りんご大量消費レシピ大特集!ケーキやコンポートも
作成日: 2021/03/27
果汁たっぷりの「ふじ」や香り高い「王林」、甘酸っぱくてお菓子作りに最適な「紅玉」など、秋になるとさまざまなりんごがスーパーに並びます。
常温で保存できるりんごは贈答用としても大人気なので、大量にもらって困ったということも。しかし、りんごはアップルパイのフィリング(詰め物)に、デザートに、そしておかずにもなる万能食材です。
この記事ではりんごを使った人気のレシピをご紹介します。
りんごの保存方法・切り方
りんごの保存方法
りんごは冬場であれば常温でも1カ月程度保存できます。
ただし乾燥すると瑞々しさが損なわれるので、できれば新聞紙で1個ずつ包むといいでしょう。
冷蔵庫で保存する場合は、りんごから発生するエチレンガスで他の野菜や果物を過熟させないよう、保存袋に入れて密封するのがおすすめです。
りんごの切り方
りんごをサラダに入れたり、フィリングやジャムを作ったりするときはいちょう切りがおすすめです。
切り方は簡単で、まずりんごを8等分に切り分け、芯の部分を除いてから4~5mm幅にカットするだけ。こうするとりんごの大きさがそろうので食べやすく、かつ熱が均一に通りやすくなります。
ジャム・バター・コンポート・煮りんごのDELISH KITCHENレシピ
《ジャム・バター》
レンジでりんごジャム
ホーロー鍋でコトコト煮込むイメージがあるジャムもレンジを使って簡単に作れます。
コツは角切りにしたりんごに砂糖とレモン汁を混ぜてしっかり寝かせること。りんごはとろみのもとになるペクチンが少ない果物ですが、レモン汁の効果でペクチンがアップし、キレイなジャムに仕上がります。
はちみつりんごジャム
りんごにはちみつを加えて煮込んだ上品なジャムです。はちみつを使うことで砂糖の使用量が減り、りんごの爽やかな風味が引き立ちます。
ジャムに使うりんごは紅玉やジョナゴールドなど酸味のある品種がおすすめです。
なめらかりんごジャム
りんごや砂糖、レモン汁などの材料を一度ミキサーにかけてから煮詰めたなめらかなジャムです。
ジャムを煮込む時間が大幅に短縮されるほか、食べやすいので子供からお年寄りまで幅広い年齢層におすすめです。料理の隠し味に使うと甘味やコクが引き立ちます。
りんごバター
大手スーパーで大ヒット商品となった「りんごバター」もご家庭で簡単に作れます。
ポイントはりんごの皮をむいたら捨てずにとっておくこと。りんごの皮と果実を一緒に加熱することで淡いピンク色のキレイなりんごバターに仕上がります。
《コンポート・煮りんご》
はちみつで作る!りんごのコンポート
コンポートとは果物をシロップまたはワインでサッと煮た一品です。
ジャムのように煮崩れていないので、そのままデザートにしたり、また飲み物に浮かべたりといろいろ楽しめます。
このレシピではりんごとはちみつ、レモン汁をレンジで加熱するだけなので簡単に作れます。
りんごのシンプルコンポート
りんごをシロップで煮たシンプルなコンポートです。
素材の味をそのまま味わえるので、紅玉のような製菓向きのりんごのほか、ふじやつがるのような生食向きのりんごで作っても風味の違いが楽しめます。
買ってきたりんごが思ったより酸っぱかったときにもどうぞ。
焼きりんごのDELISH KITCHENレシピ
まるごと焼きりんご
芯をくりぬいたりんごに砂糖とバターを詰めてオーブンで焼いた、ジューシーな焼きりんごです。
りんごの酸っぱさに濃厚なバターの風味が加わった焼きりんごは、お皿の上にのせただけでおしゃれなデザートになります。冷たいアイスや生クリームを添えてどうぞ。
ダッチオーブンで焼きリンゴ
フタの部分が分厚いことで食材にムラなく熱が通るダッチオーブンは、BBQやキャンプといったアウトドアで大活躍します。
このレシピでは、ダッチオーブンを使って焼きりんごを作ってみました。野外で食べるアツアツ、ホクホクの焼きりんごは格別の味です。
りんごケーキのDELISH KITCHENレシピ
りんごのパウンドケーキ
ホットケーキミックスで作る、簡単なパウンドケーキです。
