よだれ鶏とは?名前の由来やおすすめレシピをご紹介
作成日: 2022/03/30
四川料理のひとつである、よだれ鶏をご存じでしょうか。鶏肉を使った料理ですが、なぜこのような名前がついたのか気になる方もいるかもしれません。
この記事では、よだれ鶏の特徴や名前の由来、おすすめレシピなどをご紹介します。
よだれ鶏とは
四川料理のひとつであるよだれ鶏は、ゆでた鶏肉に辛いたれをかけて食べる冷菜のことです。
変わった名前が印象的ですが、中国の近代文学や歴史学の先駆者とされる方が、著書の中で「思い出したらよだれが出てくる」と言ったことに由来するという説があります。中国語では「よだれ」を意味する「口水」をつけて「口水鶏」と呼ばれます。
DELISH KITCHENのよだれ鶏レシピ
まずは、よだれ鶏の基本的なレシピをご紹介します。
よだれ鶏
ピリ辛だれがおいしい、よだれ鶏です。香ばしいごまとさわやかな風味のしょうがを加えたたれが、しっとりとやわらかくゆでた鶏肉とよく合います。たれには鶏肉のゆで汁も入れて、風味豊かに仕上げましょう。
DELISH KITCHENのソースをアレンジしたよだれ鶏レシピ
ここからは、ソースをアレンジしたよだれ鶏のレシピをご紹介します。
ニラダレのよだれ鶏
やわらかくゆでた鶏むね肉に、刻んだニラをたっぷり加えたピリ辛だれをかけていただきましょう。ニラとしょうがの風味が、あっさりとした鶏むね肉によく合います。ラー油の量はお好みで調整してください。
よだれ鶏の柚子胡椒だれ
たれに柚子胡椒を加えてアレンジした、よだれ鶏を作ってみましょう。柚子胡椒のさわやかな辛さをきかせたよだれ鶏は、思わずくせになるおいしさです。ごはんに合うのはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめです。
よだれ鶏の香味ソース
よだれ鶏のソースに、長ねぎや大葉、しょうがなどの香味野菜を加えてアレンジします。風味豊かな香味ソースをかけたよだれ鶏は、香味野菜が好きな方にはたまらない味わいです。ぜひお試しください。
よだれ鶏の唐辛子ねぎだれ
パクチーを添えていただく、よだれ鶏の唐辛子ねぎだれです。はちみつの甘さをきかせたたれは、思わずくせになるおいしさです。しっとりやわらかくゆでた鶏むね肉に、たっぷりからめてお楽しみください。
DELISH KITCHENのよだれ鶏のアレンジレシピ
ここからは、よだれ鶏をアレンジしたおすすめレシピをご紹介します。
よだれ茄子
よだれ鶏になすをプラスしてアレンジしましょう。加熱したなすはトロッととろける食感で、よだれ鶏によく合います。レンジで加熱するので、手間をかけずに簡単に作れますよ。
麻婆よだれ鶏
鶏肉と豚肉を使ったボリュームたっぷりの麻婆よだれ鶏はいかがですか。とろみのある豚肉入りのピリ辛だれが鶏肉にからんで、しっかりとした食べごたえが楽しめます。ご飯のおかずにおすすめの一品です。
ささみとレタスのよだれ鶏風
鶏むね肉の代わりに、ささみを使ったよだれ鶏風です。ささみは食べやすい大きさに割くことで、たれがからみやすくなります。やわらかいささみとシャキシャキとしたレタスの、食感の違いも楽しみましょう。
包まない!よだれ鶏シュウマイ
よだれ鶏のたれはシュウマイにもよく合います。細切れにしたシュウマイの皮を、肉だねに貼りつけるので、包む手間がいりません。ピリ辛だれがからむジューシーなシュウマイを味わいましょう。
よだれ鶏そうめん
いつものそうめんと違う味が試したくなったら、よだれ鶏そうめんがおすすめです。喉越しのよいそうめんに、ピリ辛のたれをかけたよだれ鶏がよく合います。ミニトマトや水菜をのせていただきましょう。
よだれ鶏は四川料理のひとつ
よだれ鶏とは、鶏むね肉に辛いたれをかけた四川料理のひとつです。思い出すとよだれが出るほどおいしいということに由来して、名前がつけられたといわれています。
定番の作り方のほか、使う食材やたれなどでさまざまなアレンジが楽しめますよ。ご紹介したレシピを参考に、ご家庭でもよだれ鶏を味わってみましょう。