パンの基本!
パン生地のこね方
おうちでパンを作る時に、どうやってこねるのかわからない時はありませんか?こね方と、完成の見極めのポイントをご紹介します!ポイントを押さえて、おいしいパンを焼きましょう♪
手順
1
ボウルに強力粉、砂糖、ドライイースト、塩を入れて混ぜる。
ポイント
はじめに材料を均一に混ぜておくことで、このあと加える水分が生地に均一に行き渡るのを助けます。
2
ぬるま湯を10cc程残して加え、全体をゴムベラでざっと混ぜる。粉っぽいようであれば、残りのぬるま湯を加える。
ポイント
パンを作る部屋の湿度や天気、粉の保管状況によって水分量は変化します。生地の状態をみて調節しましょう。ぬるま湯は35〜40℃の間の温度が目安です。
3
台に出し、手のひらで台に擦り付ける様にこねる。向こう側に生地を押し出し、もう一度手前に戻す動作を繰り返す(こね)。
ポイント
ボウルについた生地を綺麗に取り出しましょう。手についた生地を集める時はスケッパーを使いましょう。初めはベタベタしていますが、板に擦り付ける動作を繰り返すことでグルテンが作られていきます。
4
台から生地が離れるようになったら、生地をまとめて台に叩きつけては折り返す動作を繰り返す(たたき)。一度叩きつけたら向きを変えて弾力が出てくるまで同様に繰り返す。
ポイント
向きを変えることで均一にこねあげます。こねとたたきを組み合わせながら進めましょう。
5
生地の表面が少しなめらかになってきたら生地を手で平らに広げ、バターをのせて包み、生地をバターごと握りつぶすように揉み込みながらこねる。バターのかたまりが見えなくなるまでこね、生地に馴染ませる。
ポイント
バターの油分はグルテンの形成を阻害します。ある程度グルテンが作られてから加えることで生地に早く馴染みます。
6
4と同様に生地をまとめて台に叩きつけては折り返す動作を繰り返す。一度叩きつけたら向きを変えて繰り返す。
ポイント
生地によっては叩く作業を増やすと生地中の水分が飛びすぎて硬くなってしまうこともありますので注意しましょう。こねとたたきを組み合わせながら進めます。
7
生地を両手ではさむように持ち、小指を台につけたまま生地を手前に引くように丸める。上下左右、 向きを変えて同様に丸める。裏返して生地の集まっている部分を指でつまんで閉じる。
ポイント
表面の生地をピンとはらせるように丸め、閉じ目をつまむことでガスが抜けないようになり、発酵の際も均一に膨らみます。
8
生地を指で押して適度な弾力があること、生地を薄くのばすと薄い膜が張っているのを確認する。再度生地の表面をはらせるように丸め、閉じ目を下にしておく。
ポイント
薄い膜が張っていると、グルテンがきちんと形成されている目安になります。生地をのばして途中でちぎれてしまうと、こねが足りません。
よくある質問
- Q
今回とは違うレシピでパンを作る時、気をつける事はありますか?
A油脂や乳製品が多く柔らかい生地は叩きを多く、油脂が少なくシンプルな配合の場合は、こねやのばしを多く取り入れる等、配合に合わせてこね方の調整をしていただく事がポイントになります。
レビュー
4.7
- 初めての手ごねパン作り、こね方わからなくて困っていましたが、 この分かりやすい動画のおかげでうまくこねることが出来ました。 30分くらいコネ&たたきを繰り返しました。 写真は、作った(ソーセージロールパン)です。
リン
生地がまとまってくると、いい固さになります!
夕飯を作る小6主婦歴三年