冬の果物といえば?旬やおいしい食べ方のレシピもご紹介
作成日: 2022/10/20
冬の果物といえば、何が思い浮かびますか?みかんやりんご、いちごなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。冬が旬の果物は他にもたくさんあります。
この記事では、冬の果物についてまとめました。果物ごとに特徴や選び方、食べ方をご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
冬の果物について
日本には四季があり、季節ごとに旬を迎える果物があります。
技術の向上でハウス栽培によって長い期間収穫される果物や輸入品もあるので通年流通している果物も多いです。しかし旬の果物はその時期にしか味わえないおいしさがあります。
ここからは12〜2月頃が旬の果物、多く流通する果物を一挙にご紹介します。
冬の果物の種類と食べ方
冬の果物の種類と食べ方についてみていきましょう。
いちご
まずはいちごについてご紹介します。
いちごの特徴と旬
いちごは、バラ科の多年草でオランダイチゴ属に属しています。普段食べている赤い部分は果実ではなく、花びらや雌しべ、雌しべなどを支えている花托(かたく)が大きくなったものです。いちごの表面にある種のような粒が果実で、粒の中に種が入っています。
甘酸っぱく、いちご特有の甘い香りが楽しめます。いちごは先端から先に熟すため、ヘタの部分より先端のほうが甘いです。
いちごはクリスマスケーキなどに使われることから、冬のイメージがあるのではないでしょうか。しかしビニールハウスなどの施設を使わずに、畑で栽培されるいちごの収穫時期は4〜6月頃です。本来の旬は春ですが、現在はハウス栽培が盛んで冬にもたくさん出回っています。ビニールハウスでのいちご狩りは冬から春にかけて楽しめますよ。
いちごの種類は何十種類もあるといわれています。いちごの種類や旬などについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
いちごの選び方
果実全体が赤く染まっているもの、果皮が張っていてつやがあるものを選ぶようにしましょう。へたがピンとしていて表面の粒がくっきりしているものは新鮮ないちごです。
果実の先端に白や緑色の部分が残っていないものは、完熟していて糖度が高い傾向にあります。
ただし、白いちごなど品種によっては色が薄めでも完熟しているものもあります。サイズや形は味にあまり関係していないため、お好みのものを選んでください。
いちごの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
いちごはそのまま食べるのはもちろん、ケーキやゼリー、ババロア、アイス、ジュース、ジャムなどさまざまなお菓子で楽しめます。
今回はいちごの飾り切りとレンジで簡単に作れるジャムのレシピをご紹介します。
いちごの飾り切り
いちごのスライス、ハート、チューリップ、バラの飾り切りです。華やかな見た目でケーキやゼリーなどがワンランク上の仕上がりに。おもてなしにぴったりなので、ぜひお試しください。
いちごの簡単ジャム
作るのに時間がかかるジャムもレンジを使えば簡単にできます。砂糖はいちごの重量の半量にするのがポイント。ジャムのかたさは様子を見ながら調節してください。手作りジャムのおいしさは格別です。
いちごの人気レシピや定番レシピをこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
みかん
みかんについてみていきましょう。
みかんの特徴と旬
みかんは、ミカン科ミカン属の柑橘類です。ここでいうみかんとは温州みかんのことで、さまざまな種類のみかんの総称です。温州みかんは日本生まれといわれています。
9~10月頃に出荷される極早生(ごくわせ)温州、10月下旬~12月頃に出荷される早生(わせ)温州、11月下旬~12月下旬頃に出荷される普通温州、12月下旬~3月頃に出荷される晩生(おくて)温州、ハウス栽培されるハウスみかんに分類されます。
温州みかんの旬は12〜2月、主な生産地は和歌山県、愛媛県、静岡県です。
みかんは爽やかな柑橘系の香りと果肉のプチプチとはじけるような食感が楽しめます。
種類によって酸味や甘味は異なりますが、極早生温州や早生温州は酸味のほうが強く感じられ、普通温州や晩生温州は甘味のほうが強く感じられます。
