DELISH KITCHEN

新生姜の旬の時期はいつ?下処理やレシピもご紹介

作成日: 2022/01/22

更新日: 2022/05/09

しょうがには新生姜と呼ばれる種類があります。漬物などでなじみのある新生姜ですが、旬の時期はいつになるのでしょうか。また、通常のしょうがとどのように違うのかも気になります。

この記事では、新生姜について特徴や旬、しょうがとの違いをみていきましょう。また下処理から保存方法、レシピもご紹介します。

目次

  1. 新生姜について
    1. 新生姜とは
    2. 新生姜の旬
  2. 新生姜の下処理
    1. しょうがの皮むき
    2. しょうがのすりおろし方
    3. しょうがの千切り
    4. しょうがのみじん切り
    5. 針生姜の作り方
  3. 新生姜の保存方法
    1. 冷蔵保存
    2. 冷凍保存
  4. DELISH KITCHENの新生姜を使ったレシピ
    1. 新しょうがの甘酢漬け(ガリ)
    2. 新しょうがの梅酢漬け
    3. しょうがの味噌漬け
    4. 新しょうがの佃煮
    5. 生姜糖
    6. 新生姜のピンクジンジャーソーダ
    7. 【アレンジ】
    8. ささみと新生姜のさっぱりサラダ
    9. 新生姜と牛肉のしぐれ煮
    10. 新しょうがのアジフライ
    11. 甘酢新生姜と鮭のさっぱり混ぜごはん
  5. 旬の時期においしい新生姜を楽しもう

新生姜について

漬物やガリなどでよく見かける新生姜は、ほかのしょうがとどのような違いがあるのでしょうか。

新生姜とは

新生姜は早採り、もしくは収穫したての根生姜のことをいいます。通常のしょうがの収穫は新生姜の収穫時期とは異なり、地上に見えている茎や葉が枯れたのをサインに収穫をし始め、土がついたままの状態で2か月ほど保管してようやく出荷されます。

白くてさわやかな香りとみずみずしさがある新生姜は、繊維が少なくやわらかいため、薬味だけではなくそのまま漬物にして食べることができます。
それに比べてしょうがは、強い香りとツンとした辛味があり、根がかたく黄色に色づいているのが特徴です。

新生姜の旬

夏になるとスーパーなどでよく見かけるようになるため、新生姜の旬は夏と思っている方も多いのではないでしょうか。

新生姜の旬は栽培方法によって異なります。路地栽培の場合は9〜10月、ハウス栽培はそれよりも早い夏が旬といわれています。そのため、夏に出回っている新生姜はハウス栽培のものが多くなっています。

新生姜の下処理

下処理の方法はいくつかありますが、それぞれ香りや風味、食感が異なります。料理に合わせて使い分けるとよいでしょう。

しょうがの皮むき

鮮度のよいしょうがは皮ごと食べられますが、料理の仕上がりをきれいにしたい場合は、皮をむくことをおすすめします。包丁を使わずにスプーンで簡単にむくことができます。

詳しくはこちらをご覧ください。

しょうがのすりおろし方

しょうがの香りを楽しみたいときは、皮を薄くむいて使う直前にするのがポイントです。新鮮なものであれば、皮がついたまますっても問題ありません。

詳しくはこちらでご紹介しています。

しょうがの千切り

千切りは切り方によって食感が変わります。繊維に沿って切るとシャキシャキになり、繊維を断って切るとやわらかい食感になります。料理に合わせて変えるようにしましょう。

詳しくはこちらをご覧ください。

しょうがのみじん切り

みじん切りは薬味や下味、しょうが焼きなどさまざまな料理で使うことができます。しょうがを薄くスライスするときは、繊維に沿って切るようしましょう。

詳しくはこちらを参考にしてください。

針生姜の作り方

煮魚など料理の仕上げとして針生姜を添えると、見た目がよく風味豊かに仕上がります。うまく切るポイントは、しょうがの繊維に沿って薄く切ったあとできるだけ細く切ることです。

詳しくはこちらでご紹介しています。

新生姜の保存方法

新生姜は通常のしょうがと同じように保存することができます。一度に使い切ることが少ない食材なので、適切な保存方法を覚えておくよいでしょう。

冷蔵保存

しょうがはそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、乾燥が進んで風味が失われてしまいます。保存容器に水としょうがを入れて冷蔵保存するようにしましょう。水は毎日取りかえます。保存期間の目安は約3週間です。

詳しくはこちらをご覧ください。

冷凍保存

しょうがは冷凍保存することも可能です。下処理をあらかじめ済ませておけば、すぐに使うことができるのでとても便利ですよ。しょうがの風味を保つためには、乾燥から防ぐことが大切です。保存期間の目安は約3~4週間です。

詳しくはこちらを参考にしてください。

DELISH KITCHENの新生姜を使ったレシピ

ここでは新生姜を使ったおすすめレシピをご紹介します。

新しょうがの甘酢漬け(ガリ)

寿司には欠かせないガリをご家庭で作ってみませんか。自家製の甘酢漬けは格別のおいしさです。寿司だけではなく、肉料理に合わせたりといろいろな食べ方ができます。

新しょうがの梅酢漬け

新生姜を赤い梅酢に漬けると、見た目も鮮やかなピンク色に染まります。そのまま漬物として食べるほかに、ごはんに混ぜたり牛丼などにトッピングするのもおすすめです。

しょうがの味噌漬け

みそのコクとしょうがのピリッとする辛味がよく合う漬物です。日本酒などのお酒のあてにも、白ごはんにも相性抜群です。漬け込むのに時間がかかりますが、じっくり寝かすことでおいしくなります。

新しょうがの佃煮

新生姜のさわやかな香りとピリッとする辛味がくせになる佃煮です。ごはんにもお酒のおつまみにもおすすめです。新生姜が手に入ったら、ぜひお試しください。

生姜糖

新生姜はお菓子にアレンジすることもできます。使い切れなかったときなどは生姜糖にしてみましょう。歯ごたえがよく、温かいお茶と合わせれば体も温まるでしょう。

新生姜のピンクジンジャーソーダ

新生姜を使ったソーダは淡い色合いに仕上がります。新生姜とはちみつは相性のよい組み合わせですよ。シナモンパウダーの香りがアクセントになっています。

【アレンジ】

ささみと新生姜のさっぱりサラダ

新生姜のピンク色とかいわれ大根の緑色で、見た目が色鮮やかなサラダです。味付けには新生姜の漬け汁も使用しているのでさっぱりと食べられます。

新生姜と牛肉のしぐれ煮

新生姜と牛肉を使った甘辛い味わいのしぐれ煮です。ごはんにのせてもレタスで巻いて食べてもおいしいですよ。お弁当のおかずにもおすすめです。

新しょうがのアジフライ

新生姜の香りはおいしさだけではなく、魚の臭みをとってくれます。新生姜をはさんでアジを重ねるので、ボリュームがあり風味豊かに仕上がります。

甘酢新生姜と鮭のさっぱり混ぜごはん

新生姜の甘酢漬けを加えることで、いつもとはひと味違う混ぜごはんに仕上がります。新生姜のさわやかな酸味でさっぱりと食べることができます。

旬の時期においしい新生姜を楽しもう

新生姜の旬は栽培方法によって少し異なりますが、夏から秋が最もおいしい時期になります。通常のしょうがに比べてやわらかく、さわやかな香りとみずみずしい味わいが特徴です。

生や漬物だけではなく、ごはんに混ぜたり肉と合わせたりと、さまざまな料理に使うことができますよ。ぜひ、いろいろな食べ方で新生姜を味わいましょう。

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