豚もつ・牛もつの下処理方法とレシピをご紹介!
作成日: 2021/04/09
「もつ」といえば、居酒屋などで食べるもつ鍋やもつ焼きが有名ですが、どのような肉なのかご存知でしょうか。お店では良く食べるのに、家では扱ったことがないという人もいるかもしれません。
そこで今回は、もつとはどのようなものかについて、下処理方法も交えて詳しく解説していきます。記事後半では、家庭でも簡単に作れるもつを使ったレシピを一挙ご紹介!
もつとは
もつの語源は、「臓物(ぞうもつ)」からきています。
臓物とはすなわち食肉の内臓のこと。つまり、もつとは、内臓肉全般を意味します。
ちなみに、「ホルモン」というのは豚肉と牛肉のもつを指す言葉です。
ホルモンのなかでも牛の腸のことを「しまちょう」などと呼ぶように、部位によってもそれぞれ呼び名があります。
もつの下ごしらえ
もつはそのままだと臭みやアクがあるので、調理の前に下ごしらえが必要です。
一度ゆでこぼしてから水で良く洗い、香味野菜と一緒に煮ることで、臭みも取れ弾力のある食感に仕上がります。ゆで汁にはもつのだしが出ているので、もつ鍋のスープなどに活用しましょう。
もつの下ごしらえ方法は動画でも確認できます。
牛・豚どちらにも適用できる方法なので、しっかり覚えておきましょう。
もつを使ったDELISH KITCHENの鍋レシピ
ここでは、牛・豚もつを使った鍋のレシピをご紹介します。
【牛もつ】
牛もつ鍋
ニラ、キャベツ、玉ねぎがたっぷり入ったしょうゆベースの定番もつ鍋です。
プリプリのもつを堪能したあとは、旨味が溶け出たスープでシメを楽しみましょう!
もやし味噌もつ鍋
相性抜群のもやしを1袋全部使える、みそベースのもつ鍋をご紹介!
ピリッと辛い唐辛子がアクセントになって、体の芯からポカポカと温まります。
【豚もつ】
焼き豆腐のみそもつ鍋
焼き豆腐、ゴボウ、水菜など、具材たっぷりで食べ応え抜群のもつ鍋です。
プリプリ、シャキシャキ、さまざまな食感で飽きのこない一品!
もつと豆腐のピリ辛みそ鍋
こちらは絹豆腐入りのみそ仕立てもつ鍋です。
なめらかな豆腐の食感に、豆板醤の辛味と旨味が良く合い、食欲をそそります。
もつとキャベツのトマト鍋
カットトマト缶を使ってアレンジしたもつ鍋をご紹介。
トマトの酸味がさわやかで食べやすい一品です。仕上げに粉チーズをかけることで、コクがアップ!
カレーもつ鍋
定番のもつ鍋をカレー風味にアレンジ!
スパイシーな風味がアクセントになった一品です。いつもの味付けに変化を加えたいときにいかがでしょうか。
もつを使ったDELISH KITCHENの煮込みレシピ
ここでは、牛・豚もつを使った煮込みレシピをご紹介します。
【牛もつ】
レンジでもつ煮込み
下ごしらえから完成まで、すべての工程をレンジで行えるのがうれしい♪
野菜と調味料を入れたら、ラップで落としぶたをするのがポイントです。
【豚もつ】
もつ煮込み
根菜やこんにゃくが入った、基本のもつ煮込みをご紹介します。
じっくり煮込んだもつと、味のしみた具材が良く合う一品です。
圧力鍋で作るもつ煮
時間のかかる煮込みも、圧力鍋を使えば時短に!
もつは事前にしょうがと一緒に5分ほどゆでてから、ほかの具材と一緒に煮ていきましょう。
炊飯器でこんにゃくとモツの煮込み
材料を炊飯器に入れたら、スイッチを押すだけの簡単レシピをご紹介します。
忙しい日にもしっかり味のしみた煮込みを楽しむことができます。
モツのどて煮
「どて煮」とは、愛知県発祥の赤みそを使ったもつ煮込みのこと。
コクのある、赤みそならではの味わいをお楽しみください。
もつを使ったDELISH KITCHENのその他のレシピ
ここでは、鍋や煮込み以外のもつを使ったレシピをご紹介します。
【牛もつ】
牛もつのピリ辛炒め
牛の腸「しまちょう」を使った炒め物をご紹介します。
調味料はあらかじめ合わせておくことが、手早く調理するポイントです。豆板醤の辛味が効いて、ご飯に良く合うおいしさ!
【豚もつ】
ねぎ塩だれのもつ焼き
ごま油とにんにくが効いたねぎ塩だれが決め手の、もつ焼きをご紹介!
ゆでもつを使う際も、あらかじめ酒と一緒にゆでてから使うことで、臭みのない仕上がりになります。
身近な食材「もつ」を調理してみよう!
食肉のうち、内臓肉全般を指す「もつ」。今回は、そのなかでも牛と豚のもつについて解説してきました。もつは正しく下処理すれば臭みも取れ、おいしく食べることができます。
ご紹介したレシピは、じっくり時間をかけて作るものから、忙しい日でも簡単につくれるものまでさまざま。ぜひご自身に合った調理法で、身近な食材であるもつを食卓に取り入れてみましょう。