メキシコ料理の定番!トルティーヤに合うおすすめの具材やレシピをご紹介
作成日: 2023/05/26
メキシコの国民食であるトルティーヤ。日本でもスーパーで売られていたり、タコス専門店が続々とオープンしたりと、メジャーになってきています。
ところが、ご家庭で作るときに「トルティーヤにどのような具材を使えばいいのかわからない」「いつもと違った具材でタコスを楽しみたい」と思っている方もいるかもしれません。そこで今回は、トルティーヤに合う具材やおすすめレシピを紹介します。
タコス作りに絶対必要な材料「トルティーヤ」
トルティーヤとは、とうもろこしの粉や小麦粉で作られた薄い生地のことです。日本でいう白米のような存在で、メキシコ人の食生活に欠かせません。
そのままパンのように食べたり、具を包んで揚げたり、三角に切ってチップスにしたりと調理のバリエーションはさまざまです。
「タコス」はトルティーヤにお肉や野菜、チーズなどの具材を挟んだもので、中に入れるものによって違った味わいを楽しめます。次の章では、トルティーヤと相性のいい具材についてご紹介します。
なお、トルティーヤについては以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
トルティーヤで巻いて美味しい具材は?
トルティーヤはお肉やシーフード、チーズ、豆、野菜などさまざまな具材とよく合います。いろいろな具材を組み合わせて作ってみてください。
タコミート
タコミートはアメリカ南部テキサス州の郷土料理で、ひき肉をスパイスで味付けして煮込んだものです。素朴な味わいのトルティーヤと相性が良く、タコスになくてはならない具材です。
ひき肉や玉ねぎを炒めてケチャップ、ウスターソース、チリパウダーで味付けすれば、特別なスパイスがなくても作ることができます。
チキン・ソーセージ
タコミートに飽きてしまった方はチキンやソーセージがおすすめです。メキシコではピリ辛のソーセージ「チョリソー」とじゃがいもを挟んだタコスがよく食べられています。
チキンは部位や調理法によっていろいろな味を楽しめるのが魅力。むね肉やささみを挟めばあっさりした味わいに。皮目をパリッと焼いたもも肉をトッピングすれば、ジューシーで食べ応えがある一品になります。
シーフード
いつもと違ったタコスが食べたいなら、シーフードを合わせるのがおすすめです。メキシコといえばお肉料理のイメージですが、海沿いの地域では魚介類をタコスの具材にすることもあります。
白身魚のフライや下茹でしたエビ、タラなどは、トルティーヤやサルサソースと相性ぴったり。メキシコ北部では、魚のフライと千切りキャベツ、チーズ、サルサソースなどをトッピングした「フィッシュタコス」がよく食べられています。
チーズ
チーズはタコスに欠かせない具材の一つです。コクとうま味が強く、味のアクセントになります。本場メキシコでは、モッツァレラチーズのような味わいの「オアハカチーズ」や、チェダーチーズを使うのが定番です。
ご家庭で作る場合は、ピザ用チーズや粉チーズを使うのがおすすめです。チーズの種類によって風味が変わるので、お好みのものを入れてみましょう。
チリコンカン
定番具材に飽きたら、ピリッと辛い「チリコンカン」もおすすめです。チリコンカンは、アメリカ南部テキサス州の郷土料理で、ひき肉や玉ねぎ、にんにく、トマトソース、ミックスビーンズなどを煮込んで作られます。
チリパウダーやナツメグ、クミンなどお好みの香辛料を加えると、スパイシーでより本格的な味わいになります。チリコンカンはトルティーヤだけでなく、ごはんやパンにもよく合います。
ハラペーニョ
ハラペーニョのピクルスは辛いものが好きな方にぴったり。トルティーヤにトッピングすると、一気に本場メキシコの味になります。ハラペーニョは、メキシコを原産とする唐辛子で、肉厚な食感が特徴です。
鷹の爪やハバネロと比べて辛みが少なくマイルドな味わいで、程よい刺激が味のアクセントになります。
野菜
