DELISH KITCHEN

ミンチ(ひき肉)とは?ひき方の種類やレシピをご紹介

作成日: 2021/11/12

ハンバーグや餃子、メンチカツなど、さまざまな料理に活用できるミンチ(ひき肉)は便利な食材ですね。普段からよく使うというご家庭も多いでしょうミンチには、ひき方の細かさや使用する肉などによっていろいろな種類がありますが、それぞれどのような特徴があるのかをご存じでしょうか。

この記事では、ミンチ(ひき肉)の種類や特徴、ミンチを使ったおすすめレシピをご紹介します。

目次

  1. ミンチ(ひき肉)について
    1. ミンチ(ひき肉)とは
    2. ミンチ(ひき肉)のひき方の種類
  2. ミンチ(ひき肉)の種類
    1. 牛肉
    2. 豚肉
    3. 鶏肉
    4. 合いびき肉
  3. 【牛ひき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. ビーフハンバーグ
    2. 牛ひき肉のすき煮
    3. 牛肉のラグーソースパスタ
  4. 【豚ひき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. メンチカツ
    2. 白菜と豚肉のカレー
    3. なすのミートラザニア
  5. 【鶏ひき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. れんこんの大葉はさみ焼き
    2. 豆腐とキャベツのハンバーグ
    3. 肉味噌の三色そぼろ丼
  6. 【合いびき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 基本のハンバーグ
    2. 基本のミートローフ
    3. ピーマン肉詰め
    4. キーマカレー
  7. ミンチは種類によって味や向いている料理が異なる

ミンチ(ひき肉)について

ミンチ(ひき肉)はどのような肉なのかをみていきましょう。

ミンチ(ひき肉)とは

ミンチは、牛肉や鶏肉、豚肉などを細かくすりつぶしたり切ったりして、扱いやすくした食材のことです。肉をすりつぶすことを「挽く(ひく)」を呼ぶため、「ひき肉」と名前がついています。

ミンチとは「細かく切り刻む」「ひく」という意味の英語「mince(ミンス)」が語源となった和製英語です。

ミンチ(ひき肉)のひき方の種類

ミンチは、ひき方によって種類が分類されています。ひく細かさによって「粗びき」「中びき」「細びき」に分けられます。粗びきはゴロっとした食感と、肉のうま味を感じられるのが特徴です。スーパーなどでよく販売されているのは細びきのミンチがほとんどです。

また、ひく回数によっても「一度びき」「二度びき」に分けられています。一度びきは肉の食感が感じられ、二度びきはやわらかくなめらかな食感が特徴です。

ミンチ(ひき肉)の種類

ここからは牛肉、豚肉、鶏肉、合いびき肉、それぞれのミンチの味の特徴やどんな料理に合うのかをご紹介します。

牛肉

牛ひき肉はもも肉、ばら肉、すね肉などを混ぜ合わせてひいたものです。噛むと弾力があり、強いうま味があります。

水分が少なく崩れにくいため、ハンバーグやミートローフなどのこねて作る料理に向いています。また、ミートソースなどの洋食にもよく使われています。

豚肉

豚ひき肉は、肩バラ肉やすね肉をひいたものです。牛ひき肉や鶏ひき肉と比べて脂が多く、コクとやわらかい食感、まろやかな味わいが特徴です。脂が気になる方は、赤身が多いものを選ぶとよいでしょう。

餃子に使うとジューシーな仕上がりになります。また、麻婆豆腐などの中華料理と相性のよい肉です。

鶏肉

鶏ひき肉は、牛肉や豚肉よりも淡泊な味わいで、ひく部位によって味や食感が変わります。

胸肉を使った鶏ひき肉は、サッパリしていて淡泊な味わい、もも肉を使った鶏ひき肉はジューシーでやわらかいのが特徴です。鶏そぼろやつくねなどに向いています。

合いびき肉

合いびき肉は牛肉と豚肉を合わせたひき肉のことです。豚ひき肉のコクと牛ひき肉の強いうま味が合わさっています。豚肉と牛肉を「4:6」や「5:5」の割合でひいたものが多く、その割合によって味や食感が異なります。

ハンバーグやキーマカレー、ピーマンの肉づめなどジャンルを問わず、さまざまな料理に使うことができます。

【牛ひき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ

ここからは、牛ひき肉を使ったレシピをご紹介します。

ビーフハンバーグ

牛ひき肉だけを使ったハンバーグは、ジューシーで肉のうま味がしっかり味わえます。ナツメグを入れることで、肉の臭みを消すことができます。ソースにバターを入れるとコクとツヤをプラスできますよ。

