DELISH KITCHEN

きのこの種類はどんなものがある?人気レシピもご紹介

作成日: 2021/09/30

更新日: 2024/08/16

スーパーなどで一年中手に入り種類も豊富なきのこは、いろいろな食材との相性もよい食材です。
そんな使い勝手のよいきのこですが、それぞれのきのこにどのような特徴があるのか、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、きのこの種類やそれぞれの特徴から、きのこを使ったレシピなどをご紹介します。

目次

  1. きのこの種類について
    1. きのこは何種類あるのか
    2. 腐生性と菌根性
    3. 原木栽培と菌床栽培
    4. ・原木栽培
    5. ・菌床栽培
  2. 日本で食べられているきのことDELISH KITCHENのレシピ
    1. 【しいたけ】
    2. しいたけの切り方
    3. しいたけのねぎバターポン酢焼き
    4. しいたけのみそマヨあえ
    5. しいたけのホットサラダ
    6. しいたけの炊き込みご飯
    7. しいたけとにんじんの中華スープ
    8. 【しめじ】
    9. しめじのおひたし
    10. しめじのバターポン酢炒め
    11. レタスとしめじのチーズがけサラダ
    12. ツナとしめじのバター醤油パスタ
    13. キャベツとしめじの中華スープ
    14. 【えのき】
    15. えのきときゅうりの梅肉和え
    16. 卵とえのきのふんわり炒め
    17. えのきのチーズホットサラダ
    18. えのきと鶏肉の炊き込みごはん
    19. えのきとねぎのふんわり卵スープ
    20. 【エリンギ】
    21. エリンギの切り方
    22. エリンギのおかかしょうゆ和え
    23. エリンギとベーコンのバター醤油炒め
    24. エリンギとレタスのチーズサラダ
    25. ベーコンとエリンギのバター醤油パスタ
    26. エリンギとベーコンのコンソメスープ
    27. 【まいたけ】
    28. まいたけのマヨしょうゆ炒め
    29. まいたけのガーリックサラダ
    30. まいたけの醤油バターライス
    31. まいたけとわかめの春雨スープ
    32. 【マッシュルーム】
    33. マッシュルームの塩昆布あえ
    34. マッシュルームとミニトマトのバターソテー
    35. マッシュルームのサラダ
    36. マッシュルームのクリームパスタ
    37. 新玉ねぎとマッシュルームのポタージュ
    38. 【なめこ】
    39. なめこの下ごしらえ
    40. なめこおろし
    41. ニラとなめこの和え物
    42. 揚げ出し豆腐のなめこあんかけ
    43. なめこおろしの和風パスタ
    44. なめこの味噌汁
    45. 【ひらたけ】
    46. ひらたけと長芋のピリ辛ナムル
    47. ひらたけの卵炒め
    48. ひらたけと豚肉のオイスター炒め
    49. ひらたけの和風パスタ
    50. ひらたけサンラータン
    51. 【まつたけ】
    52. まつたけのホイル焼き
    53. お鍋で土瓶蒸し
    54. 焼きまつたけの混ぜご飯
    55. 松茸のお吸い物
  3. 旨味たっぷり!いろいろなきのこ料理で食卓を飾ろう

きのこの種類について

きのこにはどのような種類があるのでしょうか。

きのこは何種類あるのか

日本には、約4000~5000種類ものきのこがあるとされています。
その中でも食中毒を引き起こす毒きのこは約40種類あり、私たちが食べられる食用きのこは100種類程度といわれています。

腐生性と菌根性

きのこは大きく分けて2種類に分類されます。

ひとつは、樹木や落ち葉などを腐らせたものから栄養分を吸収して成長する、腐生性のきのこです。
腐生性のきのこにはしいたけ、なめこ、えのきたけ、ぶなしめじなどがあります。

もうひとつが、生きている樹木の根に付着して共生する、菌根性のきのこがあります。
この菌根性のきのこには、まつたけ、ほんしめじなどがあります。

菌根性のきのこは人工栽培が難しいとされ、以前は日本で流通している食用きのこは腐生性のきのこのみでした。
しかし近年では、菌根性のきのこの人工栽培の研究が進められており、人工栽培されたほんしめじが流通しています。

