DELISH KITCHEN

大根の葉の活用方法!ふりかけや漬物などのレシピから保存方法までご紹介

作成日: 2021/05/24

ほくほくとした煮物やすりおろしなど、色々な使い方ができる大根ですが、葉っぱの部分はどうしているでしょうか。
大根は根の部分だけでなく、葉の部分もおいしく食べられる野菜です。

そこで今回は、大根の葉の栄養からおすすめの保存方法、ふりかけや漬物などのレシピまで、まとめてご紹介していきます。
今まで根の部分しか使わなかったという人も、大根をまるまる1本使い切ってみませんか。

目次

  1. 大根の葉について
    1. 大根の葉は緑黄色野菜
    2. 大根の葉の栄養
    3. 葉大根との違い
  2. 大根の葉の保存方法・使い方
    1. 冷蔵保存方法
    2. 冷凍保存方法
    3. 使い方
  3. 【ふりかけ】大根の葉を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 大根の葉のふりかけ
    2. 大根葉の生ふりかけ
  4. 【漬物】大根の葉を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. ごまと塩昆布の大根の葉の漬物
    2. 柚子こしょう風味の大根の葉の漬物
  5. 【その他】大根の葉を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 《味噌汁》
    2. 大根の葉と豆腐のお味噌汁
    3. 《おかず》
    4. 大根と厚揚げのしょうが煮
    5. 大根のぽん酢マヨ炒め
    6. 《ご飯・パスタ》
    7. 大根の葉と豚バラのチャーハン
    8. 大根の葉ガパオ
    9. 大根の葉としらすの和風パスタ
  6. 【大根1本消費】DELISH KITCHENの献立レシピ
    1. 大根1本使い切り献立
  7. 大根の葉はさまざまな料理に使える緑黄色野菜

大根の葉について

まずは、大根の葉の野菜としての分類や、根の部分と比較した栄養、葉の部分を食べる品種についてご紹介していきます。

大根の葉は緑黄色野菜

大根は、根の部分を食べるイメージがありますが、葉の部分も食べられる野菜です。
実は、大根の根の白い部分は淡色野菜ですが、葉の部分は緑黄色野菜に分類されています。

スーパーなどでは、葉が落とされた状態で販売されていることも多いですが、葉の部分は栄養豊富なので捨てるのは少しもったいないことです。

大根の葉の栄養

大根の葉と根の部分の栄養をみていきましょう。

生の大根の葉100gあたりに含まれる栄養は、食物繊維が4.0g、カリウムが400mg、カルシウムが260mg、鉄が3.1mg、β-カロテンが3900μg、ビタミンKが270μg、葉酸が140μg、ビタミンCが53mgとなります。

大根の根の部分の、皮を取り除いた生の状態での100gあたりに含まれる栄養は、食物繊維が1.3g、カリウムが230mg、カルシウムが23mg、鉄が0.2mg、葉酸が33μg、ビタミンCが11mgとなっています。
根の部分には、β-カロテンとビタミンKはほとんど含まれていません。

緑黄色野菜である大根の葉は根の部分と比較すると、食物繊維は3倍以上、ビタミンやミネラルも数倍も豊富に含まれた野菜です。
大根の葉が手に入ったら、上手に料理にプラスするのがおすすめです。

【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】

葉大根との違い

八百屋やスーパーなどでよく見かける一般的な大根の葉の部分についてご紹介してきましたが、大根の中には葉を食べるための品種があるのをご存知ですか。

大根菜、ぬき葉大根、すぐり菜などと呼ばれる葉大根は、大根の中でも葉を食べる品種です。
一般的な大根の葉と比べると、柔らかく臭みも少ないため、他の葉物野菜と同じように使えます。生でサラダに入れたり、刻んで炒め物や汁物の具材とするのもおすすめです。

大根の葉の保存方法・使い方

使う頻度が少ない大根の葉は、保存方法や使い方に悩むこともあるかもしれません。
冷蔵と冷凍での保存の仕方と使い方をご紹介します。

冷蔵保存方法

みずみずしい野菜である大根は乾燥しないように保存することがポイントです。
葉付きの大根は、そのままだと葉が根の養分や水分を吸い上げてしまうため、根と葉の部分に分けて別々で保存しましょう。
葉の部分は根元から切り落とし、水で濡らしたキッチンペーパーで切り口を包んで保存袋に入れ、野菜室で保存します。

詳しくはこちらでご紹介しています。

冷凍保存方法

大根の葉を冷凍で保存する場合は、使いやすい長さに切り、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
保存袋に入れる際は平らに広げ、なるべく空気を抜きながら袋の口を閉じましょう。
ゆでたものを冷凍保存する場合は、さっとゆでてから水気をしぼり、冷凍用保存袋に入れて保存します。