新鮮なトマトやレタス、アボカドといった野菜もタコスの定番具材です。タコスといえばがっつりしたお肉料理のイメージですが、フレッシュな野菜をトッピングすることで、みずみずしさと彩りをプラスできて、さっぱりと食べられます。
玉ねぎやパプリカ、きゅうり、グリルしたナスやズッキーニなどを入れるのもおすすめです。
トルティーヤの定番ソース
トルティーヤは、お肉やチーズ、野菜といった具材を挟んでソースをかけて食べるのが定番です。より本格的にタコスを楽しみたいなら、ソースにもこだわってみましょう。
ワカモレソース
ワカモレはメキシコ料理の一つで、アボカドを使ったソースです。ペースト状のアボカドと玉ねぎやトマト、スパイスを混ぜ合わせたもので、タコス作りには欠かせません。
メキシコではトルティーヤチップスにつけて食べたり、料理に添えたりします。日本では、わさびを入れて和風味にアレンジすることもあります。
サルサソース
サルサはトマトベースのピリ辛なソースで、タコスになくてはならないものです。本場メキシコでは、トルティーヤに好きな具材を挟んでサルサソースをかけるのが定番の食べ方です。
サルサソースは、角切りにしたトマトや玉ねぎ、ピーマン、にんにくなどを一緒に炒めて、ケチャップやタバスコで味付けして作られます。トマトの酸味とタバスコの辛さがクセになるおいしさで、スパイシーなものが好きな方におすすめです。
トルティーヤを使用したDELISH KITCHENのタコスのレシピ
ここからは、トルティーヤを使ったタコスのレシピをご紹介します。
お手軽タコス
コーンフレークや小麦粉を使って、トルティーヤから手作りしてみましょう。トルティーヤは、材料を混ぜ合わせてフライパンで焼くだけなのでとても簡単。ワカモレやサルサソース、ソーセージなど、お好みの具を挟めば完成です。
お好み焼き粉でトルティーヤ
お好み焼き粉で簡単に作れるトルティーヤのレシピです。レタスやトマト、チーズ、ソーセージなどを巻けば手軽にメキシコ気分を楽しめます。おもてなしやホームパーティーにおすすめです。
牛ひき肉のタコス
市販のトルティーヤにスパイシーな牛ひき肉を挟んだタコスは、ピリッとした辛さでクセになるおいしさ。野菜もお肉もたっぷりで、ボリューム満点です。ワカモレとサルサソースは、自宅にある調味料で簡単に作れます。
スパイシーチキンのタコス
にんにくとしょうが、チリパウダーが効いたスパイシーチキンと、アボカドのまろやかな味わいが相性ぴったり。フレッシュなサルサソースの酸味とシャキシャキ感がやみつきになります。
より本格的なタコス作りに挑戦したい方向け!トルティーヤで巻く具材用のレシピ
続いては、トルティーヤの具材のレシピを見ていきましょう。
クリームチーズのさわやかワカモレ
レモンの酸味が効いた爽やかな味わいのワカモレです。クリームチーズのコクとアボカドの風味が相性ぴったり。コリアンダーやクミン、ガーリックパウダーのスパイシーな香りで食欲が刺激されます。
チリコンカン
フライパン一つでチリコンカンが簡単に作れます。レッドキドニービーンズと合いびき肉をたっぷり使ったチリコンカンは、スパイシーでクセになる味わい。トルティーヤに挟んで本格的なタコスを楽しみましょう。
自家製サルサソース
フレッシュなトマト、玉ねぎ、ピーマンを使っておいしいサルサソースを作りましょう。にんにくやタバスコ、パクチーが効いていて、やみつきになること間違いなし。タコスに使うのはもちろん、タコライスやパスタにしてもおすすめです。
ハラペーニョのピクルス
ハラペーニョのピクルスは、タコスに刺激的な辛さを添えてくれます。タコスにシャキシャキとした食感と甘酸っぱさが加わり、一気に本格的な味わいに。ピクルス液に漬け込むだけで簡単に作れます。
いろいろな具を挟んでトルティーヤを楽しもう
トルティーヤは合わせる具材やトッピングによって、さまざまな味わいが楽しめます。ランチやおやつにはもちろん、おもてなしやパーティーでも大活躍しますよ。今回ご紹介した以外にもお好みの具材を挟んで、オリジナルタコスを楽しんでみてくださいね。