DELISH KITCHEN

オレガノとはどんなハーブ?使い方やレシピをご紹介

作成日: 2021/08/02

数あるハーブのなかでも、耳にすることが多い「オレガノ」。
名前はよく知っているけれど、使い方が分からないので手に取ったことはない、という人も多いのではないでしょうか。オレガノはさまざまな使い方ができ、いつもの料理をワンランクアップさせてくれるハーブのひとつです。

この記事では、オレガノの特徴や使い方、おすすめレシピをご紹介します。

目次

  1. オレガノについて
    1. オレガノとは
    2. オレガノの香り
    3. オレガノの代用
  2. オレガノの使い方
    1. トマト料理に
    2. 煮込み料理に
    3. 肉や魚の臭み消しに
    4. ドレッシングに
    5. お菓子やパンに
  3. オレガノを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 【主菜】
    2. 骨付き鶏肉のトマト煮
    3. トマトソースのハーブつくね
    4. ソーセージ風肉ロール
    5. かぼちゃとソーセージのチーズ焼き
    6. かぼちゃのマスタードケチャップ炒め
    7. アジのカレーパン粉焼き
    8. サバ缶と白菜のトマト煮
    9. 圧力鍋でイワシのトマト煮
    10. 【パスタ・スープ】
    11. プッタネスカ
    12. 豚肉と豆のトマトスープ
    13. 【ソース・ドレッシング】
    14. イタリアンドレッシング
    15. ピザソース
  4. 料理にひとふりで味わいアップ!オレガノを活用しよう

オレガノについて

まずはオレガノについて確認していきましょう。

オレガノとは

オレガノは地中海地方が原産で、シソ科ハナハッカ属の多年草ハーブです。
和名では花薄荷(はなはっか)といい、ワイルドマジョラムと呼ばれることもあります。

古代ギリシャやエジプトでは、肉料理や魚料理のほか、ワインの香り付けとして使われていました。
料理以外でも香料や芳香剤、鎮痛剤など幅広く利用されていたようです。

オレガノの香り

オレガノは香りが強く、ややほろ苦さを感じるスッキリさわやかな香りが特徴です。
ただし、香りが強いため料理に使う際は、使用量に注意しなければいけません。

なお、乾燥させると香りがアップすることから、一般的にはドライのほうがよく使われています。
店頭では、乾燥させたオレガノを細かく粉砕したタイプと、パウダー状にしたタイプが並んでいます。

オレガノの代用

オレガノがない場合は、香りが似ているバジルで代用することができます。
バジルは、オレガノよりも若干香りが弱いため、少しだけ多めに使用するとよいかもしれません。

また、オレガノのように、さわやかな香りとほろ苦い風味が特徴の、タイムで代用することも可能です。

オレガノの使い方

オレガノはさまざまな使い方ができるハーブです。

トマト料理に

オレガノはトマトと相性がよく、トマト料理で活躍してくれます。
例えば、トマトソースやトマト味のパスタに加えるのがおすすめです。

また、チーズとの相性もよいため、ピザをはじめとしたイタリア料理や地中海料理にもよく合います。

煮込み料理に

煮込み料理にオレガノを使うと、さわやかな香りが加わります。
相性のよいトマトを使ったトマトスープや、野菜たっぷりのポタージュにもおすすめです。

また、オイルとも相性がよいことから、アヒージョに加えると香りがアップします。

肉や魚の臭み消しに

オレガノは、肉や魚の臭み消しにも使えます。
特に、肉や魚をローストする際に使うと、臭みがなくなるうえに料理を香り豊かに仕上げてくれます。

また、脂身のある肉もオレガノを加えることで、脂っぽさをやわらげて食べやすくなります。

ドレッシングに

オイルと相性がよいため、オリーブオイルを使った手作りドレッシングに加えると、市販のドレッシングにも負けない香り豊かなドレッシングが作れます。

お菓子やパンに

ちょっと意外かもしれませんが、焼き菓子やパンに加えることもあります。
チーズを使ったクッキーやパンに加えると、本格的な風味に仕上がります。

オレガノを使ったDELISH KITCHENのレシピ

最後に、オレガノを使ったおすすめレシピをご紹介します。

【主菜】

骨付き鶏肉のトマト煮

作り方は簡単なのに、レストランでいただくメニューのような一品です。
オレガノと相性のよいトマトや鶏肉をコトコト煮込みましょう。骨付き肉を使うことで、より豪華な仕上がりになりますよ。

