DELISH KITCHEN

アヒージョの美味しい作り方や基本レシピをご紹介!コツを押さえておいしく作ろう

作成日: 2023/09/04

更新日: 2023/10/18

スペインの代表的な小皿料理として人気のあるアヒージョ。お店で食べたことがある方も多いのではないでしょうか?ただ、おうちで作るとなるとシンプルだからこそ困ってしまうこともありますよね。

そこでこの記事ではアヒージョの作り方や基本のレシピをご紹介します。コツを押さえることでおいしく作ることができるので、ぜひチェックしてみてください。

目次

  1. アヒージョとは
  2. 基本的なアヒージョの作り方
    1. 準備する材料
    2. 調理方法
    3. 調味料の分量
  3. アヒージョをおいしく作るコツ・おすすめ具材と下ごしらえ
    1. オリーブオイルを使い分ける
    2. しっかりと食材の下ごしらえをする(魚介・きのこ・野菜)
      1. えび

      2. あさり

      3. 牡蠣

      4. 冷凍魚介類・シーフードミックス

      5. きのこ類

      6. トマト

      7. ブロッコリー

      8. 砂肝

    3. にんにくの香りを立たせる
  4. DELISH KITCHENのアヒージョのレシピ
    1. たっぷり野菜のアヒージョ
    2. 牡蠣のアヒージョ
    3. じゃがいもとベーコンのアヒージョ
    4. えびのフライパンアヒージョ
    5. サバ缶アヒージョ
  5. 今夜はアヒージョでバル気分!

アヒージョとは

アヒージョとはオリーブオイルとにんにくで食材を煮込む料理で、スペインのタパス(小皿料理)の一種です。にんにくや唐辛子が香るたっぷりのオリーブオイルがしみこんだ具材がやみつきになるおいしさです。旨味が溶けこんだオイルをバゲットにたっぷり吸わせて味わうのも定番の食べ方です。

日本でもバルや飲食店で提供されており、カラフルな具材がおしゃれでおいしくお酒がどんどん進んでしまう一品です。フライパンやスキレット、もしくはトースターでも作れるお手軽なおつまみとしても人気があります。

基本的なアヒージョの作り方

ここからは、基本的なアヒージョの作り方をご紹介します。

準備する材料

アヒージョは基本的に下記の材料を使用して作ります。
 ・オリーブオイル
 ・ニンニク
 ・唐辛子(鷹の爪)
 ・塩(または塩胡椒)
 ・食材(お好みで、魚介・肉・きのこ・野菜など)

調理方法

フライパンやスキレットにオリーブオイルやにんにく、鷹の爪を入れて弱火で加熱し、香りがしてきたら食材を入れます。食材を入れてさらに加熱した後、塩胡椒などで味を整えましょう。にんにくの香りが立ち、中火で具材に火が通るまで加熱したら完成です。

調味料の分量

基本的な分量はオリーブオイル100ccに対して、塩小さじ1/3(2g)程度で、鷹の爪は1本分、にんにくはひとかけ、チュープを使用する場合は約2〜3cmを目安に使用しましょう。鍋のサイズや食材の量、味の好みに合わせて調整してみてください。

アヒージョをおいしく作るコツ・おすすめ具材と下ごしらえ

アヒージョをおいしく作るコツやおすすめ具材、下ごしらえの方法を見ていきましょう。

オリーブオイルを使い分ける

アヒージョは手軽なおつまみなので、おうちにあるオリーブオイルでも十分おいしく作ることができます。使用するオリーブオイルによって味わいが異なるので、お好みで使い分けてみてください。

例えば、ピュアオリーブオイルを使用すると軽めの仕上がりで程よい香りと味わいが楽しめますし、バージンオリーブオイルを使用するとオリーブの爽やかな風味を存分に味わうことができます。オリーブオイルの種類についてはこちらで詳しく解説しているので、ぜひ見てみてください。

しっかりと食材の下ごしらえをする(魚介・きのこ・野菜)

アヒージョは具材をオリーブオイルで煮るというシンプルな調理工程で作るので、食材の下ごしらえを行い食材の旨味を最大限に引き出すのがポイントです。食材によっては雑味を無くしたり、食感や風味を生かすことができますよ。

この時、油に入れたときにはねないよう、食材を下ごしらえした後はしっかり水分をふきとることが大切です。ここからは代表的な食材の下ごしらえの方法をご紹介します。

えび

えびを殻付きのまま入れて調理すると、より旨味と風味が際立ちますが、下処理してから調理すると、煮たあとに殻をむく手間がなくおすすめです。背ワタは竹串で取ると見た目がきれいに仕上がりますよ。片栗粉でもみ洗いすることで、特有の臭みや汚れを取り除くことができ、プリっとした食感を楽しむことができます。