そのまま手で皮を剥いて食べられるので「こたつでみかん」というのが冬の風物詩でもありますね。
みかんの選び方
扁平形で、果皮が張っていてつやがあるものを選びましょう。果汁の多いみかんは重みがあります。
ヘタの部分が小さい方が甘い傾向にあり、果皮全体がしっかり色付いているものは熟しています。果皮の厚さがなるべく薄くて、ツブツブが小さくはっきりしているものがおすすめです。
みかんの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
みかんはそのまま手で皮をむいて袋(じょうのう)ごと食べるのが定番です。他にもゼリーやケーキ、ジュース、スムージー、ジャムなどさまざまな楽しみ方があります。
今回はみかんを使った牛乳かんとロールケーキのレシピをご紹介します。
ごろっとみかんの牛乳かん
みかんを丸ごと入れたインパクト抜群の牛乳かんです。型は牛乳パックを使うので洗い物も少なくすみます。みかんのほどよい酸味と牛乳かんの甘味のバランスがよく、いくらでも食べられるおいしさです。
丸ごとみかんのロールケーキ
みかんを贅沢に使ったロールケーキです。ホイップはヨーグルトを加えて爽やかに仕上げます。見た目がかわいらしいのでおもてなしにもぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね。
みかんのカロリーや糖質、バリエーション豊富なレシピを以下の記事でご紹介しています。
りんご
次にりんごについてみていきましょう。
りんごの特徴と旬
りんごは、バラ科リンゴ属の果実です。みずみずしくて甘味があり、シャキシャキとした食感と甘い香りがします。
りんごは秋から冬にかけてたくさんの種類が出回ります。品種によって味も食感も変わってくるので、お好みのりんごを見つけてみてください。
りんごの種類や旬についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
りんごの見分け方
りんごの見分け方や保存方法などはこちらの記事をご覧ください。
りんごの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
りんごはそのまま切って食べるのはもちろん、皮のまま丸かじりする食べ方もあります。
パイやケーキ、シャーベットやコンポート、ジャム、ジュース、スムージーなどいろいろな調理法で楽しめます。また、ポテトサラダなどのサラダの具として使うと、食感と味のアクセントになりますよ。
そのまま生で食べる場合にも、切り方で食感や楽しみ方が違ってきます。
今回はさまざまなりんごの切り方とアップルパイのレシピをご紹介します。
りんごの輪切り
りんごの輪切りはりんごを横に寝かせてから切ります。定番のくし形切りでは捨ててしまう芯と種の部分もギリギリまで食べられますよ。いつもと違う切り方でりんごを味わってみてはいかがでしょうか。
りんごのくし形切り
りんごの切り方の定番といえばくし形切りですね。りんごをお好みの大きさに切ってから、芯の部分を取り除いて皮をむきます。くし形切りを応用するとさまざまな切り方ができます。
りんごの飾り切り
見た目がかわいいうさぎの形のりんごです。りんごをくし形に切ってから、皮に深めのV字の切り込みを入れます。耳を残すようにV字をすぎた辺りまで皮をむいて完成です。
りんごのいちょう切り
りんごのいちょう切りは、くし形切りにしたりんごをスライスします。塩水に漬けておくと変色を防ぐことができます。サラダに入れたり、お菓子作りに使ったりするときに役立つ切り方です。
基本のアップルパイ
冷凍パイシートを使って作るアップルパイです。りんごのコンポートの甘さとパイのサクサク食感がクセになるおいしさです。簡単に作れるのでぜひお試しください。
りんごの人気レシピや定番レシピをこちらでまとめてご紹介していますので、参考にしてください。
キウイ
次はキウイについてみていきましょう。
キウイの特徴と旬
キウイは、マタタビ科マタタビ属の果実です。
果肉が緑色のグリーンキウイ、黄色のゴールドキウイの2種類があります。グリーンキウイは甘味と酸味のバランスがよく、ゴールドキウイは甘味が強く酸味が少ないのが特徴です。果肉の中心部には種がたくさん入っていて、みずみずしい果肉と種のプチプチとした食感が楽しめます。
グリーンキウイの果皮の表面には細かいうぶ毛が生えていますが、ゴールドキウイのうぶ毛は少ないという違いがあります。
