DELISH KITCHEN

豆板醤とコチュジャンの違いや代用レシピをご紹介!

作成日: 2021/02/18

中華料理やピリ辛料理を作るのに欠かせない調味料といえば豆板醤ですが、原材料に何が使われているか知っていますか。また、色や質感の似ているコチュジャンや甜麵醬(テンメンジャン)は、豆板醤とはどこが違うのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、豆板醤の特徴やコチュジャン・甜麵醬との違い、代用品について解説します。おすすめレシピもご紹介するのでチェックしてみてください。

目次

  1. 豆板醤について
    1. 豆板醤とは
    2. 豆板醤の代用方法
    3. ・豆板醤(トウバンジャン)の代用
  2. コチュジャン・甜麺醤(テンメンジャン)との違い
    1. 豆板醤とコチュジャンとの違い
    2. 豆板醤を使ったコチュジャンの代用方法
    3. ・コチュジャンの代用
    4. 豆板醤と甜麺醤との違い
  3. 豆板醤を使ったDELISH KITCHENレシピ
    1. 基本の麻婆豆腐
    2. 基本のえびチリ
    3. 鶏むね肉の豆板醤マヨ炒め
    4. ランチョンミートのピリ辛野菜炒め
    5. ピリ辛ねぎチャーハン
    6. ピリ辛きゅうりの一本漬け
    7. 激辛もやしナムル
    8. 大根のひらひらピリ辛スープ
    9. 豚肉の辛みそ鍋
  4. 豆板醤なしのDELISH KITCHENレシピ
    1. 辛くない麻婆豆腐
  5. 豆板醤のピリッと刺激を楽しもう!

豆板醤について

豆板醤とは

豆板醤は名前の通り、豆を使った発酵調味料でそら豆、大豆、唐辛子などを使って作られます。
塩辛さのなかにコクや独特な風味があり、加熱する際は具材を加える前に少し炒めることで風味が増します。
豆板醤の発祥は中国で、麻婆豆腐や担々麺、炒め物に使われることの多い調味料です。

豆板醤の代用方法

たまにしか豆板醤を使わないお家では、いざ使おうとしたらストックがなくなっていたということもあるでしょう。
その場合、どこのお家でもあるような基本の調味料を使って代用ができます。調味料を混ぜるだけでできるうえに、一味唐辛子の量を調節することで好きな辛さに仕上げられることも嬉しいポイントです。

こちらのレシピでは豆板醤の代用について、調味料の詳しい分量などを掲載しています。

・豆板醤(トウバンジャン)の代用

コチュジャン・甜麺醤(テンメンジャン)との違い

豆板醤とコチュジャンとの違い

豆板醤とよく似たコチュジャンは、もち米やお米に麹や唐辛子を加えた発酵調味料です。
朝鮮半島が発祥のコチュジャンは、辛みのなかに甘みがあることが特徴で、韓国料理には欠かせません。そのままビビンバに混ぜたり、焼き肉の上に乗せてサンチュで包んで食べたりすることもあります。

豆板醤とは原材料が違うため風味も異なり、同じ料理に使っても仕上がりは違う印象になります。

豆板醤を使ったコチュジャンの代用方法

コチュジャンは豆板醤を使って代用できます。
代用レシピでしょうゆとみそを使うことは共通していますが、コチュジャンには砂糖を加えるのが特徴です。

こちらのレシピでは豆板醤を使ったコチュジャンの代用方法をご紹介しています。

・コチュジャンの代用

豆板醤と甜麺醤との違い

甜麵醬は小麦に塩と麹を加えた発酵調味料です。
色の感じからすると辛そうなイメージですが、唐辛子などの辛い原材料は使われていません。豆板醤とは原材料が違うため味や風味は全く異なります。
スーパーなどでは豆板醤と甜麵醬は近くに並んでいますが、豆板醤の代わりにはならないので注意しましょう。

甜麵醬は甘みとコクがあるのが特徴で、主に北京ダックや回鍋肉、麻婆豆腐に使われる調味料です。

豆板醤を使ったDELISH KITCHENレシピ

豆板醤は麻婆豆腐以外にもたくさんの使い方ができます。
ここからは、豆板醤を使ったおすすめレシピをご紹介します。

基本の麻婆豆腐

まずは、ごはんが進む「基本の麻婆豆腐」の作り方です。
市販の素を使わなくても意外と簡単に作れます。手作りすると豆板醤の量で辛さを調節ができるのが嬉しいですよね。

基本のえびチリ

「基本のえびチリ」は、おかずにもお酒のお供にもぴったりです。
えびの下処理を丁寧に行えば、お店にも負けない本格的なえびチリができますよ。えびチリも豆板醤の量で辛さの調節ができます。

鶏むね肉の豆板醤マヨ炒め

豆板醤とにんにくの香りがたまらない「鶏むね肉の豆板醤マヨ炒め」です。
たんぱくな鶏むね肉もコクがあるボリュームおかずになります。豆板醤とマヨネーズを合わせた調味料の風味をお楽しみください。

ランチョンミートのピリ辛野菜炒め

もともと味が付いているスパム缶を使った「ランチョンミートのピリ辛炒め」は、少ない調味料で作れるおかずです。
豆板醤のピリっとした刺激で食欲がアップしますよ。

ピリ辛ねぎチャーハン

「ピリ辛ねぎチャーハン」はワンパターンになりがちな、いつものチャーハンをワンランクアップしたチャーハンです。
豆板醤の辛さと、炒めて甘くなったねぎの組み合わせが絶妙!ランチにもいいですね。

ピリ辛きゅうりの一本漬け

豆板醤で作る「ピリ辛きゅうりの一本漬け」です。
ピリ辛の味付けに唐辛子ではなく、豆板醤を使うことでコクのある一本漬けになります。ササっと作れるので、朝に漬けて夕飯のおかずや晩酌のお供にするのもよさそうです。

激辛もやしナムル

辛いもの好きにはたまらない「激辛もやしナムル」は、豆板醤の量で辛さを調節しましょう。
ピリ辛が好きは人は豆板醤を控えめに、激辛が好きな人は多めに使い好みの辛さに仕上げてください。

大根のひらひらピリ辛スープ

「大根のひらひらピリ辛スープ」は、目でも楽しめるスープです。
ピーラーでひらひらにした大根が豆板醤とごま油を使ったスープに浮かび、華やかになります。片栗粉でとろみを付けたスープで、体の芯から温まりそうです。

豚肉の辛みそ鍋

「豚肉の辛みそ鍋」は、豆板醤のピリッとした辛さで箸が止まらなくなるみそ鍋です。
にんにくやニラ、ごま油が入って味もしっかり付いているので、最後に麺やごはんを入れてシメまでしっかり楽しめます。

豆板醤なしのDELISH KITCHENレシピ

辛くない麻婆豆腐

麻婆豆腐といえば通常は豆板醤を使いますが、豆板醤を使わない作り方もあります。
「辛くない麻婆豆腐」は、子供や辛い料理が苦手な人がいるお家でもおいしい麻婆豆腐が食べられますよ。

豆板醤のピリッと刺激を楽しもう!

豆と唐辛子で作る豆板醤。コチュジャンや甜麵醬との違いは原材料だということが分かりました。
ピリ辛料理には欠かせない豆板醤ですが辛さだけでなく、コクや風味も一緒に楽しめます。また、豆板醤は使う量を調節することで辛さの度合いを変えられるのが嬉しいポイントです。

今回ご紹介したレシピも、好みの辛さに調節しながら挑戦してみてください。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。