原木栽培と菌床栽培

きのこの栽培方法には、原木栽培と菌床栽培の2種類があります。

・原木栽培

原木栽培は、天然の原木に穴をあけて種菌を植え付け、水はけがよく直射日光の当たらない林間地などに置いてきのこを栽培する方法です。

・菌床栽培

菌床栽培は、おがくずや米ぬかなどの栄養源を混ぜて固めた菌床に種菌を植え付け、人工的に自然環境を再現した施設内できのこを栽培する方法です。

日本で食べられているきのことDELISH KITCHENのレシピ

日本では多くの種類の食用きのこがスーパーなどで流通しています。
ここでは人気のきのこと、それぞれのおすすめレシピも一緒にご紹介します。

【しいたけ】

しいたけは、日本で最も知名度が高く人気のあるきのこです。
人工栽培が可能なため一年中手に入るきのこですが、旬は3~5月の春、9~11月の秋の2回です。
旬の時期のしいたけは特に肉厚で、旨味も凝縮されていて香りも高いのが特徴です。

しいたけは焼く、煮る、揚げるなど、どんな食べ方をしてもおいしいきのこです。
新鮮なしいたけは、傘が厚くて丸みがあり開いておらず、傘の内側が白いのが特徴です。

しいたけの切り方

しいたけにはさまざまな切り方があります。
切り方によって食感も変わってくので、動画を参考にさまざまな料理に活かしてみましょう。

しいたけのねぎバターポン酢焼き

こんがり焼いた肉厚のしいたけに、ねぎバターポン酢がよくからみ、ご飯だけでなくお酒にも合う一品です。

しいたけのみそマヨあえ

しいたけの旨味に、みそとマヨネーズのコクがたまらない一品です。
レンジだけで簡単にできるのも魅力です。

しいたけのホットサラダ

しいたけの旨味をたっぷり感じられるサラダです。
しいたけとしめじの食感がたまらない、クセになる味わいです。

しいたけの炊き込みご飯

まろやかなしいたけの風味がご飯に染みわたった炊き込みご飯です。
一度食べたらやみつきになりますよ。

しいたけとにんじんの中華スープ

薄切りに切ったしいたけとにんじんを中華スープで煮て、ふわふわな卵と片栗粉でとろみをつけた優しい味わいのスープです。

【しめじ】

しめじは「香りまつたけ、味しめじ」といわれるように、まつたけよりも味がよいとも称されるきのこです。
しめじには、ぶなしめじとほんしめじの2種類があります。

ぶなしめじは腐生性のきのこで、人工栽培が可能なため一年中出回っています。
一方、ほんしめじは菌根性のきのこで人工栽培が難しいため、ぶなしめじよりも価格が高く、旬は9~10月の秋です。

