ミックスビーンズとは?選び方や人気レシピをご紹介
作成日: 2021/12/02
さまざまな種類の豆が合わさっているミックスビーンズは、色合いも鮮やかなものが多く、いろいろなタイプが販売されています。基本的に缶詰やパウチなどのパックで販売されているため、常備しておくとすぐに使えて便利ですよ。料理に彩りを添えてくれるだけでなく、食べごたえもアップします。
この記事では、ミックスビーンズについてや選び方、ミックスビーンズを使ったレシピをご紹介します。
ミックスビーンズとは
ミックスビーンズは複数の豆を水煮にしたり蒸したりして、すぐに食べられるように加工した食材です。食用として流通している豆だけで何十種類もあり、商品によって豆の組み合わせもさまざまです。
缶詰やパウチなどのパックのものが多く、下処理なしでそのまま使えます。サラダ、スープ、カレーなど幅広い料理に活用できるので、常備しておくと便利です。
ミックスビーンズの選び方
ミックスビーンズで一般的な豆の組み合わせは、ひよこ豆(カルバンゾー)、青えんどう豆(マローファットピース)、赤いんげん豆(レッドキドニー)の3種類です。
そのほかにも、金時豆や小豆などの和豆を組み合わせたものや、雑穀をブレンドしたものなど、幅広い種類の商品が販売されています。
お好みの豆の種類で選ぶのはもちろん、食べ慣れた豆がよい場合は、和豆の組み合わせを選ぶのがおすすめです。大豆や小豆、黒豆などの和豆は和風の料理にもよく合います。
ミックスビーンズの製法には「水煮」と「ドライパック」の2種類があります。
ドライパックは豆を蒸して作られているため型崩れしにくく、開封してすぐに使える手軽さがポイントです。
水煮は豆を真水や塩水でゆでて作られており、こちらもそのまま使えますが、液汁に浸かっているため水切りが必要です。やや崩れやすく、煮すぎると煮崩れてしまうこともあります。
どちらの製法でもパッケージは缶詰、パウチの両方が販売されています。賞味期限は長めのものが多いですが、缶詰の方が長く設定されています。常温で保存できるので、災害時用の備蓄食としてもおすすめです。
ミックスビーンズを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ミックスビーンズを使った人気のレシピをサラダ、スープ、おかず、カレーに分けてご紹介します。
【サラダ】
開封して下処理なしで使えるミックスビーンズは、そのままサラダに加えることができます。豆の食感や味わいを楽しめて、彩りもきれいに仕上がります。
お豆とトマトのイタリアンサラダ
ミックスビーンズにトマトと玉ねぎを組み合わせた、デリ風のおしゃれなサラダです。粉チーズがトマトの酸味をまろやかにしてくれます。見た目も華やかなので、食卓に彩りが欲しいときにもぴったりです。
かぼちゃと豆のサラダ
ほくほくのかぼちゃと豆の食感が楽しいサラダです。かぼちゃはレンジで加熱するので手軽に作れますよ。ミックスビーンズの食感、粉チーズのコク、かぼちゃの甘味がよく合います。
レタスとビーンズのピリ辛サラダ
レタスをちぎってミックスビーンズや調味料と和えるだけで作れる、包丁いらずの簡単レシピです。ピリッとしたコチュジャンとにんにくの風味がやみつきになるおいしさ。ミックスビーンズが食べごたえをアップさせてくれます。
ひじきと大豆の和風サラダ
味付けはめんつゆとマヨネーズだけの簡単でおいしい和風サラダです。より手軽に作りたい場合は、ひじきもパウチのものを使用すれば水に戻す必要もありません。しゃきしゃきとしたれんこん、豆のほくほくとした食感を楽しめます。
豆苗のチキンコブサラダ
具だくさんで食べごたえのあるサラダは見た目も華やかなので、おもてなしのサラダとしてもおすすめです。ドレッシングにマヨネーズだけでなくヨーグルトを使用しているので、まろやかな酸味と旨味でさっぱりとした味わいに仕上がります。
