
必食マレーシア料理18選!4大料理やスイーツ、レシピなどをご紹介
作成日: 2024/09/03
更新日: 2024/12/17
マレーシア旅行やマレーシア料理店に行きたいけれど、マレーシア料理が口に合うか心配な方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けてこの記事では、マレーシア料理の特徴をはじめ、マレーシアの4つのジャンルの代表的な料理やおすすめのドリンク、スイーツを詳しくご紹介します。さらにレシピを載せているので、自宅でマレーシア料理を試してみたい方も必見です!
マレーシア料理の特徴とは?
まずはマレーシア料理の特徴について確認していきましょう!
4大料理って何?
多民族国家のマレーシアには大きくわけて、マレー系料理と中華系料理、インド系料理、ニョニャ料理の4つの料理があり、スパイスをふんだんに使ったものから、ヘルシーなものまで様々です。一つの国の中でアジア諸国の本格的な料理を堪能できることが魅力です。
アフタヌーンティーとハイティーが楽しめる?
マレーシアはかつてイギリスの植民地であった影響から、アフタヌーンティーとハイティーの文化が根付いています。主にホテルなどで楽しまれ、イギリス式のスコーンなどのお菓子を取り入れながらも、マレーシア独自のお菓子や軽食を取り入れていることが特徴です。
アフタヌーンティーとハイティーについて詳しく知りたい方はこちら!
屋台が多いって本当?
外食文化が根付いているマレーシアでは街のいたるところに美味しい匂いを漂わせた屋台があり、安価な値段で豊富な種類のメニューが楽しめます。
他の東南アジア料理との違いは?辛いの?
マレーシア料理は数カ国の料理が様々あるため、一概には辛いといえませんが、例えばマレー系料理のナシレマやナシゴレンにはサンバルという辛味がある調味料が使われています。
また、マレーシア料理は近隣のシンガポールやインドネシアといった東南アジア諸国の料理と類似していることが多いですが、それぞれの地域独自の味付けがあるので食べ比べてみるのも面白いでしょう。
シンガポール料理についてはこちら!
マレー系料理
マレー系料理は、豊富なスパイスとココナッツミルクを使った料理が多いです。香り高く、辛さが効いた味わいが特徴です。
ナシレマ
マレーシアの国民食ともいえる料理。ココナッツミルクで炊いたご飯に、小魚とピーナッツ、ゆで卵、キュウリ、サンバル(辛味調味料)が添えられています。ココナッツの甘さとサンバルの辛さが絶妙なバランスを作り出します。
ナシゴレン
マレーシア版の炒めご飯で、唐辛子やサンバルが使われています。エビや野菜などの具材を使い、仕上げに目玉焼きを添えるのが一般的です。コクと辛さが絶妙で、一度食べたらやみつきになる味わいです。
サテー
炭火で焼いた肉の串焼きで、ピーナッツソースをかけて食べるのが一般的です。鶏肉や牛肉、ラム肉などが使われ、スパイスの香りと炭火の風味が食欲をそそります。
中華系料理
マレーシアの中華系料理は、中国の伝統をもとにしながらも、地元のスパイスや食材を取り入れた独自の進化を遂げています。
福建麺(ホッケンミー)
黒みがかった見た目が特徴の、太めの小麦麺を使った濃厚な醤油ベースの炒め物。エビと豚肉、野菜が具材として使われ、深い旨味が特徴です。
バクテー
主に骨付きの豚肉を漢方やニンニクとあわせて煮込んだ醤油ベースのスープ料理。白米にかけたり、油条(ヨウティアオ)という揚げパンをつけたりするのが一般的な食べ方です。
海南鶏飯(ハイナンカイファン)
鶏のゆで汁で炊いたご飯と蒸し鶏を一緒に食べるチキンライス。チリソースや生姜ソースをかけて食べるのが一般的です。シンプルでありながら、濃厚な味わいが楽しめます。
インド系料理
インド系料理は、香り高いスパイスを多用した料理が特徴で、本格的なカレーが好きな人におすすめです。
タンドリーチキン
マレーシア国内でメジャーなインド系料理です。ヨーグルトとスパイスに漬け込んだ鶏肉を高温のタンドールで焼いた料理。外は香ばしく、中はジューシーで、スパイスの風味が際立ちます。
ロティチャナイ
小麦粉を薄く伸ばして層を重ねて焼いたパンで、外はサクサク、中はしっとりしています。カレーと一緒に食べることが多く、バナナや卵が入ったものもあります。
バナナリーフカレー
バナナの葉の上に野菜などのおかずと、カレー、パパドと呼ばれるインドのせんべいをのせた料理。カレーは魚ベースやチキンベース、マトンベースのものがあります。
