日本ならではの味覚・みょうがのレシピをご紹介!
作成日: 2021/04/17
後味さわやかで独特な風味をもつ「みょうが」は、そうめんなどの薬味として使われることが多く、あまり主役というイメージはないかもしれません。
確かに、みょうがをメインに使ったレシピは少ないものですが、副菜や主菜、主食など幅広い料理に使うことは可能です。この記事では、みょうがの特徴や切り方、保存方法をはじめおすすめのレシピをご紹介します。
目次
- みょうがとは
- みょうがの切り方・保存方法
- みょうがを使ったDELISH KITCHENのレシピ
- 【副菜】
- ミョウガの酢漬け
- みょうがと梅の甘酢漬け
- きゅうりとみょうがの浅漬け
- きゅうりとみょうがのさっぱり漬け
- みょうがの和風ピクルス
- みょうがのごま油和え
- みょうがときゅうりの梅ポン酢和え
- オクラとみょうがのごま和え
- ささみとなすのさっぱりあえ
- みょうがのごまみそ
- ミョウガとザーサイの冷奴
- 【主菜】
- みょうがと玉ねぎのかき揚げ
- 枝豆とみょうがのかき揚げ
- 豚肉とみょうがのみそ炒め
- 豚肉ときゅうりの薬味炒め
- ズッキーニと豚肉のみょうが炒め
- 鶏むね肉のみょうが炒め
- みょうがと鶏肉のポン酢炒め
- みょうがの肉巻きレンジ蒸し
- みょうがと大葉の羽根つき餃子
- 【主食】
- 梅ひじきごはん
- みょうがと豚肉の柚子胡椒チャーハン
- ツナの薬味そうめん
- みょうがと豚肉の梅焼うどん
- 梅ささみパスタ
- みょうがの楽しみ方は薬味だけじゃなかった!
みょうがとは
みょうがはショウガ科ショウガ属の多年草で、生姜の仲間です。
本州から沖縄まで日本のほとんどの地域で自生している植物で、昔からよく食べられていた日本ならではの薬味のひとつといえます。
ところで、みょうがを食べると物忘れがひどくなるという話を聞いたことがありませんか。
少し心配になってしまう話ですが、科学的根拠はないので安心していただきましょう。このような俗説が生まれたのは、釈迦の弟子のなかに物忘れのひどい者がおり、その弟子のお墓からみょうがが生えてきたという言い伝えがあるからです。
みょうがの切り方・保存方法
ここで、みょうがの切り方や保存方法を確認しておきましょう。
みょうがの切り方
・みょうがの輪切り
みょうがの輪切りは和え物など全体的に混ぜ込みたいときに向いています。
根元の茶色い部分を切り落としたら根元のほうから薄く切り、少し水に浸して水気を取ってから使いましょう。
詳しい方法はこちらの動画でご紹介しています。
・みょうがの千切り
みょうがを千切りにする場合は、根元を三角形に切り取るのがポイントです。
三角形に切り取ることでほぐれやすくなり、料理でも使いやすくなりますよ。
どの辺を三角形に切り取るのかなどは、こちらの動画でご確認ください。
みょうがの保存方法
みょうがはスーパーで購入したまま置いておくと傷みやすいため、購入後はなるべく早めにパックから出して1本1本ラップに包んで野菜室で保存します。
使いきれなかったみょうがもラップでしっかり包んでから保存しましょう。
詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
みょうがを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、みょうがを使ったおすすめレシピをご紹介します。
【副菜】
ミョウガの酢漬け
みょうがを酢漬け液に漬けてさっぱりいただきましょう。
みょうがをゆでたら熱いうちに酢漬け液に漬けるのがポイントです。ほどよい酸味が箸休めにもぴったりです。
みょうがと梅の甘酢漬け
梅の香りがする甘酢漬けです。
ほんのりピンク色に仕上がったみょうがを小鉢に入れて食卓に並べれば、食卓がパッと明るくなりそうですよね。
きゅうりとみょうがの浅漬け
きゅうりをみょうがや生姜と一緒に漬けました。
塩とごま油のみのシンプルな調味料ですが、みょうがと生姜の香りで絶品に仕上がります。おつまみにもおすすめです。
きゅうりとみょうがのさっぱり漬け
きゅうりにひと手間加えることで、しっかり味が馴染みます。
みょうがとかつお節の香りが絶妙にマッチしてやみつきになりそうです。きゅうりの蛇腹切りは割り箸を使うと簡単にできますよ。
みょうがの和風ピクルス
昆布と唐辛子を使ったピクルス液で和風ピクルスを作りました。
うまみと辛みが染み込んだみょうがは、炊きたてのごはんにも合いますよ。
みょうがのごま油和え
みょうがが大好きな人や早めに食べきりたいというときにもおすすめのレシピです。
調味料はしょうゆとごま油、白いりごまのみでササっと作れます。あと一品!というときにも良いですよ。
みょうがときゅうりの梅ポン酢和え
