煮物のレパートリーを増やそう!おすすめレシピご紹介
作成日: 2021/04/15
具材に味がしみ込んだ煮物、とっても美味しいですよね。とはいえ、味や煮込む具材がいつもワンパターンになってしまいがちではないでしょうか。
煮物にはこれを使わなければいけないという決まりはないため、組み合わせや味付けを変えれば無限大に楽しめます。
この記事では、定番煮物の基本的なレシピをはじめ、おすすめレシピをご紹介するので参考にしてみてください。
【筑前煮・煮しめ】DELISH KITCHENの煮物レシピ
煮物といえば筑前煮や煮しめを思い浮かべる人も多いですよね。まずは、筑前煮や煮しめのレシピからご紹介します。
食材3つで筑前煮
筑前煮は鶏肉やさまざまな野菜を一緒に煮込む料理ですが、こちらのレシピでは鶏もも肉、にんじん、れんこんの3種類で作ります。
食べ応えのある鶏もも肉に味がしみ込んだにんじん、歯ごたえが魅力のれんこんでバランスよく楽しめますよ。
基本の筑前煮
数種類の具材を煮込んだ基本の筑前煮です。
ごぼうや干ししいたけのうまみも加わり味わい深い仕上がりになります。にんじんのオレンジ色ときぬさやの緑が映える、お祝いの日にもおすすめの筑前煮です。
厚揚げの筑前煮
鶏肉の代わりに厚揚げを使って筑前煮を作ってみました。
しっかり味がしみ込んだ厚揚げからジュワっとしみ出る煮汁がたまりません。お肉が苦手な人も満足できる筑前煮になっています。
根野菜の煮しめ
筑前煮と煮しめは混同しやすいのですが、油で炒めてから調味料を加えて作る筑前煮に対して、煮しめは炒めることなく初めから調味料で煮込みます。
具材の切り方を工夫すると、可愛らしくて華やかな煮しめになりますよ。
【定番】DELISH KITCHENの煮物レシピ
ここからは、定番の煮物レシピをご紹介します。
基本のひじきの煮物
普段の食事のおかずにはもちろん、お弁当のおかずにもぴったりな基本のひじきの煮物です。
ひじきを煮込んだら粗熱をとっている間に味がしみ込みます。ごはんに混ぜてあげると小さい子供も喜んで食べてくれるはずです。
基本のたけのこの土佐煮
かつお節をたっぷり使うたけのこの土佐煮です。
春を感じるたけのこの香りとかつお節の香りがマッチします。生のたけのこの場合は事前にアクを抜いてから使いましょう。
基本の高野豆腐の含め煮
基本の高野豆腐の含め煮は、あっさり上品な味付けにしてみました。
煮汁が高野豆腐にたっぷりしみ込むので、あっさりした味付けがちょうどよいですよ。盛り付けにもこだわってお店に負けない含め煮を食卓に並べましょう。
切り干し大根の煮物
切り干し大根は少し手間がかかるイメージがありますが、意外と簡単に作れます。
生の大根とは違った切り干し大根ならではのパリパリ食感がクセになりますね。
がんもどきの白だし煮
がんもどきといんげんを、白だしのシンプルな味付けで煮込みます。
豆腐に野菜や昆布などさまざまな食材を加えた、うまみたっぷりのがんもどきだからこそ、シンプルな味付けで十分美味しくいただけます。
【肉・魚介】DELISH KITCHENの煮物レシピ
お次は、肉や魚介を使った煮物のレシピをご紹介します。
《鶏肉》
里芋と鶏もも肉の煮っころがし
里芋と鶏もも肉を煮っころがしにします。
里芋だけでも美味しい煮っころがしに鶏もも肉を加えた、食べ応えのあるメニューです。おかずにもお酒のお供にも合いますよ。
手羽元と大根の照り煮
ほんのりしょうがが香る、しっかり味がしみた手羽元と大根の照り煮です。
適度な脂とジューシーな食感が魅力の手羽元から出たうまみが煮汁に広がり、ご飯が進むおかずになります。
鶏肉といんげんの煮物
ササっと作れる鶏肉といんげんの煮物は、いんげんにひと手間加えるのがポイントです。
いんげんはそのまま入れても問題はありませんが、ヘタと筋を取ることでよりよい食感になります。
鶏肉とふきの煮物
鶏肉を歯ごたえのよいふきと一緒に煮込みます。
春の訪れを感じるふきは、塩をまぶして板ずりすることで皮が剥きやすく色みもよく仕上がりますよ。
《いか》
いかと大根の煮物