詳しい方法は、こちらの動画で確認してみましょう。

使い方

大根の葉は、汚れを落とし、そのまま食べやすい大きさに切って使うことができます。
漬物やふりかけに使うときは1cm幅、汁物や炒め物に使うときは4cm幅が目安です。
特別な下処理をしなくても、他の葉物野菜と同じように調理できますよ。

こちらの動画でもご紹介していますので参考にしてください。

【ふりかけ】大根の葉を使ったDELISH KITCHENのレシピ

ここからは、大根の葉を使ったおすすめのレシピをご紹介していきます。
まずはご飯のお供におすすめのふりかけのレシピです。

大根の葉のふりかけ

大根の葉とちりめんじゃこをごま油で香ばしく炒めたふりかけです。
食材を炒めるだけで簡単に作れるのも嬉しいポイントです。しょうゆ、みりん、砂糖などで甘辛く炒めた食材は風味がよく、ご飯が進みます。

大根葉の生ふりかけ

大根の葉とベーコンを使ったふりかけです。
使用する調味料は塩、しょうゆとシンプルですが、ベーコンの脂の旨味が合わさってご飯と相性抜群のレシピです。

【漬物】大根の葉を使ったDELISH KITCHENのレシピ

大根の葉っぱを使った漬物のレシピをご紹介します。

ごまと塩昆布の大根の葉の漬物

大根の葉を塩昆布で風味よく仕上げた漬物です。
大根の葉を塩でもみこみ余分な水分を出すことが、塩昆布の味わいを引き立たせるポイントです。唐辛子がピリッとしたアクセントを加えています。

柚子こしょう風味の大根の葉の漬物

大根の葉、塩、柚子胡椒のみで作れる簡単な漬物です。
初めに大根の葉を塩もみしておくことで余分な水分が抜け、水っぽくなりにくくなります。柚子胡椒の爽やかな香りと辛味がきいた味わいです。

【その他】大根の葉を使ったDELISH KITCHENのレシピ

ふりかけ、漬物以外の大根の葉を使用したレシピをご紹介していきます。

《味噌汁》

大根の葉と豆腐のお味噌汁

大根の葉は味噌汁の具材としてもおすすめです。
食べやすい大きさに切った大根の葉は、味噌を溶き入れる前に入れ、あまり煮込みすぎないようにすると食感が残ります。味噌汁に彩りをプラスしたいときにも役立ちます。

《おかず》

大根と厚揚げのしょうが煮

大根の根と葉、厚揚げを使った煮物です。
煮込む際に調味料と一緒にしょうがの薄切りを入れることで、風味豊かに仕上がります。食べごたえがあり、主菜としてもおすすめのレシピです。

大根のぽん酢マヨ炒め

大根の葉を少し洋風に調理した炒め物です。
マヨネーズとポン酢しょうゆの味付けは、大根の葉との相性も抜群です。さっと炒めて簡単に作れるレシピです。

《ご飯・パスタ》

大根の葉と豚バラのチャーハン

豚バラ、卵、大根の葉を具材としたチャーハンです。
オイスターソースやにんにくで味付けしたチャーハンは、ついつい箸が進むおいしさです。大根の葉はあまり火を通しすぎないようにするとシャキシャキとした食感が残ります。

大根の葉ガパオ

大根の葉を使ったガパオです。
作り方は簡単で、鶏ひき肉、赤パプリカ、大根の葉を酒、砂糖、しょうゆ、オイスターソースで炒めます。あたたかいごはんの上に、炒めたひき肉や野菜と目玉焼きをのせれば、カフェごはんのようなおしゃれなエスニック料理のできあがりです。

大根の葉としらすの和風パスタ

大根の葉としらすを具材とした和風パスタです。
使う調味料はしょうゆ、こしょう、おろしにんにくとシンプルですが、しらすやにんにくの風味がよいレシピです。大根おろしを添えることで、さっぱりといただけます。

【大根1本消費】DELISH KITCHENの献立レシピ

葉付きの大根をまるまる1本使い切るアイデアレシピをご紹介します。
葉や皮の部分まで全てまとめて調理できるので、捨てるところを最小限にでき、節約にもおすすめです。

大根1本使い切り献立

大根1本を使って5品の料理が作れます。

根の中でも、比較的辛味が少ないと言われる葉に近い部分は手羽中と一緒に煮物に、真ん中のあたりはバターやチーズで香ばしいステーキに、先端に近い部分は大根おろしにしてトマトと和え物にします。
皮は塩昆布と漬物に使い、葉は豆腐と一緒に味噌汁の具材とするので、大根をまるまる余すことなく使えますよ。

大根の葉はさまざまな料理に使える緑黄色野菜

今回は大根の葉について、保存方法や栄養、おすすめのレシピまでまとめてご紹介しました。

緑黄色野菜である大根の葉にはざまざまな栄養が含まれているので、捨ててしまうのはもったいないことです。
大根の葉は色々な料理に使えるので、ぜひ活用してみてくださいね。

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