ロロンかぼちゃとは？特徴や保存方法、レシピもご紹介！

ロロンかぼちゃの特徴

まずは、ロロンかぼちゃとはどんな野菜なのかご紹介します。

品種・見た目

ロロンかぼちゃは、約2kg前後の大玉でラグビーボールのような個性的な形をしたカボチャです。果皮は濃い緑色でちらし斑が入っており、一般的な栗かぼちゃとよく似た見た目をしています。価格についても一般的にスーパーで売られている西洋かぼちゃなどとほぼ変わりがなく、ロロンかぼちゃは大きさに対して手頃な食材であるといえるでしょう。
ロロンという珍しい名前は、育成者の「ロマン」が込められていることと、食感が「マロン」のように甘くおいしいというところから名付けられました。

味

ロロンかぼちゃの肉質はキメが細かく、なめらかな舌触りが特徴でかぼちゃの品種の中でもとにかくおいしいと言われています。

上でご紹介した名前の由来の通り、栗のように上品な甘さが口いっぱいに広がり、加熱することでホクホクとしながらもなめらかな食感が楽しめます。

収穫時期

ロロンかぼちゃは日本全国で栽培されており、収穫時期や旬も地域によって異なります。

一般的な収穫時期は5月～9月ごろですが、北海道のような寒冷地では7月上旬～9月上旬、愛媛県のような温暖な地域では5月下旬～7月末頃に収穫されます。

ロロンかぼちゃの食べ方

ロロンかぼちゃのおいしい食べ方のひとつが甘さとホクホクした食感を活かしたコロッケや揚げ物です。

もちろん、一般的なかぼちゃと同じように煮物や焼き物などに使ってもおいしくいただけます。肉質のきめが細かく裏ごしが簡単にできるので、ペースト状にしてポタージュやプリンにもアレンジができます。

ロロンかぼちゃの切り方

ここからは特徴的な形をしたロロンかぼちゃの切り方を解説します。

1.まずは扱いやすいように縦か横に半分に切ります。
このとき、ヘタの部分は固くて危険なので避けて切ってください。また、切るときに不安定な場合は、一番膨らんでいる部分の果皮を少し切り落とすと安定して切りやすくなります。

2.種とワタをスプーンなどで取り除きます。
3.切り口を下にしてへたを切り落とし、傷や汚れがある部分の皮をそぎましょう。

下記の記事でかぼちゃの下処理について詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

ロロンかぼちゃの保存方法

ロロンかぼちゃの保存方法は、通常のかぼちゃの保存方法と同じです。

下記の動画でかぼちゃの保存方法については冷蔵・冷凍ともに詳しく解説していますので、それぞれぜひ参考にしてくださいね。

かぼちゃの保存期間は冷蔵で約1週間、冷凍で約3～4週間です。冷凍保存する場合は使いやすい形に下処理しておくと便利ですよ。

ロロンかぼちゃの料理に！DELISH KITCHENのかぼちゃレシピ

ロロンかぼちゃを使った人気のレシピや定番のレシピをご紹介します。ホクホクでなめらかな食感をお楽しみください。

かぼちゃのコロッケ

かぼちゃの甘みでソースなしでも楽しめるかぼちゃコロッケのレシピです。ほくほくとしたかぼちゃがバターの風味とよく合います。塩こしょうのみのシンプルな味付けで素朴な味わいをお楽しみください。

かぼちゃの甘辛焼き

レンジでやわらかくしたかぼちゃに片栗粉をまぶし、甘辛いタレを絡めて焼きました。香ばしいしょうゆとごまの香りで食欲がそそられます。ごはんとの相性もぴったりなので、今夜の副菜にいかがでしょうか？

基本のかぼちゃの煮物

心もほっこり温まる基本のかぼちゃの煮物をご紹介します。一口大に切ったかぼちゃと調味料を一気に入れて弱火で煮るだけなので、簡単に作ることができますよ。あと一品欲しいというときにもおすすめです。

かぼちゃの豆乳ポタージュ

かぼちゃの黄色がやさしい豆乳を使ったポタージュです。かぼちゃと玉ねぎの甘みが豆乳とよく合い、ついついおかわりしてしまうおいしさですよ。

かぼちゃのプリン

裏ごししたかぼちゃをふんだんに使ったなめらかな口当たりのプリンはいかがですか。濃厚で甘いプリンとほろ苦いカラメルソースが相性抜群で、思わずクセになるおいしさです。ハロウィンメニューにもぴったりですね。

以下のページでは他にもDELISH KITCHENのかぼちゃ人気レシピが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

ロロンかぼちゃのやさしい甘さを楽しもう

特徴的な見た目をしているロロンかぼちゃは他のかぼちゃと比べて一発で見分けることができます。下処理や保存方法は通常のかぼちゃと同じなので、手軽に挑戦できそうですね。キメが細かくなめらかな舌触りがとてもおいしいので、スーパーなどで見かけたらぜひ手に取ってみてください。