DELISH KITCHEN

おみおつけとは?名前の由来やおすすめレシピをご紹介

作成日: 2021/09/08

「おみおつけ」と聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか。
あまり聞きなじみのない言葉のため、言葉自体を知らない人や、聞いたことはあってもよく分からないという人が多いかもしれません。ですが、実はよく知られている定番の家庭料理のことなのです。

そこで今回は、おみおつけの意味や名前の由来、おすすめレシピなどをご紹介します。

目次

  1. おみおつけについて
    1. おみおつけとは
    2. おみおつけの歴史・発祥・由来
  2. DELISH KITCHENの味噌汁レシピ
    1. 【野菜】
    2. 玉ねぎと油揚げのみそ汁
    3. にんじんと大根の味噌汁
    4. じゃがいもと玉ねぎのみそ汁
    5. 焦がしキャベツとお揚げのお味噌汁
    6. 根菜と油揚げの味噌汁
    7. 【きのこ】
    8. 3種のきのこ味噌汁
    9. 里芋としめじの味噌汁
    10. さつまいもとしめじの味噌汁
    11. まいたけと油揚げの味噌汁
    12. ひらたけのきのこ汁
    13. 【豆腐】
    14. 基本のみそ汁
    15. しめじと豆腐の味噌汁
    16. 豆腐とごぼうのみそ汁
    17. オクラと豆腐のみそ汁
    18. くずし豆腐とさつまいもの味噌汁
    19. 【肉】
    20. 基本の豚汁
    21. キャベツと豚肉の味噌汁
    22. 鶏と根菜のみそ汁
    23. 鶏肉とかぼちゃの豆乳みそ汁
    24. 【卵】
    25. かきたま味噌汁
    26. レタスと卵の味噌汁
    27. ほうれん草と落とし卵の味噌汁
    28. 落とし卵のおろしみそ汁
  3. おみおつけは味噌汁のこと!バリエーションを楽しもう

おみおつけについて

まずはおみおつけについて、詳しくみていきましょう。

おみおつけとは

おみおつけは、和食の定番である味噌汁を丁寧に表現した言葉です。
古くから女房言葉として女性の間で使われてきました。
女房言葉とは、室町時代のはじめから宮中に仕えていた女房たちが使っていた隠語のことで、主に食べ物や体に関することに用いていたそうです。

昔は味噌が貴重な調味料だったため、その時代の人々は、味噌汁を健康にいい食べ物として大切に扱ってきたとされています。

おみおつけの歴史・発祥・由来

おみおつけという呼び方が生まれたのは、室町から江戸時代で、主に東日本で使われていました。
おみおつけは漢字で「御御御付」と書き、丁寧語として使われる「御」が3つも続きます。

おみおつけの名前の由来には、いろいろな説があります。
「おみ」は味噌、「おつけ」は汁を意味する女房言葉です。この2つを組み合わせて、おみおつけと呼ばれるようになったといわれています。

また、ご飯につける汁物を「おつけ」と呼んでいて、「おつけ」をさらに丁寧に表現するために「御御(おみ)」をつけたという説もあります。

DELISH KITCHENの味噌汁レシピ

味噌汁を意味するおみおつけですが、いつも同じような具材になってしまいませんか。
ここからは、バリエーション豊かなおみおつけ(味噌汁)のレシピをご紹介します。

【野菜】

玉ねぎと油揚げのみそ汁

油揚げのコクと玉ねぎの甘味がほっこりする味噌汁です。
冷蔵庫に余りがちな食材だけでできるのもうれしいですね。細ねぎを散らして彩りをプラスしましょう。

にんじんと大根の味噌汁

大根とにんじんを使った、野菜の旨味たっぷりの味噌汁です。
野菜を細切りにするので火の通りが早く、忙しいときにもおすすめです。油揚げを加えることでコクやボリュームがアップしますよ。

じゃがいもと玉ねぎのみそ汁

ほくほくとしたじゃがいもとほんのり甘い玉ねぎの味噌汁は、どんな料理にも合う定番メニューです。
火を通しすぎると、じゃがいもが煮崩れしてしまうので注意してくださいね。

焦がしキャベツとお揚げのお味噌汁

キャベツと油揚げにしっかりと焦げ目をつけることで、香ばしさがプラスされます。
かつおや昆布のだしがなくてもおいしい味噌汁ができますよ。いつもと違った味噌汁を楽しみたい人にもおすすめです。

根菜と油揚げの味噌汁

ごぼう、にんじん、油揚げが入った具だくさんの味噌汁です。
食感のいい根菜をたっぷり入れることで、食べごたえがある一品に。ごま油で炒めることで、豊かな香りが広がりますよ。

【きのこ】

3種のきのこ味噌汁

えのき、しいたけ、まいたけを入れた、きのこの旨味がたっぷりの味噌汁です。
おかずが寂しいときに、食べごたえがある味噌汁をプラスすれば満足感がアップしますよ。

里芋としめじの味噌汁

ねっとりほくほくの里芋とぷりぷりのしめじを合わせた、楽しい食感の味噌汁です。
素材を活かした味付けで、心も体もほっこり温まります。里芋で手がかゆくなってしまう場合は、酢水にさらしましょう。

