牡蠣の旬はいつ?牡蠣を使った美味しいレシピをご紹介!
作成日: 2021/04/18
更新日: 2021/06/17
プルンとした食感と濃厚な磯の香りがたまらない牡蠣。生でも加熱しても美味しくいただけるうえに、おかずにもおつまみにもなる魅力的な食材ですよね。毎年一度は必ず食べるという人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では定番レシピからアレンジレシピまで、牡蠣を使ったさまざまなレシピをご紹介します。これまで挑戦したことのないメニューで、牡蠣の魅力を再発見しましょう。
牡蠣の旬
牡蠣の旬と聞いて思いつく時期はいつでしょうか。冬?夏?どちらも見かけるから1年中?
実は、牡蠣の旬は種類によって異なります。また、旬といわれる時期には産卵期が関係しています。
真牡蠣の旬
世界中でもよく食べられている真牡蠣はプルンとした食感としっかりとしたうまみが特徴です。
真牡蠣は産卵で栄養分を一気に使うため、産卵後は味が落ちてしまいます。そのため、栄養を蓄え始めた冬(10月から3月)が旬の時期となります。
岩牡蠣の旬
岩牡蠣の特徴は大きめの身とクリーミーで濃厚な味わいです。
岩牡蠣の場合は産卵で栄養を一気に使い果たすことがありません。とはいえ、栄養がたっぷり蓄えられている状態のほうがより美味しくいただけるため、産卵前の5月から8月が旬となります。
牡蠣の産地
牡蠣の漁獲量が最も多いのは、国内シェアの約6割を占める広島県です。
2番目に漁獲量が多いのは宮城県で、そのほか北海道や三重県も主な産地として挙げられます。
なお、これらの産地は真牡蠣の主な産地で、岩牡蠣は秋田県や山形県、新潟県といった日本海側が主な産地となっています。
牡蠣の食べ方
ここで、牡蠣の基本の食べ方をチェックしておきましょう。
牡蠣の剥き方
殻付きの牡蠣が手に入った場合、専用のナイフがなくても洋食ナイフで殻を開けられます。
平らな面を下にして、洋食ナイフを前後に動かしながら開けましょう。
なお、殻付きの牡蠣を剥く際はケガをしないように軍手をして、まな板の上におく場合はタオルなどを敷き安定させてから作業します。
詳しい手順やコツはこちらの動画でご確認ください。
牡蠣の下処理
スーパーでも手に入りやすい剥き牡蠣は、下処理で汚れをきれいに落とすと身が縮みにくくなります。
ボウルの中で牡蠣に片栗粉をまぶしたら水を加えて優しく洗いましょう。水がきれいになるまで何度か水を取り替えながら洗います。
きれいになったら取り出して、キッチンペーパーなどで水気を取り除けば完了です。
牡蠣の下処理の方法は、こちらの動画で詳しくご紹介しています。
牡蠣を使ったDELISH KITCHENの主食レシピ
ここからは、牡蠣を使った主食のレシピをご紹介します。
牡蠣の炊き込みごはん
牡蠣の煮汁を使った炊き込みごはんです。
炊飯するときに煮汁を一緒に入れることで、牡蠣のうまみがぎっしり詰まったごはんが炊きあがります。プリっとした食感を残すために、牡蠣は後から乗せるのがポイントです。
牡蠣ピラフ
炊飯器で作れる牡蠣ピラフです。
ごはんと一緒に牡蠣も炊飯するのでうまみが凝縮し、しっとりとした食感を味わえます。調味料にコンソメを使い、子供も好きな味に仕上げました。
牡蠣うどん
あっさり味のうどんに牡蠣を乗せた贅沢な一品です。
牡蠣のうまみがたっぷり溶け出したつゆは最後の一滴まで飲み干したい上品な味。ちょっといいお店に行った気分になれるかも?