牛ひき肉のすき煮

牛ひき肉にしっかりと焼き色を付けてから、しょうゆとみりん、酒で味をつけると関西風のすき焼きのように仕上がります。甘辛い味付けで、ご飯によく合いますよ。お好みで温泉卵をトッピングするのもおすすめです。

牛肉のラグーソースパスタ

ラグーソースはイタリアの家庭料理の定番で、肉や魚介類を細かく切って煮込んで作るものです。牛ひき肉のかたまりを残して、たっぷりの野菜と煮込むと本格的な味に。ソースとよくからむペンネと合わせていただきましょう。

【豚ひき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ

豚ひき肉を使ったおすすめレシピをご紹介します。

メンチカツ

豚肉のうま味と玉ねぎの甘みの組み合わせが抜群のメンチカツです。ひき肉にケチャップとウスターソースを混ぜ合わせるのがポイント。味がついていてソースをかけずにそのまま食べられるので、衣のサクッとした食感が失われません。

白菜と豚肉のカレー

白菜の甘みと豚肉のうま味が合わさった、ひと味違ったカレーです。トマトジュース、おろししょうが、おろしにんにくを加えることで、パンチのある本格的な味わいになりますよ。

なすのミートラザニア

身近な材料で手軽にできる、なすのミートソースラザニアです。豚ひき肉のうま味となすのトロっとした食感が相性ぴったり。餃子の皮を使うことで、もっちりした食感の本格派ラザニアを楽しめます。

【鶏ひき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ

鶏ひき肉を使ったレシピをご紹介します。

れんこんの大葉はさみ焼き

鶏ひき肉のあっさりした味と、大葉のさっぱりした味わい、甘辛いタレの組み合わせが相性ピッタリ。れんこんのシャキシャキ食感がたまらないおいしさです。ご飯のおかずやお酒のおつまみにおすすめです。

豆腐とキャベツのハンバーグ

豆腐とキャベツ、鶏ひき肉を使った、やさしい味わいの和風のハンバーグです。豆腐を入れることで、しっとりふわふわのハンバーグができ上がります。カット野菜を使うことで包丁を使わずにできるのもうれしいですね。

肉味噌の三色そぼろ丼

コクのあるみそ味の鶏そぼろを使って三食丼を作りましょう。しっとりした鶏そぼろとふわふわ卵、シャキシャキのねぎの食感のコントラストがよく、彩りもきれいです。お好みでねぎの代わりに絹さやを使うのもおすすめです。

【合いびき肉】を使ったDELISH KITCHENのレシピ

合いびき肉を使ったおすすめレシピをご紹介します。

基本のハンバーグ

合いびき肉を使った、基本のハンバーグのご紹介です。ふっくらジューシーに仕上げるコツは、フタをして蒸し焼きにすること。バターを加えたコクのあるソースがたまらないおいしさです。

基本のミートローフ

見た目が華やかで、ごちそうの雰囲気があるミートローフ。肉だねを混ぜて型につめて焼くだけなので、とても簡単です。肉汁が出てしまわないように、粗熱をとって型からはずすのがおいしく作るポイントです。

ピーマン肉詰め

オイスターソースのたれをからめた、ご飯が進むピーマン肉づめです。ピーマンが苦手な方でも、肉のうま味でおいしく食べられるかもしれません。ポリ袋にピーマンと薄力粉を入れて振ることで、肉だねが離れずキレイに仕上がります。

キーマカレー

ご家庭で簡単に作れるキーマカレーのレシピです。合いびき肉と野菜、調味料を炒め合わせるだけなので、忙しいときでもすぐに作れます。とろりとした温泉卵と一緒に食べるとまろやかな味わいになりますよ。

ミンチは種類によって味や向いている料理が異なる

ミンチ(ひき肉)は、肉の種類やひき方によって食感や味、向いている料理が異なります。牛ひき肉はうま味が強く、豚ひき肉はコクとやわらかい食感が特徴です。合いびき肉は牛肉と豚肉のよい所を合わせたもの。

鶏ひき肉はあっさりした味わいで、部位によって味や食感が違います。それぞれの特徴を活かしたレシピを参考に、さまざまなひき肉料理を楽しみましょう。

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