さつまいもとしめじの味噌汁

さつまいものほくほく感と優しい甘さがたまらない味噌汁です。
ボリューム満点で簡単に作れるので、忙しい朝にもぴったりです。お好みでしょうがを入れると爽やかさがプラスされて、ちょっぴり大人の味に。

まいたけと油揚げの味噌汁

まいたけと玉ねぎ、油揚げの味噌汁です。
旨味のあるまいたけと甘い玉ねぎは相性ピッタリ。だしが染み込んだ油揚げで、コクとアクセントがプラスされます。

ひらたけのきのこ汁

ひらたけ、まいたけ、ごぼう、にんじんが入ったボリューム満点の味噌汁です。
たくさんの具材から出ただしで旨味たっぷり。先に具材を炒めてから水を加えると、コクが出て満足感がアップします。

【豆腐】

基本のみそ汁

定番の具材、豆腐とわかめが入った味噌汁です。
かつお節と昆布を使った、基本的なだしの取り方もご紹介しているので参考にしてみましょう。時間に余裕があるときは、味噌汁をだしから作ってみるのもいいですね。

しめじと豆腐の味噌汁

しめじと豆腐だけのシンプルな味噌汁で、忙しい朝にもぴったりです。
絹豆腐のつるんとした口当たりと、しめじのぷりぷり食感が楽しめます。豆腐は木綿豆腐を使ってもおいしく作れますよ。

豆腐とごぼうのみそ汁

山椒が入った、いつもとひと味違う味噌汁です。
作り方のポイントは豆腐を崩しながら加えること。豆腐の断面が凸凹になるので、味が染み込みやすくなりますよ。

オクラと豆腐のみそ汁

ネバネバのオクラと豆腐を使った、食感が楽しい味噌汁です。
オクラと豆腐はサッと火を通すだけでいいので、忙しいときにもおすすめです。ミョウガを加えることで香りがよく、上品な一品に仕上がります。

くずし豆腐とさつまいもの味噌汁

具材を炒めてから煮ることで、いつもの味噌汁がランクアップ。
ごま油で風味とコクがプラスされますよ。豆腐はキッチンペーパーで水気をしっかり切ってから炒めると、味が染みやすくなっておいしさが増します。

【肉】

基本の豚汁

豚肉とたっぷりの野菜、こんにゃくが入った定番の豚汁です。
肉や野菜を炒めてから煮ると、味に深みが出ます。野菜は旬のものに変えたり、きのこを加えたりするのもおすすめです。

キャベツと豚肉の味噌汁

豚肉の旨味とコク、キャベツの甘味が染みわたる味噌汁です。
一品で野菜と肉がしっかりとれて満足感があります。ボリューム満点で、朝に食べると元気になれますよ。

鶏と根菜のみそ汁

鶏肉と根菜の旨味がたっぷりつまった、食べごたえのある味噌汁です。
食感のよい根菜は味噌汁との相性ぴったり。具材をしっかり炒めることで味に深みがでます。

鶏肉とかぼちゃの豆乳みそ汁

豆乳のまろやかさとかぼちゃの甘味で、ほっこりできる味噌汁です。
味噌と豆乳は、同じ大豆からできているので相性抜群。豆乳を加えるだけで、ひと味違った味噌汁が簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

【卵】

かきたま味噌汁

卵の優しい旨味が広がる、かきたま味噌汁です。
卵をふんわりとさせるコツは、だしが煮立った状態で入れること。だしの温度が下がらないように卵を少しずつ回し入れましょう。

レタスと卵の味噌汁

シャキシャキのレタスと、ふわふわの卵の食感がたまらない味噌汁です。
捨てようか迷ってしまうレタスの外葉を使うのもおすすめです。レタスは火が通りやすいので、煮込みすぎに注意しましょう。

ほうれん草と落とし卵の味噌汁

意外にも、乳製品と味噌の組み合わせは相性ぴったりです。
仕上げに粉チーズをふるだけで、味がまろやかになります。卵は加熱時間によって固さを調節できるので、お好みで作ってみてくださいね。

落とし卵のおろしみそ汁

大根おろしを入れた一風変わった味噌汁レシピです。
大根おろしをたくさん作りすぎてしまったときにおすすめです。卵はゆっくりと割り入れてフタをして煮ると、きれいな形に仕上がりますよ。

おみおつけは味噌汁のこと!バリエーションを楽しもう

おみおつけとは、味噌汁を丁寧に表現した言葉で、漢字では「御御御付」と表します。
この呼び方は、室町から江戸時代に生まれ、東日本で主に使われていました。昔は貴重な調味料だった味噌を使った味噌汁を、大切に扱ってきたことがうかがえます。

味噌汁は、普段の食事に欠かせない和食の定番料理のひとつです。
いつもと違った具材を使ったり、味噌の種類を変えたりして、バリエーション豊かに楽しみましょう。

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