みょうがときゅうりを酸味のあるポン酢しょうゆと梅で和えます。
食欲のない暑い時期でも食べやすいひと品です。ほのかに香るごま油もお楽しみください。
オクラとみょうがのごま和え
ネバネバ食感のオクラとさわやかなみょうがを組み合わせたごま和えです。
アツアツのごはんに乗せて食べても良し、そのままおつまみにしても良しのひと品になっています。
ささみとなすのさっぱりあえ
ほんのり酸味を加えためんつゆでささみとなすを和えます。
たんぱくなささみにもしっかり味がつき、みょうがの風味が引き立ちますよ。ピリ辛が好きは人は七味唐辛子を加えてみてください。
みょうがのごまみそ
ごはんに乗せたり豆腐に乗せたり、何かと使えるみょうがのごま味噌です。
みそとすりごまの濃厚な味わいのなかに、みょうがのアクセントがきいています。
ミョウガとザーサイの冷奴
みょうがを冷奴の薬味にしている人も多いですよね。
普段はみょうがとしょうゆだけという人も、ちょっとアレンジしてワンランク上の冷奴にしてみませんか。みょうがと大葉の風味がたまりません。
【主菜】
みょうがと玉ねぎのかき揚げ
みょうがに釜揚げしらす、玉ねぎなど具沢山のかき揚げです。
さわやかなみょうがと大葉に釜揚げしらすのうまみ、玉ねぎの甘みが混ざり合う楽しいかき揚げになります。
枝豆とみょうがのかき揚げ
夏の味覚、枝豆とみょうがを天ぷらにして味わいましょう。
枝豆の風味とみょうがの香りが夏を感じさせてくれるひと品です。ビールと一緒にサクッと食感も満喫できます。
豚肉とみょうがのみそ炒め
相性の良い豚肉となすの味噌炒めに、みょうがを加えてみました。
炒めるだけと作り方も簡単で、おかずにもおつまみにもなります。みょうがの風味で大人な味に仕上がりますよ。
豚肉ときゅうりの薬味炒め
食感が残る厚さに切ったきゅうりや豚肉と一緒にみょうがを炒めます。
梅干しとポン酢しょうゆのほどよい酸味で食欲のわかない日でも箸が止まらなくなる美味しさです。
ズッキーニと豚肉のみょうが炒め
脂の多い豚バラも、みょうがやズッキーニと一緒に食べることで脂っこい後味になりません。
しょうがが香るポン酢しょうゆで、さらにさっぱりいただけます。
鶏むね肉のみょうが炒め
鶏むね肉、みょうが、豆苗というあっさりした食材をしっかりめの味付けで炒めた、ごはんによく合うおかずです。
めんつゆと酒だけの調味料でパパっと作れるので、ぜひお試しください。
みょうがと鶏肉のポン酢炒め
ポン酢しょうゆひとつで味がきまる、料理初心者にも嬉しいメニューです。
ジューシーな鶏もも肉を使いボリュームのある仕上がりに!みょうがは大きめに切って存在感をアップさせましょう。
みょうがの肉巻きレンジ蒸し
火を使わないお手軽レシピ。みょうがと梅肉ダレのサラッと食べられる組み合わせは相性が良く、豚肉で巻いてあるので食べ応えもあります。
梅肉ダレには白ごまもプラスしてコクを出しています。
みょうがと大葉の羽根つき餃子
肉ダネにみょうがと大葉をプラスした風味豊かな羽根つき餃子を作りましょう。
一口食べるたびにジュワっと広がる肉汁と薬味の風味で箸が止まらなくなります。
【主食】
梅ひじきごはん
甘みのあるひじきと、みょうがや梅の風味がバランスよく味わえるひじきごはんです。
普段はひじきだけを使っているという人も、ひと味違った上品なひじきごはんを味わってみませんか。
みょうがと豚肉の柚子胡椒チャーハン
豚こまを使うチャーハンにみょうがと柚子胡椒を入れてみました。
一口食べたら止まらない、満足できる一品です。仕上げに乗せる大葉の鮮やかな緑で食欲もアップしそうですね。
ツナの薬味そうめん
ツナ缶もみょうがもそうめんと一緒に食べることはあるものの、いつも別々でいただいていたという人が多いかもしれません。
こちらのレシピでは2つを一緒にそうめんに乗せています。酸味がクセになるそうめんを堪能してください。
みょうがと豚肉の梅焼うどん
オーソドックスな焼きうどんも美味しいのですが、みょうがと梅のさわやかな焼きうどんもおすすめです。
食欲がないときでもツルっと食べやすい焼きうどんになっています。
梅ささみパスタ
みょうがや大葉、梅干しといった和の具材にオリーブオイルを組み合わせます。
ちょっと意外な組み合わせかもしれませんが、実はとてもマッチするんですよ。あっさりパスタが食べたいときにはこちらのパスタです!
みょうがの楽しみ方は薬味だけじゃなかった!
みょうがは古くから日本で食べられている生姜の仲間です。
さわやかな後味と独特の風味は薬味にぴったりですが、薬味だけに使うのはもったいないことです。箸休めにもなる副菜はもちろん、主菜やごはんとも組み合わせることができ、いつもの味にちょっと大人な風味を加えてくれます。
今回ご紹介したおすすめレシピで、みょうがのレパートリーを増やしましょう。