黄色と緑色のズッキーニの違いは?レシピもご紹介
作成日: 2022/09/30
スーパーで黄色と緑のズッキーニを見たことはありませんか?ズッキーニは色によって味や食感に違いはあるのでしょうか?この記事で色の違いによるズッキーニの特徴やレシピをご紹介します。
黄色と緑色のズッキーニを比べる
まずは2色のズッキーニについて比べてみましょう。
見た目の違い
そもそもズッキーニは、ウリ科カボチャ属に分類されている野菜です。緑のズッキーニが一般的に馴染み深いかもしれませんが、黄色のズッキーニもあります。
緑のズッキーニと黄色いズッキーニ、色こそ違いますが大きさや形、切り口はあまり変わりません。
生食の場合
2色のズッキーニで味には違いがあります。
スライスしてそのまま食べると、黄色のズッキーニは緑色に比べて味が薄くて青臭さもなく、淡泊な味わいです。
食感は、緑色のズッキーニはかぼちゃに似てホクホクしているのに対して、黄色は中心部がやわらかくなります。生食で食べるなら黄色の方が食べやすくおすすめです。
炒めた場合
黄色いズッキーニはもともと味が淡白なので、油で炒めるとよりすっきりとした味わいになります。一方で緑色はズッキーニらしいコクのある味わいに。
食感を比較すると、黄色は中がとろりと柔らかく、外側はほどよい歯ごたえが楽しめます。緑色は、なすのような全体的にとろりとした食感になります。
油で炒めるなら緑色の方が味が濃くおすすめですが、気分や好みで選ぶとよいでしょう。
ゆでた場合
黄色も緑も、ゆで時間が短ければ特に変わりませんが、長いと果皮の色が薄くなる傾向があります。
食感はどちらも柔らかくなりあまり変わらないので、黄色も緑色もお好みで選ぶのがおすすめです。
丸ズッキーニにも黄色や緑色がある
ズッキーニは細長いものを見かけることが多いかと思いますが、実は形が違う丸いものもあります。
丸ズッキーニには色々な品種があり、黄色、緑、薄緑などカラフルですが味は似ています。直径6~10cm程の球形からやや長楕円形で、中心部まで果肉が詰まっています。
一般的な細長いタイプとあまり味に違いはありませんが、丸みがあるので中の白い果肉部分の割合が多くなります。形を生かして中身をくり抜いてタネを入れる食べ方も人気です。
ズッキーニの保存方法
黄色も緑色も保存方法は変わりません。冷蔵、冷凍での保存方法をご紹介します。
冷蔵保存
乾燥させないことが保存のポイントです。
保存期間は、丸ごとの場合で1週間が目安です。カットした場合はなるべく早めに使い切りましょう。
冷凍保存
使いきれない場合はより長く保存できる冷凍がオススメです。
冷凍すれば2〜3週間を目安に保存することができます。
ズッキーニを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ズッキーニを活かした簡単レシピをご紹介します。ズッキーニのカラフルな色もかわいいレシピがたくさん!ぜひ参考にしてくださいね。
黄色いズッキーニを使って
黄色いズッキーニの色や食感を活用したレシピです。
生食レシピ
黄色いズッキーニは生食もおすすめです。
・タコとズッキーニのさっぱりサラダ
タコのうまみとレモンのさわやかさが癖になるさっぱりサラダ。食卓が華やかになります。
・黄ズッキーニとカニかまぼこのマヨ和え
ズッキーニはマヨネーズとも相性がいいです。すりごまでコクをアップさせることもポイント。
・サーモンとズッキーニのマリネサラダ
ズッキーニにサーモンを合わせてパーティー仕様に。レモンを加えて爽やかな風味がポイントです。
加熱レシピ
加熱したズッキーニもとろとろして美味しいですよ。
黄色と緑色のズッキーニを使うと見た目もカラフルで楽しめます。
・2色ズッキーニのガリバタ炒め
ガーリックとバターという間違いない組み合わせ!ささみと合わせることで食べごたえもアップします。
・カラフルラタトゥイユ
2色のズッキーニとトマトの色を活かした、華やかなレシピ。綺麗に並べた野菜はうま味が凝縮されて、見た目だけではなく味も本格的です。
・2色ズッキーニのガーリックマリネ
マリネは生のズッキーニだけでなく、加熱したズッキーニでも美味しく作れます。
ズッキーニを使った人気レシピ
ズッキーニの可能性は無限大です。こちらのリンクでは緑を中心に、ズッキーニ全般の人気レシピをたくさん紹介しています。炒め物や煮びたし、スープなど幅広く紹介しているのでぜひお気に入りのレシピを探してみてください。
ズッキーニを活かして美味しく味わおう
今回はズッキーニについてお話しました。緑色と黄色の2種類には、食感や味わいに微妙な違いがあります。また、ズッキーニは生だとシャキシャキした食感、加熱するととろとろした食感が楽しめます。ズッキーニで食卓に彩りをプラスして、いろいろなレシピで存分に楽しんでいきましょう!