さつまいもの保存期間とは?正しい保存方法や選び方もご紹介
作成日: 2022/09/30
秋の味覚のひとつであるさつまいも。ホクホクして甘いさつまいもは焼き芋を始め、さまざまな料理で使われますが、どのくらい保存できるのかご存じですか。
さつまいもは生鮮食品なので賞味期限の表示義務はありませんが、保存期間の目安を知っておくことでおいしく食べられる目安がわかりますね。
この記事では、さつまいもの保存期間や保存方法、美味しいさつまいもの選び方、傷んださつまいもの見分け方についてご紹介します。
さつまいもの保存方法と期間
まずはさつまいもの保存方法と期間についてみていきましょう。
常温保存
さつまいもの常温での保存期間の目安は約1ヶ月です。
さつまいもの保存方法
さつまいもを新聞紙で包み、風通しの良い冷暗所で保存します。さつまいもは低温に弱いので冷蔵保存には向いていません。
冷凍保存
さつまいもの冷凍での保存期間の目安は2〜3週間です。
さつまいもの冷凍保存方法
輪切りのまま冷凍する場合は1cmほどの厚さの輪切りにしてゆでて、冷凍用保存袋に重ならないように入れます。マッシュして保存する場合はゆでてから熱いうちになめらかになるまでつぶしてしっかりと冷まし、冷凍用保存袋に平らになるように入れます。
美味しいさつまいもの選び方
美味しいさつまいもの選び方についてみていきましょう。
皮の色
色合いが均一になっていて、色の濃いさつまいもは熟しています。色だけでなく、表面もチェックしましょう。艶があるものは鮮度がいい証拠です。
形
品種によって違いはありますが、同じ品種の中で選ぶときはできるだけ太くて丸々としたものがよいものです。さつまいもには様々な品種があります。
下記の記事ではさつまいもの品種について詳しくご紹介していますので、ご覧ください。
ひげ根
快適な環境で育ったさつまいもはひげ根が少ないです。ひげ根が多くてそれぞれの根が太いさつまいもは、中がすじっぽいことが多いので避けましょう。
痛んださつまいもの見分け方
傷んださつまいもの見分け方についてご紹介します。
見た目
カビや黒ずみ、皮などの見た目について確認しましょう。
カビ
白カビが生えていても、よく洗い流してからカビと周囲をカットして加熱をすれば食べることが可能です。その他の色のカビが生えた場合は、基本的には食べられません。
黒ずみ
さつまいもを切る前の状態と比べて、大きく黒ずんでいるものは腐っているため食べられません。
さつまいもを切って少しおいておくと、断面が点々と黒くなる場合があります。これはさつまいもに含まれるヤラピン(切った時に出てくる白い液体)が空気に触れて酸化してしまうことで黒くなっているので食べることが可能です。切ってからすぐに水に漬けておくことで酸化を防ぐことができます。
皮
皮に張りがなくシワシワになっている場合は、水分が抜けているだけなので食べることはできますが、おいしさは落ちてしまいます。さつまいもに芽が生えてしまっても食べることは可能です。さつまいもに芽が生えてきたときの対処法は、以下の記事で詳しく解説しています。
匂い
酸っぱいにおいやカビのにおいがするものは、腐っているので食べられません。
見た目だけでなく、匂いもしっかりと確認するようにしましょう。
やわらかさ
さつまいもを持った時にやわらかい場合は、中まで腐っているので食べられません。
さつまいもを使ったDELISH KITCHENのレシピ
さつまいもを使った人気レシピや定番レシピをこちらでご紹介しています。さつまいもの切り方やアク抜き方法などの基本も掲載していますので参考にしてください。
さつまいもを正しく保存して美味しく使い切ろう
さつまいもの常温での保存期間の目安は約1ヶ月、冷凍での保存期間の目安は2〜3週間です。さつまいもは低温に弱いので新聞紙に包んで常温で保存しましょう。冷凍する場合はゆでてから冷凍保存します。さつまいもが傷んでいるか気になったら、見た目を確認してください。さつまいもを正しく保存して美味しく使い切りましょう。
さつまいものカロリーや栄養については下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。