DELISH KITCHEN

夏野菜の種類を解説!カレーなどのおすすめレシピをご紹介

作成日: 2021/07/18

夏に旬を迎える、色が濃く鮮やかでみずみずしい夏野菜。
夏野菜にはさまざまな種類がありますが、料理に使うと彩りがきれいで華やかな一品に仕上がります。そんな夏野菜には、どんなものがあるのでしょうか。

この記事では、代表的な夏野菜の種類や特徴を解説していきます。
また、夏野菜を使ったカレーや、おかずなどのおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 夏野菜とは
  2. 夏野菜の種類一覧
    1. トマト
    2. なす
    3. ピーマン
    4. きゅうり
    5. ズッキーニ
    6. とうもろこし
    7. ・絶品とうもろこしのコツ
    8. ゴーヤ
    9. ・ゴーヤーの下処理
    10. かぼちゃ
    11. ・かぼちゃの下処理
    12. オクラ
    13. ・オクラの下処理
    14. ししとう
    15. ・ししとうの下処理
    16. みょうが
    17. ・みょうがの下処理
    18. 枝豆
    19. ・枝豆のゆで方
    20. モロヘイヤ
    21. ・モロヘイヤのゆで方
  3. 【カレー】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. たっぷり夏野菜のカレーライス
    2. 夏野菜の素揚げカレーライス
    3. 豚ひき肉の夏野菜ドライカレー
    4. ズッキーニのキーマカレー
  4. 【麺類】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 《パスタ》
    2. 夏野菜のトマトパスタ
    3. モロヘイヤと納豆の和風パスタ
    4. 《そうめん》
    5. 夏野菜と豚肉の和えそうめん
    6. 夏野菜たっぷりすだちそうめん
    7. 夏野菜のネバシャキそうめん
    8. キーマカレーそうめん
  5. 【おかず】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 《揚げ浸し・焼き浸し》
    2. 基本のナスの揚げ浸し
    3. なすとピーマンの焼き浸し
    4. 鶏肉と夏野菜の揚げ浸し
    5. 《ラタトゥイユ》
    6. ラタトゥイユ
    7. かぼちゃのラタトゥイユ
    8. 《サラダ》
    9. 夏野菜のマリネサラダ
    10. 夏野菜のグリルバルサミコサラダ
    11. 鶏むね肉と夏野菜のチョップドサラダ
  6. 【スープ】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 夏野菜のミネストローネ
    2. 夏野菜のすりおろしガスパチョ
  7. 色鮮やかでみずみずしい旬の夏野菜を味わおう!

夏野菜とは

夏野菜という呼び名は、夏に旬を迎える野菜類の総称です。
代表的なものは、トマト、なす、とうもろこし、ピーマンなどで、旬の夏野菜はみずみずしく、ビタミンなどの栄養を含んでいます。

温室栽培や輸入品などの流通で、比較的通年どんな野菜でも手に入りやすくなりましたが、旬の時期の野菜は味も濃く絶品です。

夏野菜の種類一覧

ここでは、代表的な夏野菜をまとめました。
おすすめの選び方や、下処理の方法なども合わせてご紹介します。

トマト

トマトは、ナス科ナス属の植物です。
みずみずしいトマトは、生で食べても加熱してもおいしい野菜です。

形が丸くずっしりと重みがあり、色ムラのないハリがあるものを選びましょう。
実がぎゅっとつまっていておすすめです。
また、ヘタが青々としていてピンと張っているものほど、新鮮な傾向があります。

なす

なすは、ナス科ナス属の植物です。
柔らかい身は水分を多く含み、くせのない味わいです。

ヘタの切り口が新しく、ガクのトゲがつんと尖っていて鋭いものが、新鮮でおすすめです。
色が濃くしっかりと重みがあり、ハリやツヤがあるものを選びましょう。

ピーマン

ピーマンは、ナス科トウガラシ属の植物です。
食感があり、苦味が特徴的な野菜です。

色が濃くてツヤやハリがあるもの、ヘタの切り口が新しく果皮が柔らかくなっていないものが新鮮です。
鮮度が低いものほど苦味が出やすいため、苦味を避けたい場合はなるべく新鮮なものを選びましょう。

