つるむらさきをおいしく調理!レシピや保存方法ご紹介
作成日: 2021/04/13
つるむらさきはどんな料理に使うのか分からないので手に取ったことがないという人はいませんか。
葉物野菜は何かと使いやすい食材ですが、数種類並んでいるとついつい使い慣れているほうれん草や小松菜を選んでしまいがちです。しかし、つるむらさきも特徴や調理方法さえ知れば定番の野菜として活躍してくれる葉物野菜です。
この記事では、つるむらさきの特徴や保存方法、おすすめレシピをご紹介します。
つるむらさきについて
まずはつるむらさきの特徴についてチェックしてみましょう。
つるむらさきとは
つるむらさきは古くから食べられていた特有の香りがある食材で、さまざまな使い方ができます。
茎やつるが紫色をしていることから「つるむらさき」という名前になりました。しかし、現代の市場では茎やつるが紫色のものよりも、食べやすいといわれる緑色のものが主流になっています。
また、つるむらさきは加熱調理をすると独特のヌメリが出るのも特徴です。
つるむらさきとモロヘイヤの違い
加熱するとヌメリが出る野菜にモロヘイヤがあります。つるむらさきと特徴が似ていますが、まったく異なる植物です。
つるむらさきはツルムラサキ科ツルムラサキ属で東南アジアが原産の野菜、モロヘイヤはアオイ科ツナソ属で北アフリカが原産の野菜です。
つるむらさきの保存方法
つるむらさきは乾燥に弱いため、正しい方法で保存しなければいけません。
使いきれなかったつるむらさきは湿らせたキッチンペーパーに包み、保存袋に入れてから根元を下にして野菜室で保存します。
詳しい保存方法はこちらの動画をご覧ください。
つるむらさきのゆで方
つるむらさきはサッとゆでると独特な風味が抜けて食べやすくなります。
ポイントは葉と茎を分けてゆでることです。別々にゆでることで均一な食感に仕上がります。
詳しいゆで方は、こちらの動画でご紹介しています。
つるむらさきの美味しい食べ方
つるむらさきの美味しい食べ方はおひたしや炒め物、スープなどです。ここで、美味しい食べ方のレシピをいくつかご紹介します。
【おひたし】
つるむらさきのおひたし
つるむらさきのヌメリや歯ごたえを楽しむには、シンプルなおひたしがぴったりです。
めんつゆとかつお節があれば作れるので、初めてつるむらさきを調理する人は挑戦してみましょう。
【炒め物】
つるむらさきとベーコンの卵炒め
ふんわり食感の卵とシャキシャキ食感のつるむらさきが一度に味わえます。
つるむらさきの茎と葉は、炒める場合も別々にして茎から炒めましょう。コンソメやオリーブオイルを使った洋風な炒め物です。
つるむらさきと豚肉のピリ辛炒め
つるむらさきはピリ辛に味付けしても美味しくいただけます。
ごま油の香りと豚バラのうまみが混ざり合い、ごはんが進むひと品です。お酒のお供にもおすすめ!
【スープ・味噌汁】
ツルムラサキと油揚げの味噌汁
お味噌汁にほうれん草などの葉物野菜を入れることがありますよね。同じようにつるむらさきもお味噌汁に使えます。
お味噌汁のうまみが染み込んだ油揚げとシャキッとしたつるむらさきは相性が良いですよ。
つるむらさきを使ったDELISH KITCHENのレシピ
つるむらさきを色々な食材と組み合わせてみましょう。ここからは、つるむらさきを使ったさまざまなレシピをご紹介します。
ツルムラサキとちくわのごまマヨあえ
ゆでたつるむらさきに調味料やちくわを混ぜるだけのお手軽レシピです。
しょうゆとすりごまの風味が加わったコクのあるマヨネーズで、まろやかな味わいに仕上げました。
ツルムラサキと納豆の梅あえ
和食派の人にはぜひ試していただきたいつるむらさきと納豆の梅あえです。
つるむらさきはレンジで加熱して使えるので手間がかかりません。納豆ごはんもひと手間加えるだけで、レベルアップした美味しさになりますよ。
つるむらさきときゅうりの酢の物
つるむらさきを酢の物でもいただいてみましょう。
お酢の酸味とみょうがでさっぱり食べられます。きゅうりのシャキシャキとつるむらさきのネバネバが一緒に味わえるのもポイントです。
つるむらさきのかき揚げ
つるむらさきは油との相性が良いので、天ぷらにも向いています。
コーンを入れれば、黄色と緑の鮮やかなコントラストで食欲がそそられますよ。また、コーンや玉ねぎの甘さが加わることで食べやすさもアップします。
つるむらさきの納豆まぜそうめん
そうめんとネバネバ食感のつるむらさきを組み合わせて、ペロッと食べられるそうめんです。
さわやかな大葉の風味もプラスして、食欲のない夏でも最後までおいしくいただけます。
つるむらさきは使いやすい!ネバネバ食感も楽しんで!
古くから食べられているつるむらさきは、独特の香りや加熱することでヌメリが出るのが特徴です。乾燥に弱いため、湿ったキッチンペーパーでしっかり包んでから保存しましょう。
食感を堪能できるおひたしから色鮮やかな天ぷらまで幅広いメニューに対応できるので、見つけたらぜひ手に取ってみてください。シャキシャキの歯ごたえとネバネバ食感のとりこになってしまうかも!