ポテトサラダに適したじゃがいもの品種は?基本のレシピもご紹介
作成日: 2023/06/28
更新日: 2023/08/22
ポテトサラダは副菜にもおつまみにもぴったりの料理なので「定番のメニュー」という方も多いのではないでしょうか。しかし、毎回同じポテトサラダではあきてしまうかもしれません。
今回はポテトサラダにおすすめのじゃがいもの品種や、さまざまなポテトサラダのレシピをご紹介します。品種の選び方やレシピを変えて、いつもと違うポテトサラダをつくってみませんか。
ポテトサラダに適したじゃがいもの品種は?
ポテトサラダに適したじゃがいもについてご紹介します。じゃがいもの選び方がわからないときに参考にしてくださいね。
男爵
男爵は粉質が強く、ほくほくとした食感が特徴のじゃがいもです。加熱するとほろっと粉のようにほどけるので煮崩れしやすい点がデメリットですが、ポテトサラダなどつぶして調理するメニューに適しています。
ほくほくとした食感が好みの方や、素朴で自然なじゃがいも本来の甘味を楽しみたい方に男爵がおすすめです。
キタアカリ
キタアカリは男爵と同様にほくほくとした食感で、香りがよいじゃがいもです。見た目も男爵と似ていますが、切ってみると男爵よりも黄色く、そして味は甘味がより強いのが特徴です。
ほくほくとした食感のキタアカリはつぶしやすいのでポテトサラダに適しています。基本のポテトサラダだけでなく、調味料や具材をアレンジしたポテトサラダにもおすすめです。
メークイン
メークインは煮崩れしにくくねっとりとした質感と、甘味が強い点が特徴のじゃがいもです。加熱しても崩れにくいので煮物に適していますが、なめらかなマッシュポテトにするのもおすすめです。
つぶしてきめ細やかな舌触りにしたメークインは、クリーミーなポテトサラダやマッシュポテトに合います。
新じゃがいも(ニシユタカ)
新じゃがいもとして出回ることの多いじゃがいもの品種はニシユタカです。ニシユタカなどの新じゃがいもは肉質がかたく、煮崩れしにくい特徴があります。つぶすとなめらかな食感になるのでマッシュポテトにぴったりです。
また、新じゃがいもは皮が薄いのが特徴です。皮ごと食べられるため、皮をむく手間がなく簡単にポテトサラダをつくれます。皮付きのポテトサラダにすると、見た目もおしゃれなデリ風サラダに仕上がります。
新じゃがいもについての関連記事はこちらもご覧ください。新じゃがいものレシピだけでなく、調理する際の注意点もご紹介しています。
じゃがいもは品種により、食感が異なります。
「ポテトサラダ」といっても、じゃがいもの特徴によりバリエーションはさまざまです。男爵やキタアカリのほくほくとした食感、メークインや新じゃがいものなめらかな食感などお好みに合わせてじゃがいもを選び、ポテトサラダをつくってみてはいかがでしょうか。
基本のポテトサラダのレシピ
シャキシャキの野菜がおいしい基本のポテトサラダをご紹介します。
こちらのレシピを覚えておくと、具材を変えたり、隠し味を加えたりしてさまざまなポテトサラダに応用できますよ。
準備する材料(2人分)
- ハム :2枚
- じゃがいも:2個(300g)
- きゅうり :1/2本
- 玉ねぎ :1/4個
- にんじん :1/3本
- 酢 :大さじ1
- 塩 :小さじ1/3
- マヨネーズ:大さじ4
- 塩こしょう:適量
調理手順
①じゃがいもは一口大に切り、水にさらして水気を切る。
②きゅうりは輪切りにする。玉ねぎは薄切りにする。
③ハムは半分に切り、1cm幅に切る。にんじんは縦半分に切り、薄切りにする。
④ボウルにきゅうり、玉ねぎを入れて塩(分量外:小さじ1/3)をふってもみこみ、10分おき、水で洗って水気を切る。
⑤にんじんは耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで1分加熱する。
※ポイント
お使いのレンジの性能や、にんじんの大きさによって仕上がりが異なります。お好みのかたさになるように加熱時間は調整して下さい。
⑥鍋に水、じゃがいもを入れて煮立ったらじゃがいもがやわらかくなるまで10分ほどゆでる。水気を切り、鍋に戻し入れ、弱めの中火にかけて鍋をゆすって混ぜながら、水分をとばす。
⑦耐熱容器に6のじゃがいもを入れて熱いうちに酢、塩を加えてつぶす。粗熱をとる。
⑧ボウルにじゃがいもを入れ、マヨネーズ、塩こしょうを加えてよく混ぜる。