このレシピのポイントはミックスを1袋(150g)使うので粉をふるったり計量したりする手間が省けること。シャキシャキしたりんごの歯ごたえとしっとりしたパウンドケーキの組み合わせが絶妙です。
バラのアップルケーキ
りんごの甘煮をバラの花のように並べた、華やかなアップルケーキです。
ホットケーキミックスで作った生地を炊飯器で蒸し上げるので、ケーキはパサつかずしっとり。りんごを並べるのが少し手間ですが、見た目も味も最高に仕上がります。
クリーミーりんごケーキ
切り込みを入れたりんごを乗せて焼いた、本格的なりんごケーキです。
バターを練り込んだケーキは香り高く、薄くカットされたりんごはシャクシャクとした歯ごたえで、子供から大人まで喜ばれます。おもてなし料理のデザートにもおすすめです。
ガトー・インビジブル
フランス語で「見えないケーキ」という意味の、新食感のスイーツです。
生地を染み込ませた薄切りのりんごをパウンド型に並べて焼くと、りんごが生地と一体化して見えなくなるのでこの名前がつきました。
カスタードプリンのような生地にりんごの甘酸っぱさがよく合います。
シナモンりんごケーキ
りんごによく合うといわれているシナモンがきいた、香り高いケーキです。
このレシピでは、甘く優しく、それでいて少しツンとした複雑な香りを持つシナモンをりんごにも生地にもたっぷり使いました。ティータイムのお供にどうぞ。
キャラメリゼアップルケーキ
キャラメリゼしたりんごを使った、甘くほろ苦い大人のケーキです。
りんごはキャラメリゼ(カラメルでコーティング)することによってツヤがでるとともに格段に香ばしくなります。炊飯器を使うのでオーブンのように焦げ付きにくいこともポイントです。
タルトタタンのDELISH KITCHENレシピ
タルトタタン
タルトタタンとはキャラメリゼしたりんごを型に敷き詰め、その上にタルト生地を重ねて焼いたフランス伝統のお菓子です。
このレシピではタルト生地の代わりに手に入りやすい冷凍パイシートを使いました。底にたまったカラメルがつややかで香ばしい一品です。
フライパンでタルトタタン風
フライパンでりんごのキャラメリゼを作り、その上にホットケーキの生地を流し込んで焼いたタルト型いらずの簡単ケーキです。
コツはりんごが焦げて苦くなり過ぎないよう、ごく弱火でじっくり焼くこと。お皿の上にひっくり返してのせるときは火傷しないように気を付けましょう。
アップルパイのDELISH KITCHENレシピ
基本のアップルパイ
冷凍パイシートを使った、簡単アップルパイです。
手作りのパイ生地は生地を冷やしたり何層にも折りたたんだりと大変手間ひまがかかりますが、パイシートを使えばサクサクのパイが手軽に作れます。
パイ生地の中に入ったりんごのフィリングがとろりと溶ける、美味しいアップルパイです。
型なしカスタードアップルパイ
冷凍パイシートにカスタードクリームとスライスしたりんごを乗せて焼いた、お手軽なのに美味しいアップルパイです。
このレシピの決め手は何といっても卵の風味が活きた自家製カスタードクリームでしょう。仕上げに粉砂糖をふりかけると一層華やかになります。
バラのアップルパイ
りんごをバラの花のようにして焼いた、とても華やかなパイです。
一見、とても難しそうですが、細く切ったパイシートにりんごの薄切りを並べてくるくる巻くだけなので、初心者でも簡単に作れます。おもてなしやホームパーティーのデザートにもどうぞ。
りんごを使ったDELISH KITCHENのデザートレシピ
アップルクランブル
アップルクランブルとはりんごの上に小麦粉とバター、砂糖をそぼろ状にすり混ぜたものを乗せて焼いた、イギリス発祥のお菓子です。
パイのように成形する手間がないので気軽につくれるうえ、サクサクのそぼろの食感が甘く爽やかなりんごにとてもよく合います。
さつまいもとりんごの茶巾
ふかしたさつまいもに相性抜群のりんごを混ぜて作る、簡単茶巾絞りです。
さつまいもの甘味のおかげで砂糖を減らせるので、子供のおやつにもおすすめ。さつまいもの黄色にほのかに映えるりんごの赤が可愛らしい、秋を感じる和菓子です。
一口りんご飴
縁日で大人気のりんご飴を食べやすい一口サイズにアレンジしました。
