秋鮭とは?特徴を活かす美味しい食べ方と人気レシピをご紹介!
作成日: 2021/04/19
鮭はどんな料理とも相性がよく、日本人の食卓に欠かせない魚のひとつです。
鮭は切り身でよく販売されており、一年中手に入りやすい魚ですが、日本で水揚げされる鮭の旬は春と秋の二回あることはご存知でしょうか?また、その旬の時期によって鮭の味に違いがあります。
そこで、今回は「秋鮭」の旬や味の特徴を活かした美味しい食べ方などを解説します。記事後半では、DELISH KITCHENおすすめの鮭を使ったレシピを料理別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
秋鮭について
ここでは秋鮭の旬や様々な読み方、美味しい食べ方について解説します。
秋鮭とは
鮭には紅鮭、銀鮭などの種類がありますが、日本で水揚げされる生鮭のほとんどが白鮭です。
白鮭だけでも様々な呼び名がありますが、その中でも「秋鮭」とはオホーツク海などを数年回遊した後、産卵の時期である秋に日本の川へ戻ってくる白鮭のことを指します。
白鮭は回遊している為、同じ秋鮭でも水揚げされる地域によって微妙に旬の時期が異なります。
最も多く出回るのは9~10月頃ですが、地域によって9~1月の長い期間水揚げされるところもあります。
それに対して、秋以外の時期に間違えて日本沿岸に近づいた白鮭は「時鮭(とき知らず)」と呼ばれます。
時鮭は産卵前で脂がのっているのが特徴です。春から初夏にかけて出回りますが、漁獲量が少ない為貴重で高級品とされています。
また、「秋鮭」は「あきざけ」「あきさけ」「あきじゃけ」「しろさけ」など様々な読み方があります。さらに、地域によっては「鮭は秋の味覚」ということで「秋鮭」のことを「秋味」と呼びます。
秋鮭の美味しい食べ方
鮭の切り身は小骨や臭みが少ない為、子供も食べやすく様々な料理に使いやすいですよね。
その中でも秋鮭は産卵前の為、脂が少なくさっぱりした味わいが特徴です。その為、ムニエルやフライなど特に油を使った料理との相性がよいです。
また、ホイル焼きやちゃんちゃん焼きのような蒸し焼きにする料理に使うと、パサつきやすい鮭の身がしっとりふっくらと仕上がります。
今回ご紹介した調理法以外の鮭のレシピに秋鮭を使っても、美味しく調理できます。
秋鮭のカロリー
生の白鮭100g当たりのエネルギーは124kcalです。そのほかにも鮭には様々な栄養素が含まれています。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
【ムニエル】秋鮭で作れるDELISH KITCHENのレシピ
鮭の定番料理のひとつであるムニエル。焼き方やソースをひと工夫すると、ご家庭のムニエルの味がレベルアップします!
基本の鮭のムニエル
バターをかけながら焼くことで皮はパリッと、身はふっくらジューシーに仕上がりに。
ムニエルの基本的な作り方を詳しく解説しているので、ムニエルを初めて作る人はまずこちらのレシピでチャレンジを!
鮭のムニエル
鮭をバターで焼いた後のフライパンで簡単なソースを作ります。
醤油、バター、レモン汁などご家庭にある調味料で作る和洋いいとこ取りのソースでごはんが進む一品です。
鮭のムニエルきのこソテー添え
ムニエルにミニトマトときのこのソテーを合わせた見た目が華やかでボリュームのある一品。
きのこを使うことで鮭のうま味がアップします。きのこは香りの高いまいたけを使うのがおすすめです。
【ホイル焼き】秋鮭で作れるDELISH KITCHENのレシピ
具材を切って包むだけ!実は簡単なのに食卓に出すとごちそう感のあるホイル焼きをご紹介します。
鮭のホイル焼き
相性抜群の組み合わせであるバターとポン酢しょうゆで味付けした定番の鮭のホイル焼きです。
薄切りレモンをのせて焼くことで、ホイルを開いたときに広がるさわやかな香りが食欲をそそる一品です。
鮭としめじのバターホイル焼き
バターをたっぷり使うので、あっさりした味わいの秋鮭もしっとりとコクのある仕上がりに。
赤パプリカを使い、彩りもきれいな一品です。
鮭とまいたけのごまマヨホイル蒸し
子供が大好きなマヨネーズとみそなどを合わせたコクのあるごまマヨだれで、鮭や野菜がモリモリ食べられます。
フライパンで一度にまとめて作ることができます。
【フライ】秋鮭で作れるDELISH KITCHENのレシピ
さっぱりした味わいの秋鮭はフライでふっくらジューシーに。鮭のフライのレシピをご紹介します。
基本のサーモンフライ
フライの衣がはがれた経験はありませんか?美味しいフライの揚げ方のコツを詳しく解説しています。
このレシピでご家庭のフライもお店の味に!
