DELISH KITCHEN

カラスガレイ(ギンガレイ)とは?煮付けなどのレシピもご紹介

作成日: 2021/11/28

カレイは煮付けや揚げ物にするとおいしい魚です。スーパーなどでもさまざまな種類のカレイが販売されていますが、その中のひとつ、カラスガレイをご存じでしょうか。どのような魚なのか、分からないという方も多いかもしれません。

この記事では、カラスガレイについて特徴や保存方法、カラスガレイに合うレシピなどをご紹介します。

目次

  1. カラスガレイについて
    1. カラスガレイとは
    2. カラスガレイの旬・産地
    3. カラスガレイの味・食べ方
  2. カラスガレイの選び方
    1. 冷凍
  3. カラスガレイの保存方法
  4. カラスガレイに合うDELISH KITCHENのレシピ
    1. 【煮物】
    2. カラスカレイの煮付け
    3. カレイのピリ辛煮
    4. 【焼き物】
    5. カレイのムニエル
    6. カレイのバターじょうゆ焼き
    7. 【揚げ物】
    8. カレイのから揚げ
    9. カレイの中華あんかけ
    10. カレイとれんこんのカレー揚げ
    11. 【蒸し物】
    12. カレイのホイル焼き
    13. カレイの味噌マヨ焼き
  5. 脂が多く柔らかいカラスガレイを味わってみよう

カラスガレイについて

カラスガレイとは、どのような魚なのでしょうか。特徴や旬、味についてみていきましょう。

カラスガレイとは

カレイは、太平洋や大西洋など世界中の海に生息しており、広く漁獲されています。種類の多い魚で、日本近海だけでも何十種類ものカレイがいて、日本各地に広く分布しています。

その一種であるカラスガレイは、カレイ目カレイ科に属する海水魚で、太平洋や大西洋北部の冷たい海域に住んでいます。寿司などでよく食べられている「エンガワ」は、カラスガレイかアブラガレイのものです。

カラスガレイは漢字で「烏鰈」と書きます。表面、裏面ともに黒く、カラスのような色をしていることが名前の由来だといわれています。また、北海道では「ギンガレイ」とも呼ばれています。

薄く平べったい体をしており、海の底で生活しています。腹の部分を手前にして置いたときに、右に顔が付いており、一般的なカレイと違って口が大きく、歯が鋭いのが特徴です。小魚やエビ、カニ類などをエサにしています。
カラスガレイはカレイの中でも大型になる種類で、大きなものだと体長1mにもなります。

カラスガレイの旬・産地

カラスガレイは、ロシア、アメリカ、カナダなどの北洋で多く獲れる魚です。日本で流通しているものは、ほとんどが冷凍輸入されたものです。国内では北海道で漁獲されています。

冷凍で販売されているものが大半のため通年で出回っていますが、日本で漁獲されるものは9月から10月が旬になります。

カラスガレイの味・食べ方

カラスガレイは脂が多く、ふっくらとした肉質をしています。身が柔らかく、熱を通すとほぐれやすくなります。煮物にするとおいしく食べることができ、ほかには焼き物や揚げ物にもおすすめです。

鮮度を保った状態で出荷されるものもあり、新鮮なものは刺身で食べることができますが、流通しているものは冷凍の切り身が多くなっています。

一般的なカレイであるマカレイは、くせがなく淡白で弾力があり、カラスガレイとは異なる味わいです。

カラスガレイの選び方

カラスガレイの見分け方を、冷凍と生の場合でご紹介します。

冷凍

表面に霜のついていない、形のきれいなものを選びましょう。霜の多いものは、一度解凍したものを再冷凍した可能性があるため避けるようにします。

表面にツヤがあり、断面が肉厚でふっくらしているものを選びましょう。水分(ドリップ)が出ているものは避けてください。

カラスガレイの保存方法

カラスガレイの切り身の保存方法をみていきましょう。
まずは、キッチンペーパーで水気をしっかりとふきとります。新しいキッチンペーパーでひと切れずつ包んでから、ラップでぴったりと包みます。ポリ袋に入れて袋の口を閉じ、冷蔵庫で保存してください。