しめじのおひたし

和風だしが香る甘めのつゆにしめじを浸して、刻みねぎを散らしたシンプルなおひたしです。
食卓が寂しいときのあと一品に最適です。

しめじのバターポン酢炒め

たっぷりのしめじとエリンギをバターで炒めて、ポン酢しょうゆを合わせただけのシンプルな一品です。

レタスとしめじのチーズがけサラダ

シャキシャキのレタスと、ぷりぷりのしめじの食感がたまらないサラダです。
粉チーズとにんにくの風味がきいていて、箸が止まらないレシピです。

ツナとしめじのバター醤油パスタ

ゆであがったパスタにツナ缶としめじを一緒に炒め合わせ、ねぎとのりを散らして完成する簡単和風パスタのレシピです。
しめじの旨味と食感がたまりません。

キャベツとしめじの中華スープ

キャベツとしめじの食感に、ふんわり卵が優しい味スープです。
キャベツの代わりに冷蔵庫の残り野菜でも簡単においしく作れます。

【えのき】

えのきは、菌床栽培で栽培されているものがほとんどで一年中流通していますが、天然のえのきの旬は、晩秋から早春にかけてです。

えのきは日本で栽培されているきのこの中では、トップの生産量です。
鍋物には欠かせないきのことしても人気です。

えのきときゅうりの梅肉和え

えのきをレンジで加熱して梅肉に和えるだけでできあがります。
さっぱりとした一品です。

卵とえのきのふんわり炒め

卵とえのきがあれば簡単にできる炒め物です。
ふわふわ卵とえのきの食感が楽しめます。

えのきのチーズホットサラダ

食感のよいえのきに粉チーズとオリーブオイルをからめた、旨味とコクがたっぷりのサラダです。

えのきと鶏肉の炊き込みごはん

えのきの風味と鶏肉の旨味が染み込んだ炊き込みご飯のレシピです。
材料を炊飯器に入れて、いつも通り炊飯するだけでできあがります。

えのきとねぎのふんわり卵スープ

えのきとねぎのシャキシャキ感と卵のふんわり食感が一度に楽しめるスープです。
優しい味わいが体に染み渡ります。

【エリンギ】

エリンギは、ヨーロッパの地中海沿岸の地域に自生するきのこです。
日本には自生しておらず、日本産のエリンギは全て人工栽培されたものです。

鮮度がよいものは白く、傘が開ききっていません。
よく確認して、鮮度がよいものを選ぶようにしましょう。

エリンギの切り方

いろいろな料理に使えるエリンギは、用途によって切り方もさまざまです。
エリンギの基本的な切り方をご紹介します。

エリンギのおかかしょうゆ和え

こんがり焼いたエリンギを、かつお節としょうゆで和風に仕上げた一品です。
エリンギの香りと旨味を存分に味わえます。

エリンギとベーコンのバター醤油炒め

エリンギの食感とカリカリベーコンの相性が抜群です。
バター醤油で炒めることで濃厚なコクも楽しめます。

エリンギとレタスのチーズサラダ

カリッと焼き上げたエリンギと新鮮なレタスを、粉チーズと塩こしょうで食べるサラダです。
粉チーズの豊かな風味がクセになります。

ベーコンとエリンギのバター醤油パスタ

エリンギの風味とベーコンの香り、バター醤油のコクのバランスが絶妙なパスタです。

エリンギとベーコンのコンソメスープ

エリンギ、ベーコンと一緒にコーンの食感が楽しめるコンソメスープです。
バターを加えることで、いつものコンソメスープがグレードアップします。

【まいたけ】

まいたけの名前の由来は、「蝶が舞っているように見えるから」といわれています。
まいたけは人工栽培が可能なため一年中出回っていますが、天然のまいたけの旬は秋から冬にかけてです。

まいたけの旬の時期である秋から冬にかけては、鍋物などに最適です。
また、油との相性がよいので、炒めても揚げてもおいしいきのこです。

まいたけのマヨしょうゆ炒め

旨味たっぷりのまいたけを、マヨネーズとしょうゆで炒めただけで完成する一品です。
おつまみだけでなくお弁当のおかずにも最適です。

まいたけのガーリックサラダ

まいたけとにんにくの風味がきいた、彩り豊かなサラダです。
香ばしい香りがたまりません。

まいたけの醤油バターライス

いつものバターライスにまいたけとツナを加えるだけで、香りも味もワンランク上の一品に仕上がります。

まいたけとわかめの春雨スープ

まいたけとわかめと春雨の食感が楽しいスープです。
具材を煮るだけなので、時間がないときにも簡単にできる満足感たっぷりのスープです。

【マッシュルーム】

マッシュルームはフランスで人工栽培が始まったきのこで、日本産のマッシュルームは全て人工栽培されたものです。
マッシュルームの種類は大きく3つに分かれており、ホワイトマッシュルーム、ブラウンマッシュルーム、ジャンボマッシュルームがあります。

マッシュルームは生食もできるきのことして人気があります。
ただし、生で食べられるのは新鮮なマッシュルームに限るので注意が必要です。
また、マッシュルームは缶詰でも販売されているため、常備することもできます。

マッシュルームの塩昆布あえ

マッシュルームをレンジで加熱して、塩昆布と和えるだけで完成です。
簡単にできるので、あと一品欲しいときにもおすすめです。

マッシュルームとミニトマトのバターソテー

風味豊かなマッシュルームとミニトマトの酸味に、バターのコクのバランスがよい一品です。
冷やして食べてもおいしいですよ。

マッシュルームのサラダ

生で食べられるのはマッシュルームだけ。
新鮮なマッシュルームを見つけたら、ぜひ試していただきたいサラダです。

マッシュルームのクリームパスタ

フライパンひとつで簡単にできあがるパスタのレシピです。
クリームソースにマッシュルームの食感がたまらない一品です。

新玉ねぎとマッシュルームのポタージュ

新玉ねぎの甘味とマッシュルームの風味が凝縮されたポタージュスープです。
ミキサーにかけるので舌触りがなめらかに仕上がります。

【なめこ】

なめこは、別名「なめたけ」とも呼ばれているきのこです。
人工栽培されているので一年中手に入れることができますが、天然のなめこの旬は秋です。

なめこの最大の特徴はぬめりで、このぬめりの正体は「ペクチン」と呼ばれる、果物や野菜などの細胞壁に含まれる水溶性の食物繊維です。
また、なめこは傷みやすいため、購入したら早めに食べきるようにしましょう。

