切り餅の食べ方や保存方法!おすすめのアレンジレシピもご紹介
作成日: 2019/12/12
更新日: 2021/05/26
お正月には欠かせないお餅ですが、1年中店頭に並べているスーパーも増えてきています。切り餅は手軽に食べられるため、いつもストックしているという人もいるのではないでしょうか。
とはいえ、磯辺餅やあんこ餅など、いつも決まった食べ方になってしまいませんか。
この記事では、切り餅を使ったアレンジレシピをご紹介します。また、基本的な食べ方や保存方法、カロリーについても解説するので参考にしてみてください。
基本的な餅の食べ方や保存方法
まずは基本的なお餅の食べ方や保存方法を確認してみましょう。
切り餅をフライパンで焼く方法
切り餅をフライパンで焼くときれいに焦げ目がつき、一層おいしそうに焼き上がります。オーブンやトースターがなくてもお餅を焼けるのは嬉しいですよね。
フライパンで焼く際はテフロン加工のフライパンを使用して、中火で加熱します。
フライパンにくっついてしまう場合はアルミホイルを敷いて焼きましょう。
詳しくはこちらのレシピでご紹介しています。
餅の保存方法
切り餅は封を切ると傷みやすくなるため、食べきれない場合は正しい方法で保存しましょう。
冷蔵保存や冷凍保存する場合は、ひとつずつぴったりとラップに包んでから保存袋に入れます。
空気を抜きながら封を閉じ、冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存します。
水につけて保存する場合は、表面の粉を水で流してからボウルに入れます。
お餅が浸かるくらいのたっぷりの水を入れてラップをしたら冷蔵庫で保存しましょう。なお、水は毎日取り換えなければいけません。
より詳しい保存方法は、こちらの動画をご覧ください。
餅のカロリー
お餅は太りやすい、カロリーが高いという話を聞いたことがありませんか。
確かに、もち米をたっぷり使っても、ついてお餅にすると小さくまとまってしまうので、もち米の量で考えると食べる量が増えてしまいそうです。
では、本当にお餅とご飯のカロリーに違いはあるのか確かめてみましょう。
お餅とご飯のカロリーや主な栄養を比較してみます。
なお、お餅50gは一般的な切り餅1個分、ご飯150gはお茶碗1杯分が目安です。
《エネルギー》
・もちの可食部100gあたり…223kcal
・もちの可食部50gあたり…約112kcal
・ごはんの可食部100gあたり…156kcal
・ごはんの可食部150gあたり…234kcal
《たんぱく質》
・もちの可食部100gあたり…4.0g
・もちの可食部50gあたり…2.0g
・ごはんの可食部100gあたり…2.5g
・ごはんの可食部150gあたり…約3.8g
《脂質》
・もちの可食部100gあたり…0.6g
・もちの可食部50gあたり…0.3g
・ごはんの可食部100gあたり…0.3g
・ごはんの可食部150gあたり…約0.5g
《炭水化物》
・もちの可食部100gあたり…50.8g
・もちの可食部50gあたり…25.4g
・ごはんの可食部100gあたり…37.1g
・ごはんの可食部150gあたり…約55.7g
《食物繊維》
・もちの可食部100gあたり…0.5g
・もちの可食部50gあたり…約0.3g(0.25g)
・ごはんの可食部100gあたり…1.5g
・ごはんの可食部150gあたり…約2.3g
《糖質(炭水化物-食物繊維)》
・もちの可食部100gあたり…50.3g
・もちの可食部50gあたり…約25.2g
・ごはんの可食部100gあたり…35.6g
・ごはんの可食部150gあたり…53.4g
切り餅とご飯、同じ100gあたりで見てみると、確かにお餅のカロリーが高いことが分かります。
また、カロリーだけでなく、食物繊維以外のたんぱく質・脂質・炭水化物・糖質についてもお餅が高くなっているようです。
ただし、切り餅50gとお茶碗1杯分とされるご飯150gのカロリーを見てみると、だいたい同じくらいになっています。
カロリーを意識している人が切り餅を食べる際は、切り餅1つにつき、お茶碗1杯分程度と考えておいてよさそうですね。
お餅は腹持ちがよいので、アレンジをすれば切り餅1つでも十分満足感を得られます。
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
餅を使ったDELISH KITCHENのおかずレシピ
【1品欲しい時におすすめ】揚げ出し餅
だしが染みこんで食欲をそそる、揚げ出し餅です。
とろみのついたあんがからんで食べやすい1品です。大根おろしや刻みねぎを添えて風味もアップ!おつまみにもおすすめですね。
【ボリューム満点】白菜の餅ミルフィーユ煮
2人分で白菜1/4個を使ったボリュームのある、白菜の餅ミルフィーユ煮です。
めんつゆを使って簡単に煮ることができます。油揚げを入れることでコクが出て、しっかりとおかずになりますね。
【おつまみにおすすめ】和風餅ピザ
風味豊かで食欲そそる、和風餅ピザです。
しらすを使うことで簡単に旨味が加わります。仕上げに大葉や刻みのりをちらして風味アップ!
