ブロッコリーは芯も食べられる!栄養や活用レシピもご紹介
作成日: 2022/03/16
サラダや炒め物、お弁当の付け合わせなど、さまざまな使い方のあるブロッコリー。普段は房の部分以外、捨ててしまうという方もいるでしょう。ですが、ブロッコリーは芯にも栄養が含まれており、工夫することでおいしく食べることができます。
この記事では、ブロッコリーの芯について栄養や活用レシピなどをご紹介します。
ブロッコリーの芯について
ブロッコリーは房だけを食べることが多いかもしれませんが、芯の部分も食べることができます。芯にも房の部分と同じようにブロッコリーの栄養が含まれています。
根元に近い皮は硬くて食べにくいため、気になる場合は皮をむいて取り除きましょう。歯ごたえが楽しめるナムルやきんぴら、ザーサイ風などにアレンジして食べるのがおすすめです。
ブロッコリーの芯に含まれる栄養と働き
ブロッコリーの芯にも房の部分と同じように栄養が含まれています。
ビタミンC
水溶性ビタミンのひとつであるビタミンCは、体内でコラーゲンの生成に関わっています。また、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
詳しくはこちらをご覧ください。
βカロテン
βカロテンには、強い抗酸化作用があることが知られています。
食物繊維
食物繊維は食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化できない栄養として知られています。腸内環境を整える整腸作用など、身体の中で有用な働きをすることが注目され、別名「第6の栄養素」と呼ばれています。
ブロッコリーの保存方法
ブロッコリーの保存方法をご紹介します。
冷蔵保存
ブロッコリーは丸ごと保存する方法と、小房に分けてから保存する方法があります。小房に切り分けたものは早めに使うようにしましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
冷凍保存
ブロッコリーは冷凍保存も可能です。ゆでてから冷凍すると使いやすくなります。火の通りを均一にするために、大きさを揃えて切りましょう。
詳しくはこちらでご紹介しています。
DELISH KITCHENのブロッコリーの芯を使ったレシピ
ここからは、ブロッコリーの芯を使ったレシピをご紹介します。
ブロッコリーの茎きんぴら
ブロッコリーの芯とにんじんを使ったきんぴらはいかがですか。ブロッコリーの芯のシャキシャキとした食感が楽しめる一品です。甘辛い味付けがごはんによく合うので、ぜひ試してみましょう。
ブロッコリーの茎ナムル
ブロッコリーの芯で作るナムルは、献立のあと一品におすすめです。レンジで加熱して味付けするだけと簡単に作れるのも魅力です。ごまの風味がからむブロッコリーの芯を味わいましょう。
ブロッコリーの茎でザーサイ風
ブロッコリーの芯が余ったらザーサイ風に仕上げましょう。唐辛子の辛さとごま油の風味が芯になじんでくせになる味わいですよ。コリコリとした食感も楽しい一品です。
ブロッコリーとかにかまぼこの中華あえ
ブロッコリーを丸ごと味わえる中華あえはいかがでしょうか。かにかまぼこの旨味とブロッコリーの食感が相性のよい一品です。ブロッコリーに染みこんだ中華風の味付けがたまらないおいしさです。
ブロッコリーとエリンギのおかか炒め
かつお節を加えて和風に味付けしたブロッコリーとエリンギの炒め物です。ブロッコリーは房だけでなく芯までむだなく使いましょう。風味のよいかつお節がブロッコリーにからんで、あと引くおいしさです。
ブロッコリーの茎みそおにぎり
細かく刻んだブロッコリーの芯を、みそダレに混ぜておにぎりにのせます。トースターでこんがり焼くと、香ばしいみその風味に食欲がそそりますよ。コリコリとした芯の食感もアクセントになっています。
芯も食べられるブロッコリーは丸ごと味わおう
普段は房だけ食べることの多いブロッコリーですが、芯も食べることができます。コリコリとした歯ごたえが特徴でザーサイ風やきんぴら、ナムルなどにアレンジするのがおすすめです。
ブロッコリーは芯の部分にも栄養が含まれているので、いつも捨ててしまうという方はご紹介したレシピを参考に丸ごと活用してみましょう。
【参考】
・厚生労働省 e-ヘルスネット カロテノイド
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-007.html)
・厚生労働省 e-ヘルスネット 食物繊維
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html)(2022/03/16)