かぶらとは?かぶとの違いやおすすめレシピをご紹介
作成日: 2022/02/18
やわらかくて甘味があり、くせのない味わいのかぶですが「かぶら」と呼ばれていることがあります。かぶとかぶら、このふたつには何か違いがあるのでしょうか。
この記事では、かぶらについてかぶとの違いや旬の時期、かぶらを使ったおすすめレシピなどをご紹介します。
かぶらとは
かぶらはアブラナ科のアブラナの一種で、白菜やキャベツ、菜の花などの仲間です。「かぶら」というのはかぶの別名であり、同じ野菜を指しています。
おもに関西地方でかぶらと呼ばれており、地域によって呼び方が異なります。また「すずな」とも呼び、春の七草のひとつとして知られています。
根だけでなく葉も食べられる野菜で、色は白や赤、サイズは大きいものから小さいものまで、さまざまな種類があります。一般的にスーパーなどで販売されているのは、白色の小さい根が特徴な「小かぶ」という品種です。
かぶらの旬と産地
かぶらのおもな産地は千葉県です。ほかにも埼玉県、青森県で盛んに栽培されています。通年で出荷されていますが、11月頃から1月頃が最も多く出回り、味もおいしくなる旬の時期といえます。寒い時期のかぶらは甘味が増し、やわらかいのが特徴です。
DELISH KITCHENのかぶらを使った副菜レシピ
ここでは、かぶらを使った副菜のレシピをご紹介します。
かぶの甘酢漬け
かぶらを丸ごと楽しめる甘酢漬けです。あっさりとしているので箸休めにもおすすめですよ。ご家庭にある調味料で作れる手軽さも魅力です。
かぶの千枚漬け
シンプルな材料で作れる千枚漬けのレシピです。唐辛子を入れたり、ゆずを加えたりしてアレンジも楽しめますよ。
聖護院かぶのさっぱり漬け
コリコリとした食感がやみつきになる聖護院かぶのさっぱり漬けです。昆布も一緒に漬け込むのでだしがきいており、奥深い味わいに仕上がります。
かぶのナムル
かぶらを葉まで丸ごと使用したナムルです。かぶらのみずみずしい甘味とごま油の風味がよく合い、箸が止まらないおいしさです。
レンジでかぶら蒸し
レンジで簡単に作れるかぶら蒸しです。かぶらやはんぺんを使ったふんわりと口当たりのよい一品は、料亭のような味わいです。
DELISH KITCHENのかぶらを使った主菜レシピ
かぶらのとろりとした食感を活かした主菜レシピです。
かぶのそぼろあんかけ
そぼろのあんかけがほくほくのかぶらにからんだ、食べごたえも抜群のレシピです。かぶらをそのまま煮ると、ころんとかわいらしい煮物になります。
かぶと肉団子のみそ煮あん
かぶらと豚ひき肉が相性抜群なみそ煮あんです。手作りの肉団子はふわふわの食感がたまりません。ごろごろとした具材は食べごたえも抜群です。
かぶのポトフ
かぶらの優しい甘味を存分に感じられるポトフのレシピです。やわらかいかぶらや具材の旨味がたっぷりのポトフは、食べごたえもあり温まる一品です。
豚肉とかぶのとろとろしょうが炒め
かぶらを葉まで丸ごと使ったしょうが炒めです。とろとろのかぶらとシャキシャキした葉の食感を楽しめます。しょうがの風味がきいた甘辛味はご飯によく合います。
ブリの甘辛炒め
甘辛い味付けでご飯との相性も抜群です。表面はサクサク、中はとろりな食感はやみつきになるおいしさです。脂ののったブリと、あっさりとしたかぶらでバランスよい一品です。
かぶの肉巻き
豚バラ肉でかぶらを巻いて焼いたレシピです。豚肉のジューシーな旨味と、かぶらのほくほくした食感がご飯にぴったりです。中のかぶらがみずみずしいので、くどさもありません。
DELISH KITCHENのかぶらを使った汁物レシピ
かぶらの旨味が溶け込んだ、体が温まる汁物レシピをご紹介します。
かぶと卵のコンソメスープ
かぶと卵で作れるコンソメスープです。少ない材料で手軽にい作れるうえに、華やかな見た目に仕上がります。卵を加えることでまろやかな味わいを楽しめます。
かぶと豚肉のとろみ中華スープ
とろみのあるスープとやわらかいかぶらが、体を温めてくれる中華スープのレシピです。ごま油の風味がかぶらとよく合います。
かぶとベーコンのクリームスープ
かぶらとベーコンを使用したクリームスープのレシピです。ミルクのまろやかさと、かぶのとろとろとした食感が優しい味わいに仕上げてくれます。
かぶのみそポタージュ
かぶらを丸ごと使用したみそポタージュのレシピです。バターとベーコンを加えることでコクがでますよ。かぶの甘味を存分に楽しめるポタージュです。
かぶらの葉について
かぶらは葉もおいしく食べられる野菜です。葉に含まれている栄養や、葉も活用したバリエーション豊富なレシピはこちらでご紹介しています。
かぶらはかぶの別名で同じ野菜のこと
かぶらとかぶは、地方によっての呼び方の違いによるもので同じ野菜です。すずなと呼ぶこともあり、春の七草のひとつとして知られています。
加熱するのはもちろん、生でも食べられるためいろいろな調理方法で楽しめます。ご紹介したレシピを参考に、ご家庭でかぶらを味わいましょう。