鮭フライタルタルのせ
タルタルソースとサクサク香ばしい鮭のフライの組み合わせは子供も大人も喜ぶ一品です。
フライパンの底から1cm程度の揚げ油で作ることができるので、普段揚げ物をしない人でも作りやすいレシピです。
鮭のポテトフライ
千切りのじゃがいもを衣にすると、ホクホクざくざくしたじゃがいもとふっくらした鮭の食感が新しい!
ポテトが大好きな子供も大喜びで、おかずにもおつまみにもぴったりの一品です。
【炊き込みご飯】秋鮭で作れるDELISH KITCHENのレシピ
鮭をお好みの具材と組み合わせて、季節を感じる炊き込みご飯を作ってみましょう。
鮭としめじの炊き込みごはん
切り身の鮭としめじを一緒に炊き上げた、うま味と香りが豊かなやさしい味の炊き込みご飯です。
お好みでしめじをまいたけに変えても美味しくなりますよ。
鮭とさつまいもの味噌バター炊き込みごはん
鮭と同じく秋の味覚の代表格であるさつまいもとの組み合わせ。
さつまいもの甘みと鮭のうまみがしみた味噌バター味の炊き込みごはんがくせになる味わいです。さつまいもの代わりに栗やきのこを入れてもいいですね。
【その他】秋鮭で作れるDELISH KITCHENのレシピ
焼き魚や鍋など、簡単に作ることができるレシピをご紹介します。
フライパンで鮭の塩焼き
朝食の定番である鮭の塩焼きをフライパンでふっくらと仕上げるレシピです。
魚焼きグリルを使わないので、後片付けが楽なのも嬉しいポイントです。
生鮭のバターぽん酢焼き
フライパンで簡単に作れる万能おかずです。
さっと夕食を準備したいときだけでなく、朝食やお弁当にもおすすめ!きのこを一緒に焼いても美味しく仕上がります。
鮭のちゃんちゃん焼き
郷土料理でおなじみのちゃんちゃん焼きも、鮭の切り身とホットプレートで簡単に作ることができます。
シメには香ばしいみそ味の焼きうどんがおすすめです。
鮭のきのこあんかけ
きのこのうま味と生姜の風味が食欲をそそるあんをかけた一品です。
ただ焼くだけだとパサつきがちな鮭も、あんをかけることでしっとりとした仕上がりに。
秋鮭となすのマヨネーズ炒め
薄く衣をつけて香ばしく焼いた鮭とトロトロのなすに、ケチャップ入りの甘めのマヨネーズだれをさっとからめました。
子供も大好きな味でご飯が進みます。
フィンランド風豆乳鍋
隠し味にレモン汁を使い、コンソメとみそで味付けしたさっぱりとやさしい豆乳鍋です。
ホクホクしたじゃがいもと鮭のうま味が出たスープで体が温まるでしょう。
【塩鮭】秋鮭で作れるDELISH KITCHENのレシピ
塩鮭で作るDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。塩加減を調節すれば、秋鮭の切り身でも応用できるレシピです。
塩鮭のみそマヨ焼き
みそマヨだれを塩鮭に塗って、トースターで香ばしく焼きました。
みそマヨだれには、お好みで豆板醤を少し混ぜて辛味を足すのもおすすめです。
鮭のじゃがバタ炊き込みご飯
鮭だけでなく、ホクホクのじゃがいもと甘みのあるコーンとも相性抜群のバター醤油味の炊き込みご飯です。
簡単なのに具沢山でボリュームがあり、子供も喜ぶ味です。
鮭のぶっかけバター鍋
鮭とじゃがいも、にんじん、コーンなどを使ったみそ味の鍋です。
仕上げに溶かしバターをかけて、コクをプラスしました。バターの香りと少し濃い目の味でごはんが進みます。
秋鮭をおいしく食べよう!
秋鮭は9月~1月頃まで出回りますが、別名で「秋味」と呼ばれる地域があるように、秋の味覚として9~10月頃が特に美味しく食べられる時期です。
脂が少なくさっぱりとした味わいの秋鮭はどんな料理にも合いますが、特に油を使った料理との相性がよいです。DELISH KITCHENの人気レシピで秋の味覚である「秋鮭」を楽しんでみてくださいね。