普段はカット済みのいかを使っている人も、するめいかを丸ごと準備して自分でさばいてみませんか。
いかはコツをつかめば簡単にさばけます。ダシだけでは再現できない、いかのうまみも加わった絶品煮物をお召し上がりください。
イカと里芋の煮物
ちょっと意外な組み合わせ?いかと里芋で煮物を作ってみましょう。
冷凍の里芋を使えば皮を剥く手間がかかりません。噛めば噛むほどにじみ出るいかのうまみは、おつまみにもぴったりです。
《ぶり》
基本のブリ大根
煮付けの定番、ブリを使った基本のブリ大根です。
大根の独特なにおいが苦手な人も、お米と一緒に炊くことで気にならなくなります。ブリは柔らかく仕上げるために、煮込み過ぎないのがコツです。
【野菜】DELISH KITCHENの煮物レシピ
ここからは、野菜の煮物レシピをご紹介します。
《かぼちゃ》
かぼちゃの煮物
かぼちゃは上手に煮ると、おやつにもなる甘くてホクホクの煮物になりますよね。
とはいえ、焦げてしまったり味がうまくきまらなかったりという悩みがある人もいるのではないでしょうか。こちらのレシピは作り方も分量も覚えやすいのでぜひ試してみてください。
かぼちゃのそぼろあんかけ
かぼちゃの煮物に、鶏ひき肉で作る甘辛いあんかけをかけていただきます。
あっさりしている鶏ひき肉やしょうがをプラスすることで、いくらでも食べられるそぼろあんかけです。
《里芋》
基本の里芋の煮ころがし
基本の里芋の煮っころがしも、マスターしておきたいレシピですよね。
里芋を下ゆでしてから煮込むとヌメリがとれてお店で提供されるようなきれいな煮っころがしになります。
《大根》
大根とさつま揚げの煮物
うまみが詰まったさつま揚げと、うまみをギュッと吸収する大根の相性が抜群!
具材は2つしか入っていないのに、いつまでも飽きない美味しさになるから不思議です。日本酒にもよく合いそうな煮物です。
豚肉と大根のあっさり煮
厚めに切ることの多い大根を薄めに切れば、煮込む時間が短縮できます。
あっさりしている味付けのなかに、豚肉のうまみとごま油のコクがありおかずにぴったりです。
【その他】DELISH KITCHENの煮物レシピ
最後に、その他の煮物レシピをご紹介します。
さつまいもの甘辛煮
さつまいもは蒸したり焼いたりして食べるだけ、というのはもったいないことです。
しょうゆやみりんと一緒に甘辛く煮れば、副菜にもお弁当のおかずにも、おやつにもなります。緑茶とセットでほっと一息つきたくなる甘辛煮です。
なすの味噌煮
こってり好きも納得の、なすの味噌煮です。
ひと品でご飯を何杯も食べられそうな濃厚な味になりますよ。手軽に作れるので、おかずを増やしたいときやおつまみが物足りなく感じたときにもいかがですか。
じゃがいものめんつゆバター煮
煮物はレンジでも作れます。調味料にめんつゆを使うのでダシがないときにもおすすめです。バターのやさしい風味に癒されましょう。
じゃがいもが少しだけ余ってしまったときにもちょうどよい分量です。
かぶと油揚げの煮物
食感を楽しめる漬物のイメージが強いかぶも、煮物にするといつもとはちょっと違う印象になります。
じっくり煮込むとトロトロになりますが、短時間煮るだけなのでほどよい食感が残っています。
こんにゃくとれんこんの煮物
プニプニのこんにゃくとシャキシャキのれんこん、正反対の具材を組み合わせた煮物です。
甘辛い味付けで煮込んだら、仕上げにかつお節を踊らせて風味豊かな煮物の完成です。
冬瓜のツナ煮
トロっとした舌触りが魅力の冬瓜をツナやコーンと一緒に煮込みます。
和食の煮物もツナとコーンを入れることで洋食テイストになりますよ。子供も喜んで食べてくれそうな煮物です。
定番からアレンジまで!煮物の楽しさは無限大
煮物はどこか懐かしい味わいで、ほっとしたいときにはもちろん、おかずに悩んだりもう一品増やしたいと思ったりしたときにもおすすめです。
何となく作っていた定番煮物も、コツを意識して作ってみるといつもとはひと味違う仕上がりになるかもしれません。今回ご紹介したレシピを参考に、これまで挑戦したことのない煮物にもチャレンジしてみてください。