牡蠣蕎麦
寒い日にいただきたい牡蠣そばは、三つ葉の香りと色がアクセントになっています。
濃厚な牡蠣と香り豊かな三つ葉は相性バッチリです。冬が旬の真牡蠣を使って年越しそばにもいかがですか。
牡蠣とねぎのバター醤油丼
こちらの丼は、バターとにんにくの風味がたまりません。
片栗粉をまぶして調味料の風味がしっかり絡んだ牡蠣とねぎを、ほかほかごはんの上に乗せていただきましょう。
旬の牡蠣で作りたいDELISH KITCHENのレシピ
お次は、旬の牡蠣で作りたい、おすすめレシピをご紹介します。
基本の牡蠣フライ
牡蠣のミルキーな食感を残しつつフライにするのは難しそうですが、作り方のポイントを押さえれば大丈夫!
せっかく作るならタルタルソースも手作りしてみてください。
牡蠣のガーリックソテー
シンプルな材料と作り方で、牡蠣のうまみをにんにくの香りとともに閉じ込めました。
牡蠣はカリっとなるまで焼くのがコツです。表面はカリッと、中身はジューシーに焼き上がります。
牡蠣とほうれん草のバターソテー
バターとしょうゆで炒めたコク深いソテーです。
鮮やかな緑色のほうれん草のなかに牡蠣が映えて食欲をそそります。おかずにもおつまみにもおすすめです。
牡蠣のレンジ蒸し
牡蠣の食感を活かして調理するのは難しいイメージがあるかもしれません。しかし実は、レンジで加熱しても美味しくいただけるのです。
酒蒸し風にして、ポン酢しょうゆであっさりお召し上がりください。
牡蠣の昆布蒸し
フライパンの中の昆布の上に牡蠣を置き、蒸し焼きにする簡単工程が魅力のレシピです。
牡蠣と昆布のダシという海のうまみが詰まった組み合わせは絶品ですよ。ダシのうまみを引き出すために、牡蠣を乗せる前に昆布を時間通りもどすことがポイントです。
牡蠣のアヒージョ
ワインのお供にぴったりなアヒージョを牡蠣で作ります。
市販のアヒージョの素も美味しいですが、自分でも簡単に作れますよ。口いっぱいに広がる磯の香りを堪能しましょう。
牡蠣のコンフィ
オリーブオイルでじっくり煮詰めたコンフィは、おつまみにしたりバゲットに乗せたりしていただきたいメニューです。
にんにくやローリエも一緒に煮詰めて香りにもこだわりました。
牡蠣を使ったDELISH KITCHENの鍋レシピ
最後に、牡蠣を使った鍋のレシピをご紹介します。
牡蠣のみそ鍋
牡蠣をより美味しくしてくれる、コクのある味噌で作る鍋です。
豆腐や白菜、きのこなどお好みの具材をプラスしてグツグツ煮込みましょう。寒い日に食べれば体を芯から温めてくれるでしょう。
牡蠣の土手鍋
うまみたっぷりの牡蠣は、赤味噌と白味噌を使った濃いめのつゆにも負けない存在感があります。
一粒口に入れるたびに芳醇な味噌の味とともにジュワっと広がる牡蠣の深い味わいが最高です。
おろし牡蠣鍋
牡蠣の鍋といえばしっかり味のつゆが合うと思っていませんか。牡蠣はあっさりしょうゆ味の鍋にも合うんですよ。
仕上げに大根おろしを加えて、ポン酢しょうゆでいただくと箸が止まらなくなります。
豆乳の牡蠣鍋
牡蠣とつゆのクリーミーな舌触りを満喫できる豆乳の牡蠣鍋。
やさしい豆乳つゆに浸る牡蠣の、トロっととろける食感がやみつきになります。にんじんやねぎなど色鮮やかな野菜を入れると見た目も華やかになりますね。
旬の時期には牡蠣のうまみを満喫しよう!
牡蠣の旬は種類によって異なることが分かりました。
真牡蠣は冬が、岩牡蠣は夏が旬の時期となり、種類は異なるものの年に2回も旬の牡蠣を楽しめるのです。下処理をすればおうちでも美味しく調理できるので、お店で見つけたらぜひ手に取ってみてください。
今回は、定番の牡蠣フライや鍋のほか、さまざまなアレンジレシピをご紹介しました。それぞれ牡蠣のうまみを活かしたメニューなので挑戦してみましょう。