焼き芋のおいしい温め直し方! ねっとり・ホクホク食感にする方法をご紹介
作成日: 2022/11/17
更新日: 2022/11/18
寒くなると甘くてホクホクの焼き芋を食べる機会が多くなりますが、冷えた焼き芋を温め直すときにパサパサしてしまったことはありませんか。焼き芋をおいしく温め直すには正しい方法があります。
この記事では、焼き芋のおいしい温め直し方について解説します。ご家庭で作れる焼き芋や焼き芋を使ったレシピもご紹介しますので参考にしてください。
電子レンジ
電子レンジは、手軽にホクホクした食感を復活させることができます。
焼き芋にラップをしないでお皿に乗せ、600Wで2分半ほど加熱します。様子を見て温まっていなければ追加で30秒ずつ加熱してください。小さい焼き芋の場合は2分程度から様子を見ましょう。
加熱時間が長く水分を飛ばし過ぎてしまうと、パサパサになってしまう可能性があります。焼き芋の大きさを見ながら加熱時間を調節してください。ラップに包んでしまうと、水っぽくべちゃっとした仕上がりになってしまいます。ラップをしない方が水分が飛んでしっとり、ホクホクに仕上がりますよ。
さつま芋は水分が少ないので、高温で長時間加熱すると焦げて発火の原因になります。高温(700W以上)で6分以上の加熱は控えて、加熱中は目を離さないようにしましょう。紅あずま、金時などホクホクした焼き芋の温め直しには電子レンジが便利です。ただ、安納芋や蜜いものように、ねっとりした焼き芋の場合はトースターがおすすめです。
さつま芋は種類によって、食感や味わいが異なります。さつま芋の種類については以下の記事で詳しくご紹介していますので参考にしてください。
トースター
トースターは、水分が飛びやすい電子レンジと比べて、ねっとり、しっとりとした食感を活かした温め方ができます。
焼き芋をアルミホイルで包み、温度を低温にしたトースターで5〜6分ほど焼いてください。焼き芋を水で濡らしたキッチンペーパーで包んでから、アルミホイルで全体を覆って加熱する方法もあります。皮が焦げ付かず、よりしっとりした食感に仕上がります。
電子レンジ+トースターの合わせ技
電子レンジ+トースターの合わせ技は、それぞれのいいとこ取りができます。
中はしっとりほくほく、皮はパリッとしていて焼き立てのような食感が楽しめます。手間はかかりますが、おすすめの方法なのでぜひ試してみてください。
焼き芋にラップをしないで600Wの電子レンジで2分半ほど加熱します。様子を見て温まっていなければ追加で30秒ずつ加熱しましょう。その後、トースターにそのまま入れて高温で表面を1〜2分焼けば完成です。
オーブン
オーブンを使うとしっとり、ねっとりとした食感を再現できます。
焼き芋をアルミホイルで包み、余熱なし180度で10分ほど焼きます。そのまま庫内に10分ほど置いて、余熱で火を通しましょう。余熱なしで低めの温度からじっくり温めることで、中までしっとりと仕上がります。
お使いのオーブンによって加熱時間や使い方は異なります。お持ちのオーブンの取扱説明書に沿って加熱してください。
魚焼きグリル
魚焼きグリルは、トースターのように焼き立ての香ばしさを楽しめます。
焼き芋をアルミホイルで包み、弱火で10分ほど加熱してください。その後、アルミホイルを外して表面を軽く焼くとさらにおいしくなります。片面焼きの場合は途中で裏返しましょう。
トースター同様、水で濡らしたキッチンペーパーで焼き芋を包み、さらにアルミホイルで包む方法もおいしく仕上がります。皮をこんがりさせたい場合は、加熱後にアルミホイルとキッチンペーパーを外してさらに1〜2分ほど焼いてください。
DELISH KITCHENの焼き芋のレシピ
さまざまな調理器具で作る焼き芋のレシピをご紹介します。
レンジで焼き芋
さつま芋の水分を逃さないように濡れたキッチンペーパーで包んでからラップで包みます。600Wで一気に加熱してから200Wでじっくり加熱することで、さつま芋の甘味を引き出します。
炊飯器で焼き芋
さつま芋と水を炊飯器に入れて炊飯のスイッチを押すだけで簡単に焼き芋ができますよ。ねっとりとした食感に仕上がります。ほったらかしにできるのも嬉しいですね。
焼き芋
天板にさつま芋をそのままのせてトースターで焼くだけ。上下ともに15分ほど加熱します。時間をかけて加熱すると甘い焼き芋になりますよ。様子を見て中まで火が通るまで加熱してください。
フライパンで蒸し焼き芋
焼き芋はフライパンでも作ることができます。さつま芋をアルミホイルで包んで、フライパンに入れ水を加えて蒸し焼きにします。弱火でじっくり加熱するのがポイントです。
オーブン焼き芋
オーブンで作る焼き芋のご紹介です。さつま芋をアルミホイルで包んで、低温でじっくり焼きます。さつま芋の大きさによって加熱時間が異なるので、加熱後は竹串を刺してチェックしてください。
グリルで焼き芋
魚焼きグリルで焼き芋を作るときは、オーブンで作るときと同じようにさつま芋をアルミホイルで包んで中火でじっくり焼き上げます。皮も香ばしく焼けますよ。
#DELISH KITCHENの焼き芋のアレンジレシピ
焼き芋を使ったアレンジレシピをご紹介します。焼き芋が余ってしまったときや違った食べ方をしたいときなどにお試しください。
冷凍焼き芋
焼き芋をラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。半解凍の状態で食べるとクリーミーな味わいが楽しめますよ。お好みの状態まで解凍してお召し上がりください。
焼き芋のプリン
焼き芋をたっぷり入れた濃厚な味わいのプリンです。プリン液をこすことでなめらかな口当たりに仕上がります。ゼラチンを使って固めるので冷蔵庫で冷やして完成です。ホイップクリームとの相性が抜群です。
焼き芋ポタージュ
焼き芋の優しい味わいが楽しめるポタージュです。具材をミキサーにかけてなめらかにするのが口当たりをよくするポイント。朝食にもおすすめのポタージュです。
焼き芋のデリ風サラダ
焼き芋の甘味とベーコンの塩気のバランスが絶妙なサラダです。粒マスタードが味のアクセントになっています。あっという間にできるので、ぜひお試しください。
焼き芋と鶏肉の甘辛ソテー
焼き芋はメインのおかずにもなりますよ。鶏もも肉をこんがり焼いてから焼き芋を加えて炒めます。甘辛いタレが焼き芋と鶏もも肉に絡んで、箸が止まらなくなるおいしさです。
焼き芋を焼き立てのように温め直しておいしく味わおう
焼き芋を温め直すときはポイントを抑えれば、焼き立てのような食感や味わいが復活します。温め直す調理器具によって食感が異なるので、お好みの温め直し方を見つけてくださいね。
焼き芋はご家庭でも簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください。焼き芋が余ってしまった場合はアレンジレシピで楽しむのもおすすめです。
以下の記事で焼き芋のカロリーや糖質についてご紹介していますので参考にしてください。