⑨きゅうり、玉ねぎ、にんじん、ハムを加えて混ぜる。
大人気!DELISH KITCHENのポテトサラダのレシピ
さまざまなポテトサラダのレシピをご紹介します。お気に入りのレシピを見つけてみてくださいね。
基本のポテトサラダ
シャキシャキの野菜がおいしい基本のポテトサラダをつくりましょう。こちらのレシピを覚えておくと、具材を変えたり、隠し味を加えたりしてさまざまなポテトサラダに応用できますよ。
卵たっぷり濃厚ポテサラ
8等分にしたたまごがごろっと入った濃厚なポテトサラダのレシピです。炒めたブロックベーコンのうまみとたまごの濃厚さが相性抜群。最後にパセリを散らすと見た目もいろどりよく完成します。
ベーコンポテトサラダ
材料がじゃがいも、玉ねぎ、ベーコンというシンプルなポテトサラダに粒マスタードを加えて、ピリッとした一品に仕上げましょう。じゃがいもを粗めにつぶすと食べ応えのあるポテトサラダになりますよ。
シンプルポテトサラダ
忙しいときは、電子レンジを使ってつくる時短のポテトサラダにしませんか。にんじん、きゅうり、ハムでいろどりがよく「あと一品ほしい」というときに役立つレシピです。具材を変えてアレンジ可能です。
コンソメポテトサラダ
定番のポテトサラダにコンソメを加えて、いつもと違う味を楽しんでみましょう。隠し味にコンソメを入れるだけなので、手間をかけずに味を変えられます。味付けのレパートリーを増やしてみませんか。
香るポテトサラダ
香りと食感に特徴がある秋田県名物の漬物「いぶりがっこ」を加えたポテトサラダのレシピです。じゃがいものほくほく感といぶりがっこのポリポリとした食感が合い、おかずだけでなくおつまみにもぴったりな一品です。
新じゃがの皮ごとポテトサラダ
新じゃがの季節は、皮ごと使うポテトサラダでいつもと違う一品にしませんか。皮をむく手間が不要なだけでなく、皮そのもののおいしさを味わえます。ごろっとした食感が残るようにつくりましょう。
明太ポテトサラダ
じゃがいもに、明太子、マヨネーズ、大葉を加えるだけの簡単レシピです。明太子とマヨネーズは相性抜群。ピリッとした辛さとマヨネーズのまろやかさがポテトサラダに合いますよ。
DELISH KITCHENのじゃがいもの茹で方・蒸し方
じゃがいもの基本の茹で方・蒸し方をご紹介します。
じゃがいもの茹で方
基本となる、じゃがいもの茹で方です。茹で方や茹で時間によって味や食感が変わるので、料理に合わせて丸ごともしくは切ってから茹でましょう。基本の茹で方を知っておくと、さまざまな料理の下準備で使えます。
じゃがいもを茹でてから皮を剥く方法
じゃがいもを茹でてから皮を剥く方法を2パターンご紹介します。どちらも熱いうちに皮を剥くのがポイントです。熱いうちに剥くと皮が剥きやすいだけでなく、つぶしたときに滑らかな舌触りに仕上がります。
じゃがいもの蒸し方(レンジ)
鍋や蒸し器を使わず、電子レンジでじゃがいもを蒸してみましょう。蒸したじゃがいもはポテトサラダにぴったりです。ご自宅の電子レンジの機能やじゃがいもの大きさにあわせて加熱時間を調整してみてくださいね。
DELISH KITCHENのじゃがいもの保存方法
最後にじゃがいもの保存方法をご紹介します。
じゃがいもの保存方法
じゃがいもの基本の保存方法です。皮付きのまるごとのままのじゃがいもは日持ちするように正しく保存するのがおすすめです。さまざまな料理に使えるので、芽を生やさないように長持ちさせましょう。
じゃがいもの冷凍方法
じゃがいもは冷凍保存も可能です。じゃがいもを買いすぎたときや食べきれそうにないときは冷凍保存しておきましょう。丸ごと冷凍する方法と、加熱してから冷凍する方法と2種類あります。
切ったじゃがいもの一時保存
料理するために切ったものの、じゃがいもを使いきれなかったという経験はありませんか。切ったじゃがいもは、切り口が変色しないように水に入れて保存するのがおすすめです。
ポテトサラダはじゃがいもの品種の選び方や味付け方法でアレンジできる
ポテトサラダは定番の味付けや具材でもおいしいものがつくれますが、アレンジして自分好みのポテトサラダにするのもおすすめです。使うじゃがいもの品種を変えるだけで食感が変わるので、好みに合わせてじゃがいもの選び方を変えてみてはいかがでしょうか。さまざまなレシピをご紹介したので、いつものポテトサラダとの違いを楽しんでくださいね。