【スープ】
ミックスビーンズはスープに加えると、一気に食べごたえのある仕上がりになります。
ミックスビーンズのコンソメスープ
ミックスビーンズ、ソーセージ、ブロッコリーがごろごろ入ったコンソメスープです。色鮮やかなので、食卓に彩りを添える一品にもなりますよ。コンソメの優しい味わいと豆の甘味が染み出したスープは、具だくさんながらあっさりといただけます。
豆と玉ねぎのトマトスープ
ベーコンと玉ねぎの旨味がおいしいトマトスープです。余りがちなトマトジュースを使用して作りましょう。ミックスビーンズのおかげで食べごたえのあるスープに仕上がるので、朝食やランチにもぴったりです。
ミックスビーンズの豆乳スープ
まろやかで優しい味わいの豆乳スープです。コンソメを使ったスープに、ベーコンの塩気と旨味が加わって、コクのある仕上がりです。パセリを散らして彩りを加えましょう。
ハーブミートボールと豆のスープ
水をほとんど加えず野菜の水分で煮込んでスープにするので、濃厚な旨味を感じられます。ごろごろとしたミートボールはジューシーで食べごたえも抜群。食卓のメインになるごちそうスープです。
いんげんと豆のスープパスタ
パスタは別ゆでせずに、スープと一緒に煮込んで手軽に作りましょう。ミックスビーンズや野菜の旨味がパスタに染み込みます。ボリュームがあるのでランチにもおすすめです。
【おかず】
ミックスビーンズを使ったおかずのレシピをご紹介します。
豆とツナのマヨジャーマンポテト
マヨネーズを使うことで、いつものジャーマンポテトとはひと味違った味わいです。ツナとマヨネーズの油分のおかげで、冷めてもしっとりとした仕上がりに。鮮やかな色合いのミックスビーンズを加えることで彩りをプラスできますよ。
カリフラワーと豆のグラタン
具材にカリフラワーとミックスビーンズを使用した、食感が楽しいグラタンです。たんぱくな味わいのカリフラワーに、濃厚なホワイトソースとチーズがよく合います。ミックスビーンズを加えてボリュームをプラスしましょう。
豚ひき肉のチリビーンズ煮
豆を楽しみたい方にぴったりのチリビーンズ。豚ひき肉の旨味とトマトの酸味、カレー粉や唐辛子のピリッとした辛味を味わえます。パンと合わせて食べるのもおすすめです。
いんげんと鶏肉のトマト煮込み
鶏肉と野菜の旨味が染み出したトマト煮込みは、パンとの相性抜群です。じっくりと煮込むことで、鶏肉がほろほろと柔らかく仕上がりますよ。豆の食感も楽しめる、満足度の高い一品です。
スペアリブと豆のハーブ煮込み
豚スペアリブとミックスビーンズを使ったおしゃれなおかずです。豚肉は煮込む前ににんにくと一緒に焼き色がつくまで焼くことで臭みを消し、香ばしい風味をつけることができます。爽やかなハーブの香りが口いっぱいに広がります。
【カレー】
インドでは豆を使ったカレーは定番で、ダルカレーと呼ばれています。
鶏肉とお豆のトマトカレー
トマト缶をたっぷり使って煮込み、カレールウやバター、薄力粉を使わずに作るカレーです。食材の旨味が凝縮したコクのあるカレーに、ごろごろとしたミックスビーンズがよく合います。
ドライカレーワンプレートランチ
ドライカレー、キャロットラペ、サラダを盛り付けたワンプレートランチです。ドライカレーはまとめて材料を入れて、レンジで加熱するだけで簡単にできあがります。ギリシャヨーグルトが決め手のキャロットラぺは、さっぱりとした味付けでカレーによく合いますよ。
そのまま使える!便利なミックスビーンズを活用しよう
ミックスビーンズは下処理なしで使えるため、手軽に料理に加えることができる便利な食材です。どんな食材とも相性がよく、サラダやスープ、おかず、カレーなど幅広い料理に活躍します。
常温で保存できるものも多いので、常備しておくと便利ですよ。料理やお好みに合わせて、豆の組み合わせの種類を変えてみるのもよいですね。ご紹介したレシピを参考に、ミックスビーンズを上手に活用しましょう。