焼き豆腐とは?煮物からおつまみまで人気レシピご紹介
作成日: 2021/07/28
すき焼きなどの鍋料理によく使われる豆腐といえば、焼き豆腐があります。
そんな焼き豆腐ですが、どのように作られているのかや、特徴などは知らない人も多いかもしれません。また、絹ごし豆腐や木綿豆腐のように、調理前に水切りが必要なのかも気になるところです。
この記事では、焼き豆腐いついてや、おすすめの食べ方のレシピなどをご紹介します。
焼き豆腐について
まずは、焼き豆腐の作り方や特徴、栄養などをご紹介します。
調理時の水切りについてもみていきましょう。
焼き豆腐とは
焼き豆腐は、しっかりと水切りした硬めの木綿豆腐の両面をバーナーなどの直火であぶり、焼き目をつけた豆腐のことです。
水分の多い絹ごし豆腐は崩れやすく、焼き豆腐を作るのには不向きなため、市販の焼き豆腐を作る際には木綿豆腐を用いるのが一般的です。
焼き豆腐は硬くてしっかりとしているので、一般的な木綿豆腐や絹ごし豆腐より煮崩れがしにくく、箸で持ってもボロボロになりにくいことから、煮物や鍋料理で重宝されています。
また、通常の木綿豆腐よりも水分が抜けている分、味が中まで染み込みやすいというメリットもあります。
焼き豆腐は水切りが必要か
焼き豆腐は製造過程で水切りをされているので、調理時の水切りは基本的に不要です。
気になる場合は、キッチンペーパーで焼き豆腐を包み、表面に出てくる水分を軽くふき取ってから使うとよいでしょう。
焼き豆腐のカロリーと糖質
焼き豆腐100gあたりに含まれるカロリーなどをみていきましょう。
これは、おおよそ1/3丁の量になります。
・カロリー…82kcal
・たんぱく質…7.8g
・糖質…0.5g
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
【煮物】焼き豆腐を使ったDELISH KITCHENのレシピ
硬くて煮崩れない焼き豆腐は、煮物にピッタリです。
すき焼きなどで余った焼き豆腐を、煮物に加えるのもよいでしょう。
ここでは、焼き豆腐とさまざまな食材を組み合わせた煮物のレシピをご紹介します。
簡単肉豆腐
フライパンで焼き豆腐、豚肉、たまねぎを蒸し煮にして作る肉豆腐です。
煮汁には水を使わないので、煮る時間が短時間でも焼き豆腐の中まで味がしっかり染み込みます。冷めてもおいしい味付けです。
鶏肉と焼き豆腐の煮物
油で炒めた鶏肉と焼き豆腐、里芋を一緒に炊き上げた一品です。
とろみが出て、里芋に煮汁がからむまで煮るのがポイントです。鶏肉の味が出た煮汁が焼き豆腐の中にもよく染み込みます。
牛肉とキャベツのすき焼き風
すき焼きに入れるのは白菜が多いですが、キャベツでもおいしく仕上がります。
味が染みて柔らかくなったキャベツと、牛肉の旨味がよく合ってご飯が進みます。焼き豆腐を入れることで食べごたえのある一品になります。
あさりと焼き豆腐の煮物
あさりの旨味が野菜と焼き豆腐にたっぷりと染み込んだ煮物です。
心も体もほっとする優しい味わいです。煮崩れしにくい焼き豆腐で食べごたえのある一品です。
【おつまみ】焼き豆腐を使ったDELISH KITCHENのレシピ
焼き豆腐は水気が出にくいので、おつまみになるようなしっかりした味付けの料理にも向いています。
ここでは、焼き豆腐を使ったおつまみのレシピをご紹介します。
てりたま焼き豆腐
フライパンで香ばしく照り焼きにした焼き豆腐に、卵黄をのせて仕上げました。
甘辛い味わいでお酒が進みます。たっぷりかけたねぎと卵黄をからめていただきましょう。
焼き豆腐の肉詰めあん
煮崩れしにくい焼き豆腐をくりぬいて器に見立てました。
合いびき肉の旨味が出た中華風の煮汁は、とろみをつけてあんかけにしましょう。
巻き巻き肉豆腐
牛肉を巻き付けた焼き豆腐をフライパンで焼き、甘辛だれで煮からめます。
煮込まなくても肉豆腐の味わいを楽しめる一品です。甘辛だれの調味料はすべて同量なので、覚えやすいのも嬉しいポイントです。
豚巻き焼き豆腐
焼き豆腐とキャベツを薄切りの豚肉で巻いて焼き、ソースマヨをかけて食べるお好み焼き風の一品です。
焼き豆腐は崩れにくいので、さまざまなアレンジに向いています。仕上げのソースはお好みで醤油などに変えてもおいしいですよ。
【丼・鍋】焼き豆腐を使ったDELISH KITCHENのレシピ
焼き豆腐を使った鍋や丼のレシピをご紹介します。
すき焼き
焼き豆腐を使う定番料理といえばすき焼きです。
ご家庭にある調味料を黄金比率で合わせたら、簡単に割り下を作ることができます。溶き卵をつけながらいただきましょう。
焼き豆腐のっけ丼
くりぬいた焼き豆腐にひき肉をつめて、市販のすき焼きのたれで煮込んで作ります。
煮込んだ焼き豆腐と卵黄をご飯にのせて崩しながら食べれば、まるですき焼きのような味わいに。簡単なので夜食などにもピッタリです。
焼き豆腐は煮崩れしにくく味が染み込みやすい!
焼き豆腐は、水切りした木綿豆腐をあぶって、両面に焼き目をつけた豆腐です。
しっかり水分を抜いて作られているため、形が崩れにくく味もよく染み込みやすいという特徴があります。ほかの豆腐と違い、あらかじめ水切りされているため、調理の際はそのまま使うことができます。
煮崩れしにくい焼き豆腐は、定番のすき焼きや肉豆腐のほかにも煮物やおつまみなど、さまざまな食べ方ができます。
ご紹介したレシピを参考に、いろいろなアレンジを楽しんでみましょう。