なめこの下ごしらえ

なめこは汚れがついている場合もあるので、一度下処理を行ったほうがおいしく食べれます。
こちらの動画で詳しくご紹介しています。

なめこおろし

なめこと大根おろしは相性抜群の組み合わせです。
麺つゆで手軽に仕上げましょう。

ニラとなめこの和え物

シャキシャキのニラに、なめこのとろみがほどよくからんだ一品です。
レンジで簡単にできるので、時間がないときにもおすすめです。

揚げ出し豆腐のなめこあんかけ

片栗粉をまぶして焼いた豆腐に、なめこと大根おろしで仕上げた熱々のとろみのあるあんをたっぷりかけました。

なめこおろしの和風パスタ

なめこと大根おろしでさっぱり仕上げた和風のパスタです。
食欲がないときも食べられる、おすすめのパスタです。

なめこの味噌汁

なめこを使った定番の味噌汁です。
とろみのある優しい味噌汁は朝ごはんにもおすすめです。

【ひらたけ】

ひらたけは人工栽培されているため、一年中手に入りやすいきのこですが、天然のひらたけの旬は晩秋から春にかけてです。

ひらたけは、ほかのきのこに比べて水分量が多いため、傷みやすいきのこです。
また、加熱時間が長いと含まれている水分が外に出てしまい、食べたときの食感がべちゃっとしてしまいます。
さまざまな調理法に向くきのこですが、炒める際は強火で短時間で火を通すようにしましょう。

ひらたけと長芋のピリ辛ナムル

レンジで加熱したひらたけと長芋に、みずみずしい水菜を合わせてピリ辛だれで和えました。

ひらたけの卵炒め

ひらたけと卵があれば簡単にできる炒め物です。
ふわふわ卵とひらたけの食感がクセになる一品です。

ひらたけと豚肉のオイスター炒め

豚バラ肉とひらたけとピーマンがあったら、こちらのオイスター炒めを作ってみましょう。
ご飯にもお酒にも合う、簡単にできる中華レシピです。

ひらたけの和風パスタ

たっぷりのひらたけと豚肉で、ボリューム満点の和風パスタに仕上げました。
にんにくの風味とかつお節の旨味がたまりません。

ひらたけサンラータン

ひらたけとにんじんと豚肉でサンラータン風に仕上げました。
ピリ辛スープにふわふわ卵で具だくさんな一品です。

【まつたけ】

まつたけは、日本では「きのこの王様」と呼ばれることもある高級きのこです。
また、香りを楽しむきのこともいわれ、その香りはマツタケオールという成分が由来です。

まつたけは菌根性のきのこで、アカマツの根に寄生するきのこです。
人工栽培が難しいため高価なきのこで、旬は夏から秋にかけてです。

香りを楽しむまつたけは、焼いたり蒸したりする調理法がおすすめです。

まつたけのホイル焼き

まつたけの香りと風味を贅沢に味わえるホイル焼きです。
お酒と醤油だけでシンプルに仕上げます。

お鍋で土瓶蒸し

まつたけといえば定番の土瓶蒸しです。
土瓶がなくても、いつものお鍋で手軽に作れます。

焼きまつたけの混ぜご飯

焼いたまつたけをご飯に混ぜ合わせることで、まつたけの香ばしさが感じられるご飯です。
仕上げに三つ葉を乗せましょう。

松茸のお吸い物

まつたけが手に入ったら、まず味わいたいのがお吸い物です。
まつたけとだしの旨味を存分に味わえるレシピです。

旨味たっぷり!いろいろなきのこ料理で食卓を飾ろう

この記事では、きのこの種類や人気のきのこレシピをご紹介しました。
きのこには多くの種類があり、人工栽培が可能な品種は一年中流通していて簡単に手に入るので、とても使いやすい食材です。

きのこによっても風味や味わい、食感が異なるので、いろいろと食べ比べてみるのもよさそうですね。
さまざまな料理に活用して、きのこの旨味を味わいましょう。

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