、讃岐うどん、稲庭うどんを含め、水沢うどんや五島うどんを加えたものとされています。
それらのうどんと氷見うどんの5種類で、日本五大うどんと呼ばれることもあります。

うどんとひと口にいってもさまざまな種類があり、麺の形や味わいなどそれぞれ特徴も違っています。機会があれば、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

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