きゅうり

きゅうりは、ウリ科キュウリ属の植物です。
淡白でみずみずしく、さっぱりとした味わいは暑い夏でも食べやすい野菜です。

全体の太さが均一で、緑色が濃いものを選ぶのがおすすめです。
品種によって表面のイボがないものもありますが、イボのある品種はイボが尖っているものが新鮮なきゅうりです。

ズッキーニ

ズッキーニは、ウリ科カボチャ属の植物です。
身が柔らかく、ほのかな甘味と苦味が特徴です。

緑色のものが多いイメージですが、白や黄色のズッキーニもあります。
全体的に太さが均一で、表面に傷がなくツヤがあるものを選びましょう。

とうもろこし

とうもろこしは、イネ科トウモロコシ属の植物です。
粒の中に水分を含み、甘味があってみずみずしい野菜です。

皮付きのものは皮の緑色が濃く、ひげの色が褐色のものが完熟したとうもろこしです。
粒がそろっていてふっくらとしており、すき間なくぎっしりとつまっているものを選びましょう。

とうもろこしは、焼く、ゆでる、蒸すなど、さまざまな楽しみ方ができます。
焼く場合は、レンジで加熱して下処理したあと、フライパンで焼き色がつくまで転がして焼きます。
ゆでて楽しむ際は、皮とひげを取り除き、塩を入れたたっぷりのお湯でゆでましょう。
蒸すときも、皮とひげを取ったあと、蒸し器を使って蒸していきます。

詳しくはこちらの動画でご紹介しています。

・絶品とうもろこしのコツ

ゴーヤ

ゴーヤは、ウリ科ツルレイシ属の植物です。
シャキシャキとした食感と苦味が特徴的な野菜です。

表面に傷がなく、ヘタの切り口が茶色っぽくなっていないものが新鮮です。
ツヤやハリがあり、ずっしりとしていて重みがあるものを選びましょう。
また、緑色が濃く表面のイボが小さめで密集しているものは、苦味が強い傾向にあり、色味が薄くイボが大きいものは比較的、苦味が弱いとされています。

生で食べるときや、苦味を抑えたい場合は、切ったあとに塩もみしておくと苦味を和らげることができます。

詳しい下処理の方法はこちらをご覧ください。

・ゴーヤーの下処理

かぼちゃ

かぼちゃは、ウリ科カボチャ属の植物です。
ほくほくとして甘味のある野菜です。

ハロウィンなどで秋のイメージもありますが、旬は5〜8月で夏野菜に分類されます。
色が濃く形が綺麗で、ずっしりと重量感があるものがおすすめです。

かぼちゃは種とわたを取り除き、ヘタを切り落として下処理します。

詳しくはこちらの動画で確認してみましょう。

・かぼちゃの下処理

オクラ

オクラは、アオイ科トロロアオイ属の植物です。
ネバネバとした食感が特徴です。

表面がうぶ毛でびっしりと覆われていて、緑色が鮮やかなものが新鮮でおすすめです。

下処理の際は硬いガクの部分の皮をむき、板ずりしてうぶ毛を取り除くと食感よく仕上がります。

詳しくはこちらの動画でご紹介しています。

・オクラの下処理

ししとう

ししとうは、ナス科トウガラシ属の植物です。
唐辛子の甘味種で、辛くない品種です。

硬いものや、色が黒く変色しているものは避け、色鮮やかでツヤやハリがあり、弾力のあるものを選びましょう。
また、形がいびつなものは辛味が強いことが多いので、辛いものが苦手な場合はなるべく形が整っているものがおすすめです。

ししとうはヘタを切り落とし、切り込みを入れると破裂するのを防ぐことができます。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