砂糖と水から飴を作るコツは、鍋を火にかけたら絶対に混ぜないこと、火加減に注意しながらしっかり煮詰めることの二つです。甘酸っぱいりんごとパリパリの飴がお祭り気分にさせてくれます。
りんごアイス
りんごのコンポートと生クリームをミキサーで攪拌して作る、本格的なアイスクリームです。
このレシピでは最後にりんごを乗せることで、果実感たっぷりのアイスクリームに仕上がりました。アイスクリームの上にミントの葉を添えるのもおすすめです。
りんご寒天
100%りんごジュースで作った寒天にりんごの甘煮を浮かべた、涼やかなデザートです。
寒天はゼラチンよりも固まりやすいため、急な来客があったときのおもてなしのお菓子としても重宝します。寒天液がりんごの甘味を薄めてしまうので、砂糖の分量はしっかり守りましょう。
りんごを使ったDELISH KITCHENのドリンクレシピ
リンゴ酢
甘酸っぱくて爽やかな風味が人気のリンゴ酢も材料3つで作れます。
リンゴ酢に使うお酢は純米酢や穀物酢、黒酢など何でも構いませんが、なるべく酸味がまろやかで水割りにして飲めるぐらいのものがおすすめです。りんごを大量消費したいときにもどうぞ。
りんごスムージー
りんごとはちみつ、しょうがを使った、後口爽やかなスムージーです。
ピリッとしたしょうがの風味がきいているので、頭をシャッキリさせたい朝にもピッタリ。仕上げにシナモンパウダーをふりかけると、甘い香りが加わって一層美味しく飲めます。
りんごを使ったDELISH KITCHENのおかずレシピ
ベーコンとりんごのソテー
角切りにしたりんごを厚切りベーコンと一緒にソテーした、おかずにもお酒のおつまみにもなる一品です。
甘酸っぱいりんごとベーコンの塩味が驚くほど相性が良く、お酒がすすみます。仕上げにバターを加えると香ばしさがアップします。
さつまいもとりんごのレモン煮
優しい味がするさつまいもの煮物に爽やかな風味のりんごとレモンを加えたおかずです。
レモンの酸味がきいているので、食欲がないときでもさっぱりと食べられます。レモン果汁でも代用できますが、生のレモンを使うと風味が一層引き立ちます。
人参とりんごのサラダ
千切りにした人参と薄切りにしたりんごを、オリーブオイルとはちみつで和えた、簡単サラダです。
りんごサラダをマヨネーズではなくシンプルなドレッシングで和えるので素材の味を損ないません。野菜をモリモリ食べたいときにもおすすめのレシピです。
りんごのコールスローサラダ
いつものコールスローにりんごをプラスした、子供が大好きなサラダです。
ドレッシングにはマヨネーズのほかヨーグルトとはちみつを加えてあるので、風味がとても爽やか。野菜嫌いの子供でもデザート感覚でパクパク食べられます。
りんごとクリームチーズの生ハム巻き
生ハムでりんごとクリームチーズをくるりと巻いた、お手軽な一品です。
生ハムの塩気と甘酸っぱいりんごが相性抜群で、爽やかな飲み口のスパークリングワインとよく合います。冷蔵庫にある材料でサッと作れるのも嬉しいポイントです。
りんごを使ったDELISH KITCHENのトーストレシピ
りんごのクラフィティ風トースト
クラフィティとは果物を並べたタルト生地にカスタードクリームを流し込んで焼き上げたフランスの伝統菓子です。
このレシピではタルト生地の代わりに食パンを使い、手軽に作れるようアレンジしました。ボウルひとつでできるので朝食にもおすすめです。
ホットアップルサンド
りんごのフィリングを食パンで挟んだ、簡単ホットサンドです。
バターをたっぷり使って焼いたホットサンドをナイフで切り分けると、りんごとシナモンのよい香りがフワッと漂います。子供のおやつや休日の朝食にもどうぞ。
紅玉やふじなど、さまざまなりんごでフィリングを作ってみよう!
りんごを使ったレシピではりんごをバターと砂糖で炒め煮にしたフィリングが大活躍します。アップルパイのほか、ケーキやタルトなどにもいろいろ使えるので覚えておくといいでしょう。
また、調理用には甘酸っぱい紅玉が最適だと一般的にはいわれていますが、生食用のふじやむつで作っても紅玉とは違ったジューシーな味わいが楽しめます。
りんごの特徴を活かして、さまざまなレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。