洋菓子から和菓子まで!スイーツ・お菓子の種類やレシピをご紹介
作成日: 2022/02/28
スイーツとは、おやつや食後のデザートなどに食べる甘いお菓子のことです。ショートケーキやプリンなど洋菓子だけでなく、大福やどら焼きなど和菓子まで数多くの種類があります。
この記事では、スイーツやお菓子にはどんな種類があるのか解説するとともに、レシピについてもご紹介します。
ケーキ
洋菓子の代表とも言えるケーキには、クリームで飾り付けしたショートケーキやロールケーキだけでなく、手軽に作れるホットケーキなど様々な種類があります。
【ショートケーキ】
ショートケーキとは、スポンジケーキにクリームやフルーツを挟んで、さらに上面や側面をクリームやフルーツで飾ったケーキのことです。
いちごのふんわりショートケーキ
スポンジケーキを生クリームといちごで飾った定番のショートケーキです。卵の卵白のみを泡立ててキメの細かいメレンゲを作ることで、ふんわりとした食感のケーキ生地に仕上がります。
【チーズケーキ】
チーズケーキとは、クリームチーズやカッテージチーズを混ぜて焼いたケーキのことです。砕いたビスケットを敷き詰めた型にチーズクリームを詰めて焼いた「ベイクドチーズケーキ」、オーブンで焼かずに冷やし固めて仕上げる「レアチーズケーキ」などがあります。
基本のベイクドチーズケーキ
しっとりと焼きあげたチーズクリームが美味しい、ベイクドチーズケーキのご紹介です。生クリームとクリームチーズ入りの生地にレモン汁を加えることで、濃厚な味わいだけでなく爽やかな風味も楽しめます。
【ロールケーキ】
ロールケーキとは、薄く焼いたスポンジケーキに、クリームやフルーツ、ジャムなどを塗って、端からクルクルと巻いたケーキです。切り口は渦巻き模様になります。
基本のロールケーキ
ふわふわの生地でたっぷりの生クリームを巻いたロールケーキです。クッキングシートを敷いた鉄板に生地を流して焼くことで、薄いケーキ生地が焼きあがります。お好みでフルーツをプラスするのもおすすめです。
【ホットケーキ】
ホットケーキは、小麦粉や卵、砂糖、牛乳などを混ぜ合わせた生地をフライパンやホットプレートで焼いたものです。生地を膨らませるためにベーキングパウダーを入れることが特徴です。スーパーなどでは、卵と牛乳を混ぜるだけで手軽にホットケーキが楽しめるホットケーキミックスも販売されています。
お手軽ホットケーキ
ホットケーキミックスと牛乳で簡単に作れるホットケーキです。思い立ったときにさっと作れるので、朝食やおやつにもおすすめです。はちみつやバターなどお好みのトッピングで楽しみましょう。
【デコレーションケーキ】
スポンジケーキの上面や側面を生クリームやチョコレート、フルーツなどで華やかに飾ったケーキをデコレーションケーキと呼びます。ケーキの間にクリームやフルーツなどを挟んでアレンジすることもあります。誕生日やクリスマスなど特別な日におすすめのスイーツです。
チョコクリームのデコレーションケーキ
チョコレートクリームで飾ったケーキに真っ赤ないちごが映えるデコレーションケーキです。純ココアを混ぜて焼き上げたココアスポンジが風味豊かです。見た目が豪華なので誕生日などにおすすめです。
【パウンドケーキ】
パウンドケーキの「パウンド」とは「1ポンド」のことです。「小麦粉や砂糖、バター、卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作るケーキ」という意味で名付けられました。長方形の型に生地を流して焼き上げます。スポンジケーキのようにふわっとした食感というよりは、しっとりとした食感が特徴のケーキです。
HMでつくる基本のパウンドケーキ
アーモンドスライスをトッピングしたパウンドケーキです。ホットケーキミックスを使うことで、ベーキングパウダーを加えなくても生地がふんわりと膨らみます。しっとりとした食感を楽しみましょう。
焼き菓子
オーブンやトースターなどで焼いて作る焼き菓子には、クッキーやスコーン、マフィンなどいろいろな種類があります。
【クッキー】