あさり

あさりは旨味が強くとてもおいしいですが、食べたときに砂にあたるとその味わいも台無しですよね。砂抜きのポイントは海水と同じ濃度の食塩水を用意し、あさりを重ならないように並べることです。最低でも1時間以上つけると砂が抜け、その後の調理が簡単になりますよ。

牡蠣

むき牡蠣は意外とヒダの部分に汚れがたまっています。片栗粉で汚れを吸着しながらやさしく洗うことで加熱しても身が縮みにくくプリっとした食感を味わうことができます。身が崩れやすいので力を加えすぎないよう、優しく扱いましょう。

冷凍魚介類・シーフードミックス

手軽に使えて便利なシーフードミックスですが、解凍方法を間違えると臭みが出たり、身が縮んでしまいます。縮みにくくプリッと仕上げるためには流水解凍か冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。さらに解凍が終わったものは油がはねないようにキッチンペーパーでしっかり水気をふいてから調理に使いましょう。

以下で冷凍えびやシーフードミックスの解凍方法を詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

・冷凍えびの解凍方法について

・シーフードミックスの解凍方法について

きのこ類

クセがなく香りや旨味が強いきのこは、洗うと風味が落ちて食感も悪くなってしまうので基本的には洗いません。石づきを切り落として食べやすくほぐしたらそのまま使用します。汚れが気になる場合はキッチンペーパーでふきとるようにして取り除いてください。

トマト

オリーブオイルと相性のよいトマト。アヒージョに使用する場合は、ミニトマトでも大きなトマトでも問題ありません。ミニトマトは調理がしやすいですし、食べた時に旨味が一気に口の中で広がりおいしく食べられます。調理中の破裂を防ぐために数か所穴をあけておくと安心ですよ。食べる際はやけどに注意してください。

ブロッコリー

アヒージョに彩りを添えてくれるブロッコリーは、つぼみのところに汚れがたまりがちです。水の中でふり洗いすることで汚れが取れやすいですよ。アヒージョに使う時は一口大に切ってから硬めにゆでるのがポイントです。鮮やかな彩りと食感を楽しんでください。

砂肝

鶏の旨味やコリコリとした食感、またオイルで煮ることでしっとりとした食感も楽しめる砂肝。火が通りにくくて硬い青白い部分を取り除くことで、口当たり良く食べやすくなります。さらに切り込みを数か所入れると火の通りもよくなります。

こちらではアヒージョに使用するおすすめの具材を一覧でまとめているので、参考にしてください。

にんにくの香りを立たせる

具材の下ごしらえが終わったらいよいよ鍋で加熱していきます。アヒージョの醍醐味ともいえるにんにくの香りや風味を立たせるには、弱火でじっくり温めるのがポイントです。焦げると香りが落ちてしまうので火加減に気をつけましょう。

DELISH KITCHENのアヒージョのレシピ

ここからはおすすめのアヒージョレシピをご紹介します。

たっぷり野菜のアヒージョ

野菜がもりもり食べられるたっぷり野菜のアヒージョのレシピです。にんにくの香りが効いたオリーブオイルが野菜のうまみを引き出し、カラフルな見た目が食欲をそそりますよ。お酒のおつまみにもおすすめです。

牡蠣のアヒージョ

牡蠣とマッシュルームの旨味が溶けこんだ、牡蠣が主役のアヒージョはいかがでしょうか?オリーブオイルでじっくりと煮た牡蠣はふっくらほろほろの食感で、やみつきになること間違いありませんよ。

じゃがいもとベーコンのアヒージョ

おもてなしメニューを作りたいと思ったら、じゃがいもとベーコンのアヒージョがおすすめです。ホクホクとしたじゃがいもと塩気のあるベーコンが相性抜群!じゃがいもは前もって加熱しておくとパパッと作ることができますよ。

えびのフライパンアヒージョ

シンプルな具材で旨味を楽しむえびのフライパンアヒージョを作ってみましょう。むきえびを使うことで手軽に作ることができます。今回ご紹介した具材のほかにもいろいろ追加してアレンジもお楽しみください。

サバ缶アヒージョ

魚介系のアヒージョのレパートリーにサバ缶アヒージョを加えてみませんか?具材の準備が必要なく、火の通りも心配することなく作れるのがとても手軽です。サバとにんにくの香りがよく合っておいしいので、ぜひお試しください。

今夜はアヒージョでバル気分!

アヒージョの作り方や基本のレシピ、うまく作るコツをご紹介しました。アヒージョは外で食べるイメージがありますが、実はシンプルな工程でおうちでも簡単に作ることができます。今回ご紹介したコツを押さえて、ぜひご自宅でもおいしいアヒージョを作ってみてください。

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