トマトソースのハーブつくね

肉だねにオレガノを加え、トマトソースを添えていただく洋風つくね。
つくねのさわやかな後味とほどよい酸味のトマトソースの組み合わせで、箸が止まらなくなってしまうかも。

ソーセージ風肉ロール

肉だねを豚バラ肉で巻いたボリューミーなソーセージ風肉ロール。
オレガノとバジル、2種類のハーブを使い香りをアップさせました。ひき肉と豚バラ肉のジューシーな旨味もたまりません。

かぼちゃとソーセージのチーズ焼き

かぼちゃとソーセージにカマンベールチーズを加えた、ボリューム満点のレシピです。
仕上げにパン粉やオリーブオイルとともにオレガノを散らします。具材の甘味や旨味のなかに感じる、オレガノのさわやかな風味が後引くおいしさです。

かぼちゃのマスタードケチャップ炒め

かぼちゃと牛肉を粒マスタードとケチャップで炒めます。
かぼちゃの甘味、粒マスタードの刺激、ケチャップのほのかな酸味がクセになるハーモニー。オレガノとよく合うトマト風味で、ワインにもぴったりです。

アジのカレーパン粉焼き

ワンパターンになってしまいがちなアジを、スパイシーなカレー風味でいただきましょう。
オレガノと相性のよいチーズなど、調味料を混ぜたらアジの上にまぶし、トースターで加熱するだけと手軽に作れます。

サバ缶と白菜のトマト煮

シンプルなサバの水煮缶と白菜をトマト煮にしてみました。
和のイメージが強いサバ缶も、オレガノやチーズ、オリーブオイルと一緒にトマト煮にすると一気にイタリアンに仕上がります。

圧力鍋でイワシのトマト煮

圧力鍋で骨まで柔らかくできる、イワシのトマト煮です。
調味料はシンプルですが、イワシの旨味にオレガノやにんにくの風味がプラスされ絶品ですよ。独特の臭みも気になりません。

【パスタ・スープ】

プッタネスカ

娼婦風という意味を持つナポリの名物パスタ、プッタネスカを手軽に作れるようアレンジしました。
アンチョビやケッパー、唐辛子が刺激的なトマトソースパスタにオレガノをふりかければ、絶妙な風味を味わえます。

豚肉と豆のトマトスープ

豚バラ肉やトマトの旨味がギュッとつまったスープです。
具材を大きめに切って満足感のあるボリュームに仕上げるのがおすすめですよ。トマトの鮮やかな赤色が食卓を明るくしてくれます。

【ソース・ドレッシング】

イタリアンドレッシング

いつも市販のドレッシングを使うという人も、たまには手作りしてみませんか。
オリーブオイルやオレガノ、レモン汁に調味料を組み合わせれば、手軽にイタリアンドレッシングが作れます。サラダにかけるだけではもったいないフレッシュなドレッシングです。

ピザソース

おうちで作るのは難しそうなピザソース。
オレガノやにんにくの風味をプラスすると本格的なピザソースが作れます。おいしいピザソースが手作りできたら、ピザ生地も手作りしたくなってしまうかもしれません。

料理にひとふりで味わいアップ!オレガノを活用しよう

地中海地方が原産のオレガノはトマトやチーズとの相性がよく、組み合わせるだけで一気にイタリアンに仕上がります。
煮込み料理のほか、肉や魚の臭み消しにも使えて、料理にひとふりするだけで味わいをアップさせるハーブです。

イタリアンが好きな人はもちろん、これまでオレガノを手に取ることがなかった人も、さまざまな料理にオレガノを活用してみてください。

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