詳しくは、こちらの動画でご紹介しています。

カラスガレイに合うDELISH KITCHENのレシピ

カラスガレイを使ったレシピをご紹介します。和食はもちろん、洋食や中華などにも合いますよ。カラスガレイはもちろん、ほかの種類のカレイでもおいしく作れます。

【煮物】

カラスガレイを使った人気の食べ方のひとつ、煮付けのレシピです。

カラスカレイの煮付け

カラスガレイには煮付けがおすすめです。ふっくらとした身に煮汁がしっかりと染み込み、たまらないおいしさですよ。シャキシャキの白髪ねぎがアクセントになっています。

カレイのピリ辛煮

いつもの煮付けに豆板醤をプラスして、煮方をアレンジしました。煮る前にカレイに切り込みを入れることで、味が染み込みやすくなります。ピリ辛で旨味たっぷりのカレイはごはんが進む一品です。

【焼き物】

カレイといえば煮付けなど和風のイメージがありますが、ムニエルなどの洋風の調理法でもおいしく食べられます。

カレイのムニエル

衣はカリカリ、身はふわふわのカレイのムニエルです。風味豊かなバターの香りが食欲をそそります。ハーブソルトで味付けしたミニトマトをカレイにたっぷりかけました。ミニトマトの酸味がムニエルによく合います。

カレイのバターじょうゆ焼き

カレイをバターで香ばしく焼いてから、しょうゆやみりんを使った甘辛いソースをからめました。こんがりと焼いたカレイと濃厚なバターしょうゆは相性抜群です。かいわれ、刻みのりと一緒にお召し上がりください。

【揚げ物】

カレイのおいしさを堪能できる揚げ物レシピをご紹介します。

カレイのから揚げ

下味をつけたカレイに片栗粉をつけて、カラッと揚げたから揚げです。シンプルながら、おいしさは格別ですよ。一口大に切って食べやすく仕上げましょう。レモンをかけてさっぱりとどうぞ。

カレイの中華あんかけ

カレイは中華風の味付けもよく合います。カリカリに揚げたカレイに、熱々の中華あんをかけました。野菜たっぷりなので食べごたえがあり栄養もとれますよ。ごはんにぴったりのおかずです。

カレイとれんこんのカレー揚げ

カレイの唐揚げをカレー粉でアレンジしました。スパイシーな香りが香る揚げ物です。カレー粉をまぶすことでカレイの臭みが抑えられますよ。れんこんのシャキシャキとした食感も楽しめます。

【蒸し物】

カレイは蒸すことで、よりふっくらとした食感になります。

カレイのホイル焼き

オーブントースターで作るカレイのホイル焼きです。コンソメだれのシンプルな味付けが、カレイのおいしさを引き立てますよ。レモンとポン酢しょうゆでさっぱりと食べられます。

カレイの味噌マヨ焼き

フライパンで作れるカレイの蒸し焼きはいかがですか。オーブンシートにカレイとしめじをのせて、みそマヨネーズをかけて蒸すだけで簡単に作れます。みそとマヨネーズの濃厚な風味が口の中に広がります。

脂が多く柔らかいカラスガレイを味わってみよう

カラスガレイは、種類の多いカレイの中の一種で、世界中に生息しています。日本では北海道で獲れますが、スーパーなどで店頭に並んでいるカラスガレイのほとんどが輸入品です。冷凍の切り身で流通していることが多く、通年で手に入ります。

煮付けが定番ですがいろいろな調理法ができ、焼いたり揚げたりするのもおすすめですよ。カラスガレイは脂が多く一般的なカレイとは味わいが異なるので、違いを楽しんでみるのもよいでしょう。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。