キウイはニュージーランドや、アメリカ、チリなどから輸入されていて通年出回っています。国内でも生産されており、国内での生産地は愛媛県、福岡県、和歌山県などで旬は11〜4月です。
キウイの選び方
キウイの食べ方や選び方、保存方法などはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
キウイの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
キウイはそのまま皮をむいてお好みの大きさに切って食べたり、半分に切ってスプーンですくって食べたりします。他にもケーキやジュース、シャーベット、ジャムなどいろいろと楽しめます。
ここからは、キウイの切り方とキウイを使ったレシピをご紹介します。
キウイの切り方
キウイのへたの部分には芯があります。へたの周りに切り込みを入れてから、へたをねじると芯をきれいに取り除くことができます。お好みの切り方でキウイを味わいましょう。
キウイのヨーグルトケーキ
輪切りのキウイをふんだんに使ったヨーグルトケーキです。キウイの酸味とヨーグルトの爽やかさでさっぱりと食べられます。見た目が華やかなので、パーティーにもおすすめです。
キウイのフレンチトースト
フレンチトーストの間にスライスチーズと薄切りにしたキウイを挟んで、バターでこんがりと焼き上げます。チーズのコクとキウイの酸味が絶妙な味わいのフレンチトーストをお楽しみください。
キウイ寒天
材料はキウイ、粉寒天、砂糖、水だけ。キウイがたっぷり入った寒天はいかがでしょうか。粉寒天は沸騰してからさらに2分煮るのが寒天をしっかり固めるポイントです。
柿
次は柿についてみていきましょう。
柿の特徴と旬
柿は、カキノキ科カキノキ属の果実で甘柿と渋柿があります。
甘柿の代表的な品種は富有(ふゆう)です。渋柿の代表的な品種は平核無(ひらたねなし)で、そのままでは食べられないので渋抜きをしてから出荷されます。
柿は柔らかくまろやかな食感で、甘味が強いです。品種によって食感も甘味も異なるので食べ比べてみるのもおすすめです。主な産地は和歌山県、奈良県で、旬は9〜11月頃です。
柿の選び方
果皮全体がオレンジ色で張りとつやがあるものを選びましょう。
重みがあり、へたと果実の間に隙間がないものがおすすめです。
柿の食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
柿はそのまま生で食べたり、ヨーグルトなどにのせて食べたり、ジャムやケーキの材料としても使われます。サラダに入れたり、チーズや生ハムなどと共にオードブルとして食べたりしてもおいしく食べられます。
ここでは、柿の切り方についてご紹介します。
柿の切り方
柿を4等分にしてから皮をむく方法と丸ごと皮をむく方法のご紹介です。柿を切ってから皮をむくときは、柿のヘタの逆側の十字の線に沿ってむくと種に当たらずに切ることができますよ。拍子切りは料理に使いやすい切り方です。
柿を使ったバリエーション豊かなレシピはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
文旦(ブンタン)
次は、文旦についてみていきましょう。
文旦の特徴と旬
文旦は、ミカン科ミカン属の柑橘類でザボンともいわれています。
果皮、果肉共に黄色く、見た目はグレープフルーツにそっくりです。文旦には土佐文旦と水晶文旦などがあり、ハウス栽培もされています。果肉が柔らかくてみずみずしく、果汁が多くて上品な甘味とほどよい酸味があり、柑橘系の爽やかな香りも楽しめます。
主な生産地は高知県で、旬はハウス栽培のものは10〜12月、露地栽培のものは1〜4月に旬を迎えます。
文旦の選び方
果皮に張りがあり、へたが緑色のものを選びましょう。果汁の多い文旦は重みがあります。
文旦の食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
文旦は皮をむいてそのまま食べてもよいですし、お菓子やジャムやサラダなどにも幅広く使えます。
ここでは文旦のむき方と文旦を使ったレシピをご紹介します。文旦は果肉だけでなく皮も食べられますよ。
文旦のむき方
文旦の皮は厚いので、皮に包丁で切り込みを入れてから手でむいていきます。1房ずつに分けたら種側を切り落として薄皮をむき、種を取ります。皮さえむいてしまえば簡単にできますよ。
文旦ジャム