クッキーとは小麦粉やバター、卵、砂糖などを混ぜた生地を成形して焼いたものです。サクッとした食感が特徴で、手作りお菓子の代表格とも言えるお菓子です。
基本の型抜きクッキー
サクサクとした食感と口に広がるバターの香りがたまらない型抜きクッキーです。シンプルなレシピなので、お好みの型でアレンジしたり、アイシングで飾りつけてアイシングクッキーにしたりするのもおすすめです。
【スコーン】
スコーンはイギリス発祥のお菓子です。薄力粉やバター、牛乳などを混ぜ合わせた生地を成形し、オーブンで焼きあげます。外側はサクッと内側はふんわりとした食感が特徴で、お好みでジャムや生クリームをつけて食べます。
基本のスコーン
朝食やおやつに、シンプルな味わいが魅力のスコーンはいかがですか。焼きたてのスコーンは、バターの香りがふわっと広がりたまらない美味しさです。表面に牛乳を塗って焼くとツヤのある仕上がりになります。
【マフィン】
マフィンとは、生地を円形のカップに入れて焼いた焼き菓子のことで、カップケーキとも呼ばれます。お好みでチョコレートチップやナッツ、フルーツなどを混ぜてアレンジすることができます。
基本のマフィン
ふわっと焼きあげたシンプルな味わいのマフィンです。バターをたっぷり加えた一品は、おやつや朝食にもおすすめです。お好みでジャムや生クリームをトッピングしていただきましょう。
【マカロン】
マカロンとは、粉末アーモンドに卵白や砂糖を混ぜて焼いた丸型のお菓子です。ガナッシュクリームなどを挟んで仕上げます。外側はサクッと内側はねっとりとした食感が特徴の、フランスを代表する焼き菓子です。
チョコマカロン
本格的なマカロンを手作りしてみませんか。粉類とメレンゲを混ぜ合わせるマカロナージュという工程が大きなポイントになります。コツをつかんでマカロナージュすることで美味しいマカロンに仕上がります。
【マドレーヌ】
マドレーヌとはフランス発祥の焼き菓子で、生地を貝殻の形の型に入れてオーブンなどで焼きあげたスイーツです。レモン果汁やオレンジピールを加えてアレンジすることもあります。
基本のマドレーヌ
バターの風味がリッチに香るマドレーヌのご紹介です。薄力粉やベーキングパウダーを加えたあと、さっくりと混ぜることがふっくらと焼きあげるコツです。プレゼントにもおすすめです。
【ワッフル】
ワッフルとは、格子状に凹凸のついた2枚の鉄板に生地を挟んで焼いたお菓子です。焼きあがったワッフルには格子状の模様がつくことが特徴です。イーストを加えて発酵させた生地を使うものを「ベルギーワッフル」と呼びます。
ワッフル
サクッとふんわり焼いた生地が美味しいワッフルです。シンプルな味わいなので、メープルシロップはもちろん、生クリームやアイスクリームなどを添えても美味しいただけます。
【ビスコッティ】
ビスコッティは、「二度焼きした」という言葉が由来のイタリアの伝統的なお菓子です。名前の通り二回焼くことで、ザクザクとした食感に仕上がります。
ビスコッティ
ホットケーキミックスで作るビスコッティはいかがですか。ザクザクとした食感と素朴な味わいが、コーヒーや紅茶とよく合います。チョコレート以外にもナッツなどお好みの具材でアレンジしましょう。
【ドーナツ】
ドーナツとは、小麦粉や卵、砂糖、バター、牛乳などの材料を混ぜて、輪形や丸形に成形して油で揚げたお菓子です。
基本のドーナツ
型抜きした生地を油でふっくらと揚げたドーナツです。グラニュー糖をまぶすと、どこか懐かしい味わいが楽しめます。できたてはもちろん、冷めてもおいしいですよ。
パイ生地のお菓子
ここではパイ生地を使ったお菓子のタルトとアップルパイについてご紹介します。
【タルト】
タルトとは、丸型の台(パート)にクリームやフルーツを敷き詰めたお菓子です。パートにはパイやサブレ生地が使われます。
生チョコレートタルト
タルト生地から手作りする本格的な生チョコレートタルトです。サクサクとしたタルト生地とクリーミーな生チョコレートが相性抜群です。濃厚な味わいが楽しめますよ。
【アップルパイ】