【寒い日におすすめ】トロトロお餅グラタン
味噌を使った和風アレンジの、トロトロお餅グラタンです。
ホワイトソースではなく、味噌やマヨネーズなどを混ぜて作ったソースをかけて焼くので、簡単にできるのも嬉しいポイントです。
【春巻きの皮で】もち明太スティック
外はパリッと、中はもっちりとしたお餅の食感が味わえる、もち明太スティックです。
スティックで食べやすく、おつまみとしてもつまみやすい1品ですね。
【豚肉で】餅入り肉巻き
豚バラ肉で切り餅を巻いた、餅入り肉巻きです。
甘辛だれがなじんで、ごはんにもよく合う1品になります。
【食べごたえアップ】焼き餅入りかきたまスープ
ボリュームのあるスープが欲しい時におすすめの、焼き餅入りかきたまスープです。
しょうがのきいたかきたまスープに焼き色のついた焼き餅を加えることで、香ばしさが増し食べごたえも出ます。
餅を使ったDELISH KITCHENのスイーツレシピ
【レンジで簡単】切り餅でキャラメルミルク餅
とろっとしたお餅を楽しめる、切り餅でキャラメルミルク餅です。
キャラメルソースの甘味とナッツの食感がアクセントになります。簡単におやつを作りたいときにおすすめです。
【もちっと】おもちホットケーキ
生地にお餅を入れた、おもちホットケーキです。
お餅は小さく切って牛乳と一緒にレンジで加熱することでやわらかくなり、生地にもしっかり混ざります。いつもと違うホットケーキを食べたいときにもおすすめです。
【洋風どら焼き】チョコホイップ餅どら焼き
もちっとした生地が楽しめる、チョコホイップ餅どら焼きです。
生地にはお餅と一緒にココアを入れてココア生地に、生クリームにはチョコレートを入れてチョコホイップにした、チョコレート好きにはたまらない1品です。間にチョコチップをちらすことで食感のアクセントになります。
【一口サイズがかわいい】餅もちドーナツ
ころっと丸くて食べやすい、餅もちドーナツです。
ホットケーキミックスとお餅でもちもちのドーナツができますよ。仕上げにアイシングをかけると、見た目もかわいく仕上がりますね。
【餅生地もチョコに】チョコもち
お餅とチョコを合わせた、チョコもちです。
餅生地にチョコを混ぜているので、なめらかなチョコもちを楽しめます。
餅を使ったDELISH KITCHENの簡単アレンジレシピ
【焼いてからめるだけ】大学もち
甘醤油をしっかりからめて食べたい、大学もちです。
フライパンでお餅を焼いて調味料を加えてからめるだけなので簡単!小腹が空いたときにもさっと作りやすいですね。
【相性抜群】ハニーチーズ餅
ついつい食べたくなる、ハニーチーズ餅です。
チーズの塩気とはちみつの甘味はよく合うので、お餅と組み合わせるのもおすすめです。仕上げの黒こしょうでピリッとアクセントをつけるのがおすすめです。
【レンジでできる】レンチンきな粉餅
定番のきな粉餅をレンジで簡単に作った、レンチンきな粉餅です。
レンジで加熱してきな粉などの調味料を和えるだけなので簡単にできますね。
【フライパンで】あんこ焼き餅
普通のお餅でできる、あんこ焼き餅です。
お餅はレンジでやわらかくしてのばし、丸めたこしあんを包んでフライパンで焼きましょう。フライパンで焼くことで外はパリッとした食感に仕上がります。
【ソースにアレンジ】アイスとみたらし餅ソース
お餅をソースに使った、アイスとみたらし餅ソースです。
ご家庭によくある調味料で簡単にできるみたらし餅ソースをかければ、いつものアイスクリームも少し豪華になりますね。
餅を使ったDELISH KITCHENのお雑煮レシピ
お餅を使ったお正月料理といえば、お雑煮ですね。
こちらの記事では、おすすめのお雑煮レシピをまとめてご紹介していますので、合わせてご覧ください。
切り餅をアレンジしておいしくいただこう!
余ってしまいがちな切り餅もアレンジ次第で幅広いメニューに変身します。
おいしいアレンジでついつい食べ過ぎてしまいそうですが、カロリーを見ると切り餅1つにつき、だいたいお茶碗1杯分ということが分かったので計算しやすいですね。
基本の焼き方でシンプルに食べるもよし、アレンジして楽しむのもよしの万能なお餅をおいしくいただきましょう。