材料は文旦と砂糖だけ。文旦の皮と果肉を使ったジャムです。煮る前に皮をゆでることでアクや苦味を取り除きます。パンにつけたり、ヨーグルトに入れたりしてお召し上がりください。
文旦ピール
文旦の皮を甘く煮てからオーブンで焼き、グラニュー糖をまぶします。文旦の皮のほろ苦さと砂糖の甘さが絶妙なおいしさです。チョコをからめるのもおすすめです。
文旦とモッツァレラチーズのサラダ
ベビーリーフ、玉ねぎ、モッツァレラチーズ、文旦を使った爽やかなサラダです。はちみつ入りのドレッシングとの相性が抜群。甘酸っぱい文旦がアクセントになり、さっぱりと食べられます。
ポンカン
次はポンカンについてみていきましょう。
ポンカンの特徴と旬
ポンカンは、ミカン科ミカン属のインドが原産とされるミカンの仲間です。甘味が強く、酸味はあまりありません。ポンカン独特の甘い香りがします。ポンカンと別の品種を掛け合わせて作られた品種がたくさんあります。しらぬいやはるみは、ポンカンと清見を掛け合わせて作られたものです。
主な産地は愛媛県や鹿児島県で、旬は1〜2月頃です。
ポンカンの選び方
果皮全体がオレンジ色で、張りがあるものを選びましょう。重みがあるものは果汁が多くてみずみずしい証拠です。皮が薄いもの、皮と果肉の間に隙間がないものがおすすめです。
ポンカンの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
ポンカンは皮が薄いので、温州みかんと同じように皮をむいて袋ごと食べられます。
ポンカンの食べ方や選び方、おすすめレシピを下記の記事でご紹介しています。
いよかん(伊予柑)
次はいよかんについてみていきましょう。
いよかんの特徴と旬
いよかんは、ミカン科ミカン属の柑橘類です。
柑橘系の爽やかな香りがして甘味と酸味のバランスがよく、果肉もジューシーです。いよかんはみかんとオレンジを掛け合わせたものだといわれていますが、起源はわかっていません。
主な生産地は愛媛県で、旬は1〜2月です。
いよかんの選び方
果皮全体がオレンジ色で、張りとツヤがあるものを選びましょう。重みがあるものは果汁が多いのでおすすめです。
いよかんの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
いよかんは皮をむいてそのまま食べたり、お菓子やジュースにしたりして楽しめます。いよかんの皮は厚いですが、柔らかめなので手でもむけます。房(じょうのう膜)は厚めなのでむいて食べましょう。
ここからは、いよかんゼリーのレシピをご紹介します。
いよかんゼリー
いよかんの皮をカップにした見た目も楽しめるゼリーです。いよかんの果肉と果汁をたっぷり使っています。仕上げにホイップクリームとミントの葉を添えてお召し上がりください。
しらぬい(不知火)
次に、しらぬいについてみていきましょう。
しらぬいの特徴と旬
しらぬいは、ミカン科ミカン属の柑橘類でポンカンと清見を掛け合わせて作られました。へたの部分がこぶのように出ているのが特徴的です。デコポンの名前で親しまれている柑橘類ですが、品種名はしらぬいです。しらぬいの中でも、糖度13度以上である事など基準を満たしたものがデコポンという名前を使うことができます。
果肉は柔らかくて果汁も多く、甘味が強いです。主な生産地は熊本県や愛媛県、12〜5月頃まで出回りますが、旬は3〜4月頃です。
しらぬいの選び方
果皮全体がオレンジ色で、へたが緑色のものを選びましょう。重みがあるものは果汁を多く含んでいます。こぶがないものもありますが、こぶの有無で味に変わりはありません。
しらぬいの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
しらぬいの皮は厚いですが手でむけます。ナイフで切ってもよいでしょう。袋も薄いので食べられますが、お好みでむいて食べてください。そのまま食べるのはもちろん、ゼリーやケーキなどのお菓子にも使えます。
ここからは、しらぬいを使ったデザートのレシピをご紹介します。
丸ごとしらぬいゼリー
しらぬいの皮を器にしたゼリーです。しらぬいの果汁と果肉を贅沢に使います。搾りたての果汁で作ったゼリーのおいしさは格別ですよ。しらぬいの爽やかな香りが口の中に広がります。
しらぬいコンポート
しらぬいはコンポートにしてもおいしく食べられます。シロップがたっぷり染み込んでいて生のしらぬいとは違った味わいです。そのまま食べるのはもちろん、トッピングにもおすすめです。