甘く煮たりんごをパイ生地で包んで焼いたお菓子が、アップルパイです。
基本のアップルパイ
サクサクのパイ生地とりんごのコンポートの組み合わせが美味しいアップルパイです。作るのが難しいパイ生地には、市販のパイシートを使うことで手軽に仕上がります。
チョコレートのお菓子
ここからは、チョコレートのお菓子であるブラウニーやトリュフ、生チョコなどをご紹介します。
【ブラウニー】
ブラウニーは、チョコレートやココアを混ぜた生地を平たく伸ばして焼いたお菓子です。食感は、クッキーのようなザクザクとしたものや、ケーキのようなしっとりとしたものまで様々です。
お手軽ブラウニー
チョコレートの風味たっぷりのブラウニーです。ミックスナッツの食感がアクセントになっています。材料を混ぜてトースターで焼くだけと簡単に作れるので、ぜひお試しください。
【トリュフ】
生クリームやバターを混ぜたチョコレートを丸めて、ココアパウダーなどをまぶしたお菓子をトリュフと呼びます。高級食材の「トリュフ」に形が似ていることが名前の由来です。
基本のトリュフ
少ない材料で作れるトリュフのご紹介です。クリーミーで濃厚なガナッシュが味わい深くクセになる美味しさです。ティータイムのお供としてだけでなく、おもてなしにもおすすめです。
【生チョコ】
生チョコとは、生クリームや洋酒などを混ぜたチョコレートを成型したお菓子です。
基本の生チョコ
口溶けのよい本格的な生チョコをご家庭で作ってみましょう。ブランデーの風味が香る生チョコは大人の味わいです。クーベルチュールチョコレートは板チョコレートで代用することもできます。
【ガトーショコラ】
フランス語で「チョコレートのお菓子」という意味を持つガトーショコラ。日本ではチョコレートを生地に混ぜて焼いたケーキを指します。
基本のガトーショコラ
ミルクチョコレートをたっぷり混ぜたガトーショコラのご紹介です。表面はザクっと内側はしっとりとした食感で濃厚な味わいです。お好みのドリンクと合わせてお楽しみください。
【フォンダンショコラ】
フォンダンショコラとは、チョコレートや生クリームを混ぜて作るガナッシュをチョコレートケーキの中に詰めて焼いたお菓子です。焼きたてを食べると、チョコレートケーキの中からガナッシュが溶け出します。
フォンダンショコラ
濃厚な味わいが楽しめるフォンダンショコラはいかがですか。チョコレートケーキ生地の中にトリュフチョコレートを入れて焼くことで、外側はサクッと内側はトロっとした食感の違いが楽しめます。
その他の洋菓子
ここからは、プリンやゼリー、ムースなどのお菓子をご紹介します。
【プリン】
卵や牛乳、砂糖などを混ぜた生地を、型に移して、蒸して固めた洋菓子のことを、プリンと呼びます。
基本のプリン
ティータイムのおやつに、プルっとした食感がたまらない自家製プリンはいかがですか。甘いプリンにほろ苦いカラメルの味わいがアクセントになります。蒸し器がなくても鍋で作ることができます。
【ゼリー】
果汁やジュースなどにゼラチンや寒天を溶かして冷やし固めたお菓子を、ゼリーと呼びます。
みかんゼリー
みかんの缶詰とゼラチンだけで簡単に作れるみかんゼリーです。透明感のある仕上がりとプルプルの食感が楽しめます。レンジを活用して火を使わずに手軽に作れます。
【ムース】
フランス語で「泡」という意味を持つムースは、メレンゲや生クリームを固めたお菓子です。フワっとしたクリーミーな食感が特徴です。
チョコムース
滑らかでフワフワとした食感が魅力のチョコムースを作ってみませんか。チョコレートと生クリームだけで、絶品チョコムースが簡単に作れます。しっかり冷やしていただきましょう。
【ババロア】
ババロアとは、卵や牛乳、砂糖、ゼラチンなどを混ぜて冷やして固めたお菓子です。プルプルとした食感が特徴です。
シンプルババロア
滑らかな食感が楽しめるババロアのご紹介です。生クリームや卵黄が入っているので、濃厚でコクのある味わいです。生クリームを泡立てる手間がいらないので簡単に作れます。
【アイスクリーム】
牛乳や卵、砂糖などを混ぜたものを、冷凍庫で冷やし固めたお菓子が、アイスクリームです。
基本のアイスクリーム
アイスクリームをご家庭で手作りしてみませんか。素材の味を活かしたミルキーで濃厚な味わいが楽しめます。シンプルな材料で作れるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
【シュークリーム】
シュークリームの「シュー」とはフランス語で「キャベツ」という意味です。シュークリームとは、焼いて膨らませたシュー生地にクリームを詰めたお菓子のことです。
基本のシュークリーム
ふんわりと膨らんだシュー皮に、バニラビーンズ入りのカスタードクリームをたっぷり詰めました。作るときのポイントをおさえて自家製シュークリームを楽しみましょう。
【クレープ】
クレープとは、薄力粉や砂糖、卵などを混ぜた生地を薄く焼いたものです。お好みで生クリームやフルーツをのせて食べます。
バナナクレープ
ご家庭にある材料で簡単にクレープを作りましょう。薄力粉や砂糖、卵を混ぜたら、牛乳を少しずつ加えながら混ぜると、生地が上手に仕上がります。チョコスプレーなどでアレンジするのもおすすめです。
和菓子
ここからは、大福やようかん、お汁粉、ぜんざいなどの和菓子をご紹介します。
【大福】
大福とは、お餅で餡をくるんだ和菓子のことです。
大福
こしあんを求肥で包んだ大福をご家庭で作ってみませんか。もちもちとした食感が特徴の求肥は、白玉粉や砂糖などを混ぜてレンジで加熱するだけで簡単に作れます。
【ようかん】
ようかんとは、餡に砂糖や寒天を加えて型に流し固めたものです。しっかりとした食感の練りようかんと、滑らかな食感が楽しめる水ようかんに分けられます。水ようかんは、練りようかんよりも寒天の量が少なく水分量が多いことが特徴です。
水ようかん
滑らかでさっぱりとした口当たりが魅力の水ようかんです。こしあんに砂糖を加えて寒天で固めるだけなので、簡単に作れます。冷蔵庫で冷やしていただきましょう。
【どら焼き】
丸く薄く焼いたカステラ生地に餡を挟んだ和菓子を、どら焼きと呼びます。
しっとりどら焼き
しっとりと焼き上げた生地であんこを挟んだどら焼きです。生地にはちみつを加えて焼くことで、しっとりとした食感に仕上がります。ティータイムのおやつにいかがでしょうか。
【カステラ】
カステラとは、小麦粉や卵、牛乳、砂糖などを混ぜて蒸し焼きにした和菓子です。
基本のカステラ
ふんわりしっとりとした食感が魅力のカステラをご家庭で作ってみませんか。生地にみりんを加えることで、コクをプラスするだけでなく焼き上がりの色がよくなります。
【だんご】
白玉粉や上新粉など穀物の粉を練って丸く成型したものを、茹でたり蒸したりした和菓子を、だんごと呼びます。
みたらしだんご
おやつに、もちもちとしたみたらしだんごはいかがですか。白玉粉と上新粉で作るもっちりとした食感の団子に、とろっとした甘辛いみたらしあんが絡んで絶品です。
【おはぎ】
おはぎとは、もち米とうるち米を混ぜて炊いたご飯を軽くついてまとめ、餡やきなこでくるんだ和菓子です。
基本のおはぎ
粒感を残したもち米とうるち米を餡で包んだおはぎです。もち米にしっかりと吸水させてから炊飯することが上手に仕上げるポイントです。お好みでこしあんでも作れます。
【おしるこ・ぜんざい】
煮た小豆に砂糖を加えた汁にお餅や白玉を入れたものを、おしるこ、ぜんざいと呼びます。小豆の粒を残した粒あんタイプと、こしあんタイプがあります。
ぜんざい
寒い季節のおやつに体があたたまるぜんざいはいかがですか。市販のゆで小豆を使うので、簡単に作れます。少量の塩を加えることで甘味が引き立ちます。お正月に余ったお餅の消費にもおすすめです。
さまざまな種類のスイーツやお菓子を楽しもう
おやつやおもてなしにぴったりのスイーツやお菓子には、ケーキやクッキー、パイなどの洋菓子だけでなく、大福やどら焼きなど和菓子まで、様々な種類があります。
ここでご紹介したレシピを参考にして、ご家庭で作るスイーツでティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。