ニョニャ料理
ニョニャ料理はマレーと中国の文化が融合した料理で、ベースとなる中華の味と、エスニックな風味を両立させたことが特徴です。
ニョニャラクサ
エビと鶏のダシが効いたスープに、ココナッツミルクや、レモングラスなどのハーブ、スパイスが合わさったカレー麺。麺は米で作られ、具材にはエビや野菜などが入っています。
オタオタ
魚のすり身とココナッツやスパイスを混ぜ合わせてバナナの葉でくるんで焼いたマレーシアのかまぼこ。スパイスの香りと、濃厚な味が特徴です。
パイティー
サクサクした食感が特徴の、エビやパクチー、オニオンフライなどが入った帽子のような形をした揚げ物。一口サイズの前菜で、チリソースを付けて食べます。
マレーシアのおすすめドリンク
マレーシアには料理だけでなくドリンクも豊富です。強い甘さが特徴なものから爽やかなものまで楽しめます。
テータリック(テタレ)
甘いミルクティーを高い位置から注いで泡立てたもの。クリーミーで甘く、紅茶の香りが引き立つ一杯です。
バンドゥン
ローズシロップを炭酸で割り練乳を加えた、強い甘さが特徴のドリンク。目をひく鮮やかな赤色が特徴で、結婚式のドリンクとしても飲まれます。
シロップ・リマウ
ローズシロップに柑橘系の果物「リマウ」が入ったバラの香りが引き立つジュース。こちらも赤色の見た目ですが、さっぱりとした味わいが特徴です。
マレーシアのおすすめスイーツ
甘いもの好きにはたまらない、マレーシアのスイーツをいくつかご紹介します。地元の食材を使ったスイーツは、独特の甘さと風味が特徴です。
カヤトースト
ココナッツジャム(カヤ)とバターを塗ったトースト。シンプルながらもその甘さと香りが絶品で、朝食やおやつにぴったりです。
アイスカチャン
かき氷の上に色とりどりのトッピングがのったデザート。甘いシロップやコーン、ゼリー、フルーツなどが使われ、見た目にも楽しいスイーツです。
ニョニャクエ
ココナッツミルクと米粉を使用したカラフルなお菓子。もっちりとした食感と程よい甘さが特徴です。
【レシピ】マレーシア料理を作ってみよう!
ここでは自宅でマレーシア料理を作ってみたい方に向けて、デリッシュキッチンの料理をご紹介します。他の東南アジア諸国のテイストで仕上げたレシピも併せてご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね♪
食べ応え抜群!海南鶏飯
炊飯器で作る、海南鶏飯です。鶏の旨みが出た煮汁で炊いたごはんは虜になること間違いなしです。パクチーをたっぷりと添えてお召し上がりください♪
お肉がほろほろ♪バクテー
骨つきの豚肉をスパイスたっぷりのスープで煮込んだマレーシアやシンガポールの郷土料理「バクテー」を家庭で再現できます。ほろっとやわらかい豚肉と旨みの詰まったスープはごはんにかけて食べても絶品です♪
ピーナッツが香ばしい♪ナシゴレン
インドネシアテイストのナシゴレンです。ナンプラーが効いていて、唐辛子を入れることでスパイシーな味わいになります。
濃厚な味♪ホッケンミー
東南アジアで広く愛されているホッケンミーは、各地域によって味付けなどが異なります。こちらはオイスターソースを使い、作りやすい材料でアレンジした一品です。
本場の香り♪ココナッツミルクのラクサ
ラクサは地域によって調理方法や材料は様々ですが、こちらではシンガポールで多く食べられている、海老出汁にココナッツミルクが入ったレシピをご紹介します!米麺を細かくしてレンゲで食べるのが現地のスタイルですが、今回は日本でも手に入りやすい中華麺で作ります。
簡単!本格インド料理!タンドリーチキン
ヨーグルトなどに漬け込んでフライパンで焼くだけでできる一品です。ホームパーティーなどのおもてなしやバーベキューでも大人気間違いナシです。ケチャップとカレー粉を使ってまろやかでほんのりスパイシーな味に仕上がります。
マレーシアの食文化をぜひ堪能してみて!
マレーシアの食文化は、多民族国家ならではの多様性が特徴です。ココナッツやスパイスを主に使用した料理をはじめ、漢方や醤油などを使用した料理など様々あります。
この記事でご紹介した4大料理やドリンク、スイーツを機会があればぜひ食べてみてください。これまでに味わったことのない絶品を見つけられるかもしれませんよ♪
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