しらぬいレアチーズケーキ
しらぬいの果肉をたくさん入れたレアチーズケーキです。しらぬいの爽やかな香りはチーズケーキと相性抜群。牛乳パックの型で作るので、洗い物が少なくすむのも嬉しいですね。
しらぬいベイクドケーキ
しらぬいのコンポートを生地に混ぜ込み、生地の上にもたっぷりのせて焼き上げたベイクドケーキです。しらぬいの爽やかな風味が味わえます。ティータイムのお供にいかがですか。
きんかん(金柑)
次は、きんかんについてみていきましょう。
きんかんの特徴と旬
きんかんは、ミカン科キンカン属の柑橘類で中国が原産です。
一口サイズの大きさでオレンジのような見た目で、酸味と甘味のバランスがよく、ほどよい苦味があります。きんかんには種がありますが、異なる品種のきんかんを掛け合わせて作られた種のない品種もあります。主な生産地は宮崎県で、旬は1~3月です。
きんかんの選び方
果皮全体が濃く色付いていて、張りがあるものを選びましょう。果汁が多いものは重みを感じます。へたが鮮やかなものは新鮮です。
きんかんの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
きんかんはそのまま皮ごと食べられます。皮をむかないことで皮の近くに多く含まれる甘味成分が失われないので、きんかんのおいしさを余すことなく堪能できます。お菓子や料理に使ってもおいしく食べられますよ。
きんかんの食べ方やレシピなどは下記の記事で詳しくご紹介しています。
レモン
次は、レモンについてみていきましょう。
レモンの特徴と旬
レモンは、ミカン科ミカン属の柑橘類です。皮が黄色いレモンが一般的ですが、皮が緑色のグリーンレモンもあります。酸味が強く、爽やかな香りが特徴です。
国内で流通しているもののほとんどがアメリカやチリなどから輸入されたもので通年出回っています。輸入レモンは防カビ剤が使用されているものが多いので、皮まで使う場合は国産レモンがおすすめです。国内での主な生産地は広島県や愛媛県で、旬は12月下旬〜3月頃です。
レモンの選び方
果皮の色づきがよく、張りとツヤがあるものを選びましょう。へたが緑色のものは新鮮な証拠です。重みがあるものは果汁が多いのでおすすめです。触ってみてやわらかいものは、皮が薄く果肉が詰まっています。
レモンの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
レモンの爽やかな酸味を生かしてそのまま絞ったり、ドレッシングやマリネなどの料理に使ったり、蜂蜜漬けやジャム、アイス、ケーキなどのお菓子にも幅広く使われます。また、レモンの酸味を生かしたジュースなどもおすすめです。
レモンの人気レシピや定番レシピなど、たくさんのレシピをこちらでご紹介していますので参考にしてください。
ユズ(柚子)
ここからは、ユズについてみていきましょう。
ユズについて
ユズは、ミカン科ミカン属の柑橘類です。
未熟な状態で収穫される青ユズと熟してから収穫される黄色いユズがあります。酸味が強く、ユズ独特の爽やかな香りがします。
主な産地は高知県や徳島県、愛媛県などで、旬は11〜1月頃です。
ユズの種類や選び方、保存方法などはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
ユズの選び方
果皮の色づきがよく、張りとツヤがあるものを選びましょう。へたが緑色のものは新鮮な証拠です。においをかいでみて香りがよいものがおすすめです。
ユズの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
ユズはそのまま食べるのには向いていません。香りに特徴があるので料理に絞ったり、ポン酢やドレッシングなどに使ったりします。また、ジャムやアイス、ケーキなどのお菓子との相性もいいです。ユズジュースなどで酸味や香りを味わうのもいいですね。
ユズの食べ方については下記の記事でまとめてご紹介しています。
冬が旬の果物をおいしく味わおう
季節に関係なく流通している果物も多いので、冬が旬だと知らなかった果物もあるかもしれません。旬の果物はそのまま食べるのはもちろんですが、お菓子作りや料理などさまざまな食べ方で楽しむのもおすすめです。
旬の果物にはその時期にしか味わえないおいしさがあります。また、旬のものは流通量も多いので、安く手に入るのも魅力です。果物の旬を知っておいしく味わいましょう。