・ししとうの下処理

みょうが

みょうがは、ショウガ科ショウガ属の植物です。
爽やかな風味とシャキシャキとした食感で、薬味としてもよく使われる野菜です。

先端が開いてない色ツヤのよいものを選びましょう。
ふっくらと丸みのあるものがおすすめです。

みょうがはアクがあるため、生で食べるときには水にさらしましょう。
ただし、水にさらしすぎると香りが飛んで風味が落ちてしまうので、短い時間でアク抜きします。

詳しくはこちらの動画でご紹介しています。

・みょうがの下処理

枝豆

枝豆は、マメ科ダイズ属の植物です。
大豆を未成熟な青い状態で収穫したもので、みずみずしく甘味のある味わいです。

枝付きの枝豆の方が鮮度が損なわれにくく、味もよいためおすすめです。

ゆでる際は、あらかじめ塩で揉み込んでおくと、うぶ毛が取れて塩味がつきやすくなります。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

・枝豆のゆで方

モロヘイヤ

モロヘイヤは、アオイ科ツナソ属の植物です。
独特な粘りのある食感が特徴的な野菜です。

葉の色が濃くハリがあり、切り口が変色していないものが新鮮です。
また、茎が太いものは硬く加熱しても食べにくいため、太すぎず柔らかいものがおすすめです。

モロヘイヤはアクがあるため、ゆでてから料理に使いましょう。

詳しくはこちらの動画でご紹介しています。

・モロヘイヤのゆで方

【カレー】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ

夏野菜をたっぷりと使った、おすすめの絶品カレーのレシピをご紹介します。

たっぷり夏野菜のカレーライス

鶏もも肉とたっぷりの夏野菜を使ったカレーライスです。
ズッキーニ、黄パプリカ、なす、ミニトマトがごろごろと入ったカレーは食べごたえも抜群で、夏野菜をたっぷり食べたいときにおすすめです。

夏野菜の素揚げカレーライス

赤パプリカ、ズッキーニ、なす、かぼちゃ、オクラを使ったカレーライスです。
合いびき肉をトマト缶や玉ねぎで煮込んだカレールウに、素揚げした夏野菜を添えれば見た目も鮮やかな料理になります。

豚ひき肉の夏野菜ドライカレー

豚ひき肉、玉ねぎ、なす、トマト、ピーマンを具材としたドライカレーです。
カレールウは使わず、塩こしょう、カレー粉、ウスターソースで仕上げます。夏野菜の旨味がつまった奥深い味わいです。

ズッキーニのキーマカレー

豚ひき肉、玉ねぎ、ズッキーニとシンプルな具材のキーマカレーです。
食材と調味料をボウルに入れ、レンジで加熱するだけで作れるため、時間がないときにもおすすめです。

【麺類】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ

夏野菜を使ったパスタやそうめんなどの、麺類のレシピをご紹介します。
つるりと食べられる麺類は、暑い夏にも食べやすい料理です。

《パスタ》

夏野菜のトマトパスタ

鶏もも肉やズッキーニをトマト缶で煮込んで作る、ラタトゥイユと合わせて食べるパスタです。
ご家庭にある調味料を使って仕上げるので、手軽に作りやすい一品です。

モロヘイヤと納豆の和風パスタ

夏野菜の中でもネバネバとした食感が特徴の、モロヘイヤをたっぷりと使った和風パスタです。
粘りのあるモロヘイヤと納豆は相性のよい組み合わせです。ツナを加えることで旨味たっぷりに仕上がります。

《そうめん》

夏野菜と豚肉の和えそうめん

豚肉ときゅうり、ミニトマト、オクラを使ったボリュームのあるそうめんです。
味付けはめんつゆだけですが、豚肉やそうめんをごま油で和えておくことで香りよく仕上がります。

夏野菜たっぷりすだちそうめん

爽やかな風味のすだちそうめんに、みょうが、ししとうを添えた一品です。
さっぱりとしたつゆと、すだちやみょうがの香りで、暑い時期にもおすすめです。

夏野菜のネバシャキそうめん

なす、きゅうり、みょうが、オクラなどの夏野菜を使っただしで食べるそうめんです。
細かく角切りにした野菜はシャキシャキとして食感がよく、そうめんによくからみます。

キーマカレーそうめん

鶏ひき肉を使ったカレーつゆに、夏野菜のオクラやカボチャを添えていただくそうめんです。
とろりとして旨味のあるカレーつゆは、そうめんや夏野菜と相性抜群です。

【おかず】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ

夏野菜を使った和食や洋食などの、さまざまなおかずレシピをご紹介します。

《揚げ浸し・焼き浸し》

基本のナスの揚げ浸し

なすを丸ごと使った揚げ浸しです。
全体に切り込みを入れて揚げたあと、熱いうちに調味料に漬け込むことで味がよく染み込みます。

なすとピーマンの焼き浸し

夏野菜を代表するなす、ピーマン、ミニトマトを使ったレシピです。
野菜は揚げ焼きにすることで、少ない油で作ることができます。砂糖、しょうゆ、和風顆粒だしで味付けした浸し汁が夏野菜によく合います。

鶏肉と夏野菜の揚げ浸し

鶏もも肉、なす、かぼちゃ、いんげんと具材たっぷりな揚げ浸しです。
しょうゆがベースの漬けだれは、しょうがや唐辛子のピリッとした辛味がアクセントになっています。

《ラタトゥイユ》

ラタトゥイユ

ズッキーニ、なす、ピーマンなどの夏野菜がたっぷりと食べられるラタトゥイユです。
食材をオリーブオイルで炒めて、トマト缶や白ワインで煮込むだけで簡単に作れます。

かぼちゃのラタトゥイユ

かぼちゃ、なす、ズッキーニ、玉ねぎ、トマトを具材としたラタトゥイユです。
塩こしょう、コンソメとシンプルな味付けが、夏野菜の旨味を引き立ててくれます。

《サラダ》

夏野菜のマリネサラダ

ズッキーニ、ミニトマト、じゃがいも、玉ねぎを甘酸っぱいマリネ液に漬けたサラダです。
野菜は炒めたあと熱いうちにマリネ液に漬けこむことで、よく味が染み込みます。

夏野菜のグリルバルサミコサラダ

ズッキーニ、黄パプリカ、なす、ミニトマトなどをフライパンでグリルしたサラダです。
バルサミコの風味豊かなドレッシングは、適度な酸味があり食欲をそそります。色鮮やかな夏野菜を使ったサラダは見た目も華やかです。

鶏むね肉と夏野菜のチョップドサラダ

さっぱりとした鶏むね肉とトマト、きゅうりを合わせたサラダです。
めんつゆ、砂糖、ごま油で作るドレッシングは簡単で、風味よく仕上がります。

【スープ】夏野菜を使ったDELISH KITCHENのレシピ

夏野菜を使ったスープのレシピをご紹介します。
温かいスープだけでなく、夏場におすすめの冷たいスープもみてみましょう。

夏野菜のミネストローネ

夏野菜のズッキーニ、トマト、なすを使ったミネストローネです。
刻んだ具材を炒めて調味料と煮込むだけでできるため、忙しいときにもおすすめのスープです。

夏野菜のすりおろしガスパチョ

暑い日におすすめの、トマトやきゅうりを使った冷製スープです。
すりおろした野菜にトマトジュースと調味料を加えて作るため、火も包丁も使わずに仕上がります。夏野菜の風味が際立った一品です。

色鮮やかでみずみずしい旬の夏野菜を味わおう!

この記事では、夏野菜の種類やおすすめのレシピをご紹介しました。
夏に旬を迎える夏野菜は、色が濃くみずみずしいのが特徴です。ハリやツヤのある、新鮮なものを選びましょう。

通年店頭に並んでいる野菜も、旬の時期のものは味もよく、旨味がたっぷりつまっています。
さまざまな料理に活用して、絶品